ヤノベケンジ×タカラスタンダード「SHIP'S CAT (Mirror)」発売

ヤノベケンジ氏の代表作「シップス・キャット」がモデルの鏡で暮らしにアートを

タカラスタンダード株式会社

システムキッチン・バスを中心とした住宅設備機器メーカー・タカラスタンダード株式会社(本社:大阪市城東区、代表取締役社長:渡辺岳夫)は、現代美術作家・ヤノベケンジ氏とコラボレーションし、ヤノベ氏の代表作で「旅の守り神」という巨大な猫の「シップス・キャット」を再現した鏡「SHIP'S CAT (Mirror)/シップス・キャット・ミラー」を1000個限定で、2024年6月28日(金)より発売します。なお、4月5日(金)よりGINZA SIXにて展示されるヤノベケンジ氏の新作アート「BIG CAT BANG」公開に合わせて開設される、同施設内ポップアップストア「BIG CAT BANG」 LIMITED SHOPにて4月14日(日)まで20個限定で先行販売を行います。


タカラスタンダードは、アーティスト支援による社会貢献活動と「高品位ホーロー」の新たな価値創造を目的として、2022年8月に「ホーロー×アートプロジェクト」を発足。アーティストの方とのコラボレーションによって自社にはない発想やチャレンジが生まれること、それによってホーローの可能性がこれまで以上に広がることを目的に、さまざまな取り組みを行ってきました。

今回、暮らしの中にアートを取り入れて身近に感じてほしいというヤノベ氏の思いと、ホーローを通じて皆さまの暮らしを豊かなものにしたい、というタカラスタンダードの思いが一致し、ホーローアートパネルを応用した鏡である「シップス・キャット・ミラー」を発売する運びとなりました。

2024年4月5日(金)から14日(日)までGINZA SIX 2F三原テラスの「BIG CAT BANG」LIMITED SHOPにて、さまざまな宇宙猫グッズと共に20個限定で先行販売を開始。その後、6月28日(金)からタカラスタンダードECサイトや大阪中之島美術館ミュージアムショップなどでご購入いただけます。



ヤノベ氏は鉄や鉛、アルミといった金属を用いて、実際に動かせたり乗ったりすることができる実機能を持ち、ユニークな生活必需品や機械彫刻を制作する作家として、1990年代初頭より活動を開始。金属や機械彫刻をベースに作品制作を行う中で、鉄がベースとなっているホーローにも長らく関心をお持ちでした。

 今回の取り組みにあたってタカラスタンダード独自の「高品位ホーロー」に触れていただき、アート作品の素材としての可能性も感じていただいた結果、本製品の開発と発売が実現しました。



本製品のモデルとなっているのは、2022 年に開館した大阪中之島美術館に設置されているヤノベ氏の作品「SHIP’S CAT(Muse)」。人々のさまざまな旅の安全を見守り、地域に福を呼び込む巨大猫のモニュメントとしても親しまれているヤノベ氏の「シップス・キャット」は、2017年の登場から国内外で人気を集める現代アート作品です。魔除けや不老長寿を象徴する色として、古代より宮殿や神社仏閣に多く用いられてきた朱色のスーツをまとった「シップス・キャット」が、同じく魔除けとしての役割を担うと言われている鏡になりました。「SHIP’S CAT(Mirror)」は暮らしの安全を見守りながら、周囲の風景やさまざまな生活シーンの中にある美を映し出します。現代アートを身近に感じていただくだけではなく、皆さまの暮らしに寄り添った製品をお届けしたい、という住宅設備機器メーカーとしての思いも込められています。


日常で楽しんでいただけるアートプロダクトとしてはもちろん、ヘルメットとブーツ部分がミラー素材でできているので、サニタリーのサブミラーや、玄関先でのお出かけ前のチラ見ミラーとしても最適。鮮やかな朱色のスーツや愛らしい猫の顔は、耐久性が高く清掃もしやすいホーローに、独自のインクジェット印刷などを用いて表現しているので、永く暮らしを彩ります。


また今回、タカラスタンダードとしても新しいホーローの形状に挑戦しました。従来、ホーローパネルの形状は直線で囲まれた多角形のみでしたが、レーザー加工技術を応用することで、同作品の特徴である滑らかな曲線が美しいシルエットの実現に成功しました。当社が曲線を用いた形状のホーローパネルを量産製品として発売するのは今回が初めてとなります。


タカラスタンダードは、これからも独自のホーロー技術を通じてより多くの人により心地よい暮らしをお届けすると共に、ホーローを通じた社会貢献活動に積極的に取り組んでまいります。


■ヤノベケンジ氏について

京都芸術大学美術工芸学科教授、ウルトラファクトリーディレクター。1965年大阪生まれ。1991年京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。1990年初頭より、「現代社会におけるサヴァイヴァル」をテーマに実機能のある大型機械彫刻を制作。創作の原点は、幼少期に遊び場で過ごした大阪万博跡地「未来の廃墟」。ユーモラスな形態に社会的メッセージを込めた作品群は国内外で評価が高い。2017年より、「シップス・キャット」シリーズの作品制作を開始。「シップス・キャット」とは、大航海時代にネズミから船の貨物を守り、時に船員の心を癒す友として、世界中を旅した「船乗り猫」のこと。混迷する世界に生きる人々を導き守るシンボルとして、航海や旅にまつわる場所を中心に国内外で展示されている。2021年に大阪中之島美術館に「シップス・キャット(ミューズ)」が設置されて以降、インターナショナルオレンジのスーツとステンレスのヘルメットをアイコンに、さまざまなクリエイターとコラボレーションをしたり、メディアを横断したりすることで、彫刻を超えた創造の旅を展開している。

【公式ウェブサイト】 https://yanobe.com


■商品詳細

(1)商品名

 「SHIP'S CAT (Mirror)/シップス・キャット・ミラー」


(2)  販売価格

 ¥33,000(税込)


(3)  商品サイズ、詳細

▶商品サイズ

 (W)182mm×(D) 31mm×(H)558mm ※最大部分

▶素材

・ホーロー(鋼板、ガラス質)

・ミラー(鏡面ステンレス)

▶特徴

 ヤノベケンジ氏の作品にも使われているステンレスリベットで、各素材を接合。


(4)発売日、販売場所※全てなくなり次第販売終了となります

▶先行販売(20個限定)

2024年4月5日(金)~14(日)

GINZA SIX 2F三原テラス「BIG CAT BANG」LIMITED SHOP

▶一般販売

2024年6月28日(金)~ 

・タカラスタンダードECサイト

・大阪中之島美術館 ミュージアムショップ「dot to dot today」

・銀座 蔦屋書店 / 京都 蔦屋書店

・蔦屋書店オンラインストア ※4月15日(月)10:30より予約受付開始

 https://store.tsite.jp/item-detail/art/40021.html


(5)販売個数

1,000個限定 シリアルナンバー付き


(6)商品サイト

https://www.takara-standard.co.jp/brand/yanobekenji

 

(7)備考

・ご購入いただいたお客さまご自身で設置壁面の下地状態を確認して、設置手順に従い確実に行ってください。

・ホーロー部材は焼き物ですので、製造工程上、表面に小さな黒点や端部に黒い線が生じる場合がありますが、品質上問題ありません。

・ミラー部分は、モデルの作品と同様に、リベット固定による歪みがあります。

・定期的なお手入れをしていただくことで、いつまでも美しく保つことができます。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

タカラスタンダード株式会社

14フォロワー

RSS
URL
https://www.takara-standard.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
大阪府大阪市城東区鴫野東 1-2-1
電話番号
06-6962-1500
代表者名
渡辺岳夫
上場
東証1部
資本金
263億5600万円
設立
1912年05月