ゼロトラストポリシーの実施を簡素化する「Illumio for Microsoft Azure Firewall」の一般提供を開始
Azureリソース間のトラフィックの可視化と保護および、ゼロトラスト・セグメンテーションでのファイアウォールのシンプルなルール管理を実現
ゼロトラスト・セグメンテーションの先駆者として市場をリードするIllumio(本社:米国カリフォルニア州、読み方:イルミオ)は本日、ゼロトラストポリシーの実施を簡素化する統合ソリューション「Illumio for Microsoft Azure Firewall」の一般提供を開始することを発表しました。Illumio for Azure Firewallにより、ゼロトラストエンフォースメントポイントとしてAzure Firewall が今までよりも更に使いやすくなり、Azure Firewallで接続するAzureリソース間のあらゆるトラフィックの可視化と保護を実現します。ランサムウェアなどのサイバー攻撃に対するレジリエンスを構築し、セキュリティ投資としてのAzure Firewallのインパクトと価値を最大化します。
組織が侵害リスクの低減やサイバーレジリエンスの構築に着目する中、Azure Firewallはハイブリッドクラウドのエコシステムを横断するデータの出入口として機能し、エンタープライズのクラウド環境での安全性と保護において戦略的な役割を果たします。Illumio for Azure Firewallにより、Azureのリソースやメタデータ、そして関連するIllumioのワークロードとラベルを1対1でマッピングすることが可能となり、クラウド環境の様々な場所の保護を実現します。Illumio for Azure Firewallの特長は以下の通りです。
シンプルなポリシーを作成:Illumio for Azure FirewallがAzureデプロイメントに自動的に適応し、理解や管理がしやすいコンテキストベースの最新セキュリティルールの作成が簡単に行えます。これにより、動的なクラウド環境で変更するIPアドレスやホスト名に縛られたファイアウォールのルール作成に頭を悩ませる必要がなくなります。
アプリケーションのアップタイムが向上:Illumio for Azure Firewallのシミュレーションモードを使って、セキュリティチームがセキュリティポリシーの本番実施前にアプリケーションとワークロードの保護に関するテストを行い、その結果と影響を検証することが可能です。ポリシー適用に問題がないことが確認できたら、Illumio for Azure Firewallコンソールから直接Azure Firewallにデプロイできます。ポリシー適用後に重要なアプリケーションが作動しないのではないかという心配をする必要はありません。
大規模なゼロトラストを実現:ゼロトラスト・セグメンテーションコントロールによって、サイバー攻撃の影響を最小限に抑え、リスクを低減し、レジリエンスを高めます。Azure FirewallとAzureネットワークセキュリティグループ間のあらゆる通信をシンプルなコンテキストベースで可視化し、最も影響を及ぼすセキュリティポリシーを優先付けして実装を支援します。また、Azure Firewall上で最小限の特権アクセス管理を容易に行うことができ、組織のスケールに合わせたゼロトラストを提供します。
Elisaのシニアテクニカルコンサルタントを務めるマルクス・リントゥアラ(Markus Lintuala)氏とミカ・ヴィルポ(Mika Vilpo)氏は次のように述べています。「Illumio for Microsoft Azure Firewallは、従来のファイアウォール管理を刷新する効率的なアプローチであり、ルール管理にはネイティブパブリッククラウドのメタデータを活用します。トラフィックを可視化して管理することができ、指定されたトラフィックには必要な特定のポートのみを開放するような運用方法に変わることでしょう。」
マイクロソフトのゼネラルマネージャーを務めるナラヤン・アンナマライ(Narayan Annamalai)氏は次のように述べています。「Illumio for Microsoft Azure Firewallによりゼロトラストの適用が容易に行えるため、ファイアウォールのポリシー管理のモダナイゼーションが促進されます。Illumio for Azure Firewallは、ゼロトラスト・セグメンテーション機能をファイアウォールに拡張し、 Azureユーザーが確実に適切な保護を動的なセキュリティポリシーに導入できるよう支援します。」
Illumioの最高製品責任者を務めるマリオ・エスピノザ(Mario Espinoza)は次のように述べています。「私たちを取り巻く世界はますますダイナミックでハイブリッドな環境になっており、組織はよりレジリエントなセキュリティポスチャーを実現するために、迅速にゼロトラストポリシーを導入する必要があります。Microsoft Azureとの提携によって、Azure Firewallのすべてのユーザー向けにゼロトラスト・セグメンテーションの可視性と俊敏性を拡張します。組織はセキュリティポリシーの実施をより簡易的に迅速に行うことで、リスクを低減し、セキュリティ戦略からさらに大きな効果を得ることができます。ゼロトラスト・セグメンテーションコントロールの重要性がたかまっていることが立証されたことは、非常に喜ばしいことです。」
なお、Illumio for Azure Firewallは、Microsoft Azure Marketplace( https://www.illumio.com/news/press-releases/azure-marketplace )で入手できます。
また、Illumio for Microsoft Azureについての詳細は、こちら( https://www.illumio.com/products/illumio-for-azure-firewall )から確認できます。
Illumioについて
Illumioは、ゼロトラスト・セグメンテーションの先駆者として市場をリードしています。サイバー被害に発展する前に侵害を封じ込め、ゼロトラストのセキュリティモデル専用に設計された実証済みのセグメンテーション技術を用いて、企業や組織の基幹業務アプリケーションと貴重なデジタル資産を保護します。Illumioのランサムウェア対策やセグメンテーションソリューションは、クラウドネイティブアプリ、ハイブリッド/マルチクラウド環境、データセンター、エンドポイントに至るまで横断的にリスクを可視化し、攻撃を隔離してデータを保護することで、世界中の大手企業や組織のサイバーレジリエンス強化と、リスク低減を支援しています。
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