Mirakl(ミラクル)、プラットフォームビジネスの黒字化、および年間経常収益20%増を達成(抄訳版)

Mirakl

・Mirakl Platformを通じた年間流通金額(GMV)は86億ドル(約1兆3千億円*)と、前年比50%増の記録的な成長を達成 *為替レートを148円/ドルで算出
・年間経常収益(ARR)は20%増の1億6,000万ドル(約240億円)
・2023年第4四半期にMirakl Platformの黒字化を達成
・新しいソリューションであるMirakl Suiteが世界的に支持され、Mirakl AdsとMirakl Payoutが顧客サイトでの稼働を開始、またMirakl Ads、Mirakl Payout、Mirakl Target2Sell、Mirakl Connectで65件の契約を締結
・AMI(Artificial Mirakl Intelligence)と340の新機能をリリース

ボストン/パリ(2024年2月7日) - 革新的プラットフォームビジネスの世界的リーダーであるMiraklは、本日、2023年度の業績を発表し、継続的な成長と、主力製品であるMirakl Platformが初の黒字化を達成したことを発表しました。

2023年の業績ハイライト

  • Miraklが提供するマーケットプレイス・プラットフォームで取引されたGMVは86億ドル(約1兆3千億円)を突破し、前年比50%増という記録的な成長。

  • 困難な市場環境にもかかわらず、Miraklの ARR は約1億6,000 万ドル(約240億円)となり、20%増の堅調な成長

  • Miraklの主力製品であるMirakl Platformは、2023年に継続的な売上を生み出し、2023年第4四半期に黒字化を達成

  • Mirakl AdsとMirakl Payoutが初めて顧客での運用段階に入り、Miraklの顧客におけるさらなる収益の機会を創出しました。また、Mirakl SuiteへのTarget2Sellの統合が完了し、Mirakl Adsとの相乗効果を実現

  • Miraklは、潜在的な買収資金を調達するため、1億ユーロ(約160億円*)の回転信用枠の確保に成功し、財務面の成熟性を実証 *為替レート 160円/ユーロで算出

2023年の記録的なGMV成長と新規顧客数
Miraklは2023年11月に月間GMVで過去最高額となる10億ドル(約1,480億円)を達成しました。2023年に30以上のMiraklを採用したプラットフォームがGMV1億ドル(約148億円)を突破し、企業が大規模かつ長期的な成長の実現を可能にするソリューションとして、市場のリーダーとしてのMiraklのポジショニングを確固たるものにしました。さらに、複数の事業者が初めて年間GMVで5億ドル(約740億円)を突破しています。


2023年、Asos、Baby Bunting、BestSecret、Bloomingdales、Business France、Cencora(旧AmerisourceBergen)、Driven Brands、Freedom Furniture、UFAなど、数十社の大手グローバル企業や急成長中の企業が、Miraklのマーケットプレイス、ドロップシップ、パーソナライゼーション、ペイメント、カタログマネージメント機能を実装し、クライアントとなりました。


また、2023年には、Miraklのマーケットプレイス・プラットフォームで販売するため、Aubert, Balmain, Burberry, Groupe Beaumanoir, Karcher, Songmics Home, Whirlpool, and Zadig & Voltaireなど、何百もの一流グローバルブランドがMirakl Connectに加わりました。


共同CEOのコメント

Miraklの共同創業者兼CEOのPhilippe Corrotは次のように述べています。

「プラットフォームはeコマースの未来ですが、マーケットプレイスの構築は真のプラットフォームビジネス戦略の1要素に過ぎません。Miraklの一連のソリューションが成長することによって、私たちのお客様が、より包括的なアプローチを取り、成長と収益性を最大化させることが可能になります。Mirakl Adsの開始とHavasとの新たなグローバル・パートナーシップの締結によって、2024年に飛躍的に成長が望まれるリテールメディアのエコシステムにおいて、Miraklはリーディング・プレイヤーになることができます。当社の一連のソリューションが成長し、Mirakl Platformの成熟度が財務的に増すことで、Miraklの事業は持続可能かつ収益性の高いものとなり、マーケットプレイス運営事業者の新たな収益源獲得を支援するという独自の地位を確固たるものとしています。」


Miraklの共同創業者兼CEOのAdrien Nussenbaumは次のように述べています。

「2023年はMiraklにとって成熟の年でした。世界的なテック・エコシステムが高い市場圧力に直面したにもかかわらず、年間経常収益を大幅に増加し、財務的にも自立することができました。最も重要なことは、この成長がMiraklを利用してeコマースを展開する450社以上の企業に対して、当社が真の価値を創造していることを示しているということです。オンラインによる販売は2024年に成長すると予測されていますが、消費者の期待も同様に高まっており、顧客を惹きつけて売上につなげるために、企業はさらに厳しい競争を強いられています。決済から、パーソナライゼーション、広告、ドロップシップ、マーケットプレイス、カタログマネージメントまで、Mirakl suiteは顧客のあらゆるニーズに対応し、デジタル世界での成功を支援します。」


AIへの投資を増加

2023年、MiraklはMirakl suite全体にArtificial Mirakl Intelligence (AMI)を導入し、AIにおけるリーダーシップの強化と、顧客のAIのビジネス価値向上を果たしました。

  • AMIは現在、Mirakl Platform、Mirakl Catalog Platform、Mirakl Target2Sell、およびMirakl Adsに採用。Mirakl Suiteにおける次世代の人工知能を代表するAMIは、最も重要な領域において高い信頼レベルと高品質のアウトプットを優先しており、すでにカタログのオンボーディングを14倍加速、パーソナライゼーションによるコンバージョンを15%増加、カスタマーケアのインシデント解決にかかる時間の90%短縮を実現

  • Miraklは、生成型人工知能(AI)を統合した初のマーケットプレイス・テクノロジー・プロバイダー。Miraklの顧客は、生成型AIで開発された機能を通じ、商品カタログのデータ品質と完全性を高め、検索エンジンランキング(SEO)を向上、商品タイトル、説明、属性を最適化してコンバージョンを自動的に増やすことが可能。また、AIを活用した翻訳により、マニュアル作業の労力とコストを削減、新たな地域での大規模な事業拡大を支援。さらにMiraklは、Mirakl AIを使った他の新機能についても検討中


リテールメディアにおける優位性の強化

MiraklのAI搭載プラットフォームは2023年の次世代リテールメディアをリードし、同社のユニークなポジショニングを活用して、月間約20億のウェブサイトトラフィクに相当する450以上の企業と10万以上の販売事業者のエコシステムとを繋ぎ込みました。2023年のMirakl Adsの一般提供開始に続いて、Miraklはリテールメディアにおけるテクノロジー・リーダーシップを拡大し続けています。

  • 2023年9月以降、欧州および米国で新たに10社の企業がMirakl Adsの契約を締結

  • Havasグループとのグローバル・パートナーシップの開始により、最も強力な独立系リテールメディア・ネットワークが構築され、世界中のブランドにMiraklの最先端テクノロジー・スイートへのシームレスなアクセスを提供

  • すでに100%の販売事業者がバックオフィスでMirakl Adsに直接アクセス可能


製品のイノベーションを促進

2023年、Miraklはソリューション・スイートの革新、安定、そして安全性を強化しました。

  • 2023年には、Mirakl Ads内のスポンサー製品の掲出、Mirakl Platform内のMirakl Insightsの開始、Mirakl Catalog Platformの導入などの主要製品のアップデートを含め、スイート全体で340以上の新機能と機能強化をリリース

  • サイバーウィーク商戦のピーク時には、Miraklは毎秒65件の注文を処理し、25億件のAPIコール(2022年比56%増)と340億件の製品アップデート(2022年比48%増)を処理しながらも、100%の稼働時間を維持

  • Mirakl AdsとMirakl Payoutが初めて顧客に展開され、新たな収益源と重要な収益化の機会を提供

  • Target2SellをMiraklの一連のソリューションに統合し、特にMirakl Adsとの新たな相乗効果を創出

  • 事業継続管理の ISO 22301 認証を取得した最初のテクノロジー企業のひとつとなり、ISO 27001、ISO 27018、SOC 1 Type II、SOC 2 Type IIの既存の認証に加え、市場で最も完全なセキュリティ認証を有するプロバイダーとしてのMiraklの地位を維持


デジタルによる成長を推進するテクノロジーパートナーとして、Miraklのリーダーシップを強化

Miraklは2023年にテック・エコシステムにおける地位を向上させ、以下のようなエンタープライズ・テクノロジーおよびeコマースのリーダー企業との新たなパートナーシップを構築しました。

  • MACHアライアンスの公式メンバーとなり、マイクロサービス主導のAPIファースト・プラットフォーム・アーキテクチャを採用。これにより、将来性のあるオープンかつ最高のエンタープライズ・テクノロジー・エコシステムを構築するというMiraklの長年のコミットメントを強化

  • 製品データの収集、管理、強化ツールを提供するMirakl Catalog Platformを立ち上げ。これにより、サプライヤーカタログの統合がより迅速かつ柔軟になり、業務効率とバイヤー体験が向上

  • Amazon Multi-Channel Fulfillment、Adobe、Salesforce Commerce Cloud向けのコネクタを含む、Mirakl Connectを通じた販売事業者向けの新しいコネクタを導入。企業が自社のeコマースのバックオフィスからMirakl採用のマーケットプレイス・プラットフォームでの直接販売を可能とする方法を増加


社会と環境のサステナビリティに対するMiraklのコミットメントを深化

2023年、Miraklは初のエコバディス認証において、55/100点を獲得、61%台に入り、銅メダルを獲得しました。この実績は、当社の組織における2つの重要な強みを象徴しています。

  • 人権と社会的権利の擁護、および事業における最高の倫理基準の維持に取り組んでいること

  • 2020年以降、Miraklはカーボン・ニュートラルのため、環境問題への取り組みに積極的であること

その取り組みをさらに強化するため、Miraklは以下を約束します。 

  • 2027年までにスコープ1と2の温室効果ガス(GHG)絶対排出量を30%削減


本リリースの原文はこちらから

https://www.mirakl.com/news/mirakl-reaches-profitability-on-its-platform-business-momentum-2023#MiraklMomentum2023


Mirakl(ミラクル)について

Miraklは、業界をリードする最先端のエンタープライズマーケットプレイス構築向けSaaSプラットフォームを提供しています。Miraklは、B2BやB2Cを問わず、あらゆる業界の組織がマーケットプレイスを立ち上げ、高まる顧客の期待を上回るスピードで、確実に事業を展開させることができます。プラットフォームはEコマースにおける新たな競争力であり、世界で最も信頼のおけるブランドが、その包括的なテクノロジーソリューション、専門知識、Mirakl Connectのエコシステムを理由にMiraklを採用し、自社のプラットフォームビジネスモデルを強化しています。Airbus、Decathlon、Best Buy Canada、Carrefour、Catch、Galeries Lafayette、Kroger、Leroy Merlin、Macy’s、Maisons du Monde、MediaMarkt、Sonepar、Toyota Material Handling、三菱電機などの企業が、規模、アジリティを強化し、変化するeコマースの世界で成功しています。詳しくはこちらをご覧ください。

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会社概要

Mirakl株式会社

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URL
https://www.mirakl.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂赤坂9丁目7番1号 ミッドタウン・タワー18階
電話番号
03-6625-5398
代表者名
佐藤恭平
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年12月