日本初!*家族介護者を支援する、高齢者と若者の世代間交流マッチングサービス「まごとも」アプリリリースします!

令和7年5月31日に 京都大学発スタートアップ株式会社whickerは、高齢者と学生をつなぐ日本初のCtoC交流マッチングアプリ「まごとも」を正式にリリースします。

株式会社 whicker

高齢者と若者をマッチングしてつなぐアプリ『まごとも』*自社調べ(2025年5月学生と高齢者マッチングアプリにおいて)

『まごとも』について

『まごとも』は、高齢者の孫世代にあたる大学生が高齢者のご自宅などを訪問し、スマホの使い方のサポートや外出支援など、介護保険では対応できない範囲のご要望に応えるとともに、コミュニケーションを通じて「孫と一緒にいるような楽しい時間」を提供することで、高齢者のQOL向上に貢献するサービスです。従来の身体的ケアを中心とした高齢者サービスとは異なり、精神的な充足感に重点を置いているのが特徴です。

依頼者の多くは、高齢の親を持つ家族介護者です。「親の元気がなくなってしまった」「ただ長生きするだけでなく、前向きに自分らしい人生を歩んでほしい」——そのような想いに応え 大学生が高齢者に孫パワーを届けるという、超高齢社会において新しい価値を提供するサービスです。

今回リリースするアプリの機能

今回リリースするアプリは、依頼者による学生の募集から、高齢者と学生のマッチング、サービス利用後の依頼者への報告レポート送信、そして決済に至るまで、すべての流れを自動化したシステムとなっています。

さらに、リスク対策の面でも万全を期しており、損害保険への加入に加えて、学生にはアプリを通した身分証の提出を義務付けるなど、厳格な身元確認を実施しています。また、介護福祉士の監修による研修もアプリ内で受講できる仕組みを整えています。
加えて、サービス利用後の相互評価機能や、学生の問題行為を確認した場合のペナルティ機能など依頼者と学生の双方が安心して継続的に利用できる環境を提供しています。

依頼すると当日の交流の様子が届くレポート機能付き!

『まごとも』が解決する社会課題

現在、核家族化や共働き家庭の増加により、家族介護者による高齢の親への精神的ケアが困難になっています。こうした状況の中で『まごとも』は、孫世代にあたる大学生が高齢者に刺激と活力を提供することで、孤独感を和らげ、高齢者本人だけでなく 高齢の親を持つ家族介護者の幸福度の向上も目指す、新たな世代間交流モデルを実現しています。
サービスのご利用を希望される方や、今後の取り組みにご関心のある記者様のご連絡も受け付けております。

かつては、高齢者の身体的健康への支援は家政婦や介護サービスが、精神的健康への支援は家族が担うという役割分担が存在していました。しかし現代では、核家族化や共働きの進展により、家族による十分な精神的ケアが困難となり、高齢者支援は身体的ケアに偏りがちになっています。『まごとも』は、従来のように介護効率を追求するのではなく、高齢者の心の元気を引き出すことに重点をおいたサービスとなっています。
また、介護に対してネガティブな印象を持ちがちな若者も、「介護」ではなく「交流」「友達」という形をとることで、高齢者との関わりに自然に興味を持ちやすくなります。介護の枠を超え、高齢者の精神的健康を目指すサービスとして、介護業界に新しい風を吹き込むことを目指しています。
さらに『まごとも』は、経済産業省が推進する「OPEN CARE PROJECT」(介護を個人の問題ではなく社会全体の課題と捉える取り組み)において、受賞企業として選出されており、時代のニーズに応える新たなサービスとして評価されています。

『まごとも』と介護サービスの違い

『まごとも』が実現する価値

科学的根拠に基づくサービス

高齢者が若者と交流することで、うつ病のリスクが約80%低下し、孤独感も40%軽減されるという研究結果が報告されており、世代間交流の価値は科学的にも実証されています。
また、世代間交流は高齢者に限らず、 若者にもポジティブな影響を与えると考えられています。こうした影響を科学的に検証するため、弊社では現在、京都大学および京都橘大学と共同研究を進めております。

高齢者と学生 双方のウェルビーイング向上

学生が高齢者に笑顔や前向きな刺激を届け、対等な関係性で交流することで、高齢者の活力や生きがいを引き出します。同時に、学生にとっても、多様な価値観にふれることで新たな視点を得る機会となり、双方のウェルビーイングの向上につながります。

世代間交流の効果

行政・公的機関からの評価と実績

『まごとも』は、京都市のふるさと納税の返礼品に選定されたほか、京都市の総合事業における教育認定機関として認可されるなど、京都市からも意義あるサービスとして高く評価されています。
また 前述のとおり、経済産業省が主催する「OPEN CARE PROJECT」においても受賞実績があり、現在もさまざまな形でご支援をいただいております。

これまでの実績

今後の展開

『まごとも』は、高齢化が深刻な課題となっている日本において、全国展開を目指しています。
また、京都大学や京都橘大学との共同研究を通じて、世代間交流の効果を科学的に検証し、家族介護者への新たな支援モデルの確立を目指していきます。

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】

ご興味のある方は以下の連絡先にご連絡ください。
株式会社whicker(ウィッカー)
本社所在地:〒606-8501京都府京都市左京区吉田本町36番地1 京都大学国際科学イノベーション棟西館 104 ベンチャーインキュベーションセンター内
代表取締役:山本 智一
設立年月日:2022年2月8日
事業概要:高齢者に対する家事代行を含む見守り・生活支援事業
サービスHP:https://whicker.info/
各種SNS:https://lit.link/magotomo
 

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会社概要

URL
https://whicker.info
業種
サービス業
本社所在地
京都府京都市左京区吉田本町 36 番地 1京都大学国際科学イノベーション棟西館 104 ベンチャーインキュベーションセンター内
電話番号
050-6863-7272
代表者名
山本智一
上場
未上場
資本金
50万円
設立
2022年02月