DXセレクション2024で「優良事例」として選出されました！

中小企業へのDX化支援活動を紹介

株式会社コムデック

2024年4月16日 10時00分

「DXセレクション」は、経済産業省が主催する選考制度で、デジタル技術を活用して生産性向上や新たな価値創造に取り組む中堅･中小企業の優良事例を発掘･表彰することを目的としています。このセレクションは今年度から対象が全国の中小企業に拡大され、2024年3月、コムデック株式会社(代表取締役：生田智之)は「優良事例」32社のうちの1社に選出されました。この度の受賞は、中小企業のDX化を成功させたコムデックの取り組みが高く評価されたものです。以下では、デジタル化の最前線で活躍するコムデックのDX戦略と、今後の展望について紹介します。

【中小企業のDXを後押しする経済産業省の取り組み】

経済産業省は、デジタル技術の浸透が進む中、中小企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を促進するため、新たな施策「DXセレクション」を2021年度から開始しました。

近年、AIやIoTなどの先端技術が急速に発達し、デジタル化は企業経営に欠かせない要素となっています。特に生産性向上や新たな付加価値創出のためには、デジタル技術の戦略的な活用が不可欠です。しかし、人的･資金的な制約から、中小企業ではDXへの対応が遅れがちです。

こうした中小企業のデジタル化を後押しするため、経済産業省はDXに取り組む優良事例を「DXセレクション」として選定･公表することとしました。選ばれた企業は、中小企業のDXの先駆けとなるモデルケースと位置づけられ、各地域や業種内での横展開が期待されています。

今年度からは全国の中小企業が選考対象となったことから、コムデックが「優良事例」に選出されました。

【コムデックのDXに対する取り組み】

コムデックは「伊勢からITで日本を元気にする」を目標に、kintoneをはじめとするクラウドサービスの導入･構築･活用の伴走支援を行っています。

コムデックホームページ：https://www.comdec.jp/

しかし、kintoneのように便利なノーコード･ローコードツールが増えている反面、それらの導入や開発支援の価値は相対的に下がっています。そのため、今後もコムデックが顧客企業に貢献していくためには、ビジネスモデルの変革が必要だと考えました。

そこで、ただITツールの導入･開発を支援するだけでなく、顧客企業と一つのチームとなり、経営課題を共有し、事業成長に必要なIT活用力の向上を支援するための組織作りを行っています。

これまでの「IT活用企業」から一歩進んで、「ITを経営の軸として経営革新を実践する企業」へと転換するためには、コムデック自体の成長が不可欠です。その実現のために、OODAループに基づく人材育成、経営者と従業員の連携を強化するガバナンス体制の構築、そしてセキュリティ対策の徹底により、社内のDX推進体制と文化の醸成にも力を入れています。

また、WEBマーケティングを中心としてビジネスモデルの変革のため、オウンドメディアやYouTube運用にも取り組んでいます。

オウンドメディア「コムデックラボ」：https://www.comdec.jp/comdeclab/

YouTube「kintone芸人」：https://www.youtube.com/@kintonegeinin

このようにコムデックは、ITを戦略的に活用し、持続可能な事業成長と革新を目指しています。