スピカコンサルティング、社債発行・購入プラットフォームを運営するSiiibo証券と業務提携し、M&A実施後のオーナーへ社債投資の機会を提供

株式会社スピカコンサルティング

2024年10月16日 10時00分

企業価値を最大化する「バリューアップコンサルティング」と「業界特化型M&A」を提供する株式会社スピカコンサルティング（本社：東京都港区、代表取締役：中原駿男、以下「スピカコンサルティング」）は、社債発行・購入プラットフォームを運営するSiiibo証券株式会社［シーボ証券］（本社：東京都中央区、代表取締役：小村和輝、以下「Siiibo証券」）と業務提携し、M&A（合併・買収）実施後の譲渡オーナーへ、資産運用の選択肢として社債投資の提案を開始いたします。

◆ 本提携の概要とシナジー

スピカコンサルティングがM&A（合併・買収）を支援した譲渡オーナー向けに、譲渡対価を含む資産の運用先として、Siiibo証券が運営・提供するスタートアップなどの未上場企業をはじめとした国内企業への社債投資サービスを紹介いたします。

今回の提携によりスピカコンサルティングでは、M&A後のアフターフォローとして提供している資産運用サポートにSiiibo証券で取り扱う社債投資が加わり、M&A実施後の譲渡オーナーに対するフォロー体制を拡充いたします。Siiibo証券においては、オンライン専業証券会社として自社単独ではアプローチが難しかった層との接点を得ることが可能となり、インカムゲイン型商品への投資機会をより幅広い投資家へ提供できるようになります。

社債投資を検討する投資家層が拡大することで、社債を発行する企業にとっても資金調達の選択肢が広がる事に繋がり、「個性豊かな企業（スタートアップや上場企業）×投資家（M&A譲渡オーナー）」双方にとってのより良い未来への貢献が期待されます。

◆ 業務提携の背景

M&A（合併・買収）に対して「経営難の会社がとる選択」というイメージを持たれている方がいますが、実際は黒字の優良企業が多く、昨今では後継者不在の解決手段や成長戦略の手段として活用されるケースが増えています。そのため、M&Aの実施件数は増加してまいりましたが、多くの経営者にとってM&Aは一生に一度の体験であることは変わりません。こうした背景から、スピカコンサルティングではM&Aの検討から実施、アフターフォローに至るまでのトータルサポートを通じて、譲渡オーナーのニーズに応えるベストな選択のサポートを行ってまいりました。

この度のSiiibo証券とスピカコンサルティングの業務提携は、スピカコンサルティングが譲渡オーナーを対象にM&A後のアフターフォローの一環として提供している資産運用サービスの拡充が目的です。

Siiibo証券は、オンライン上で私募（※）の仕組みを活用した社債の購入・発行プラットフォーム「Siiibo（シーボ）」を運営し、投資家の企業に対する新しい投資・応援手段として、社債活用を推進しています。

（※）有価証券の取得勧誘者を50名未満とすること

M&A実施後のオーナーは自身の経営経験から事業や財務への理解が深いケースが多く、知見や経験を活かせる資産運用として、投資家と企業の間で直接取引を行う「社債投資」と高い親和性があります。この状況から、Siiibo証券とスピカコンサルティングはM&A実施後のオーナーに向けて、上場企業からスタートアップ企業まで幅広い企業への国内社債投資機会を提供するために、事業提携を開始いたしました。

今後もスピカコンサルティングでは、単なる企業と企業のマッチングではない、根本的な課題解決や長期的な企業成長に貢献する高品質なM&A仲介と、企業や経営者の輝く未来に貢献する各種サービスを提供してまいります。

◆ 社債の購入・発行プラットフォーム「Siiibo（シーボ）」を通じた社債投資・資金調達の価値

社債は、投資家が企業に直接投資ができ、定期的に利息を得られる、シンプルで分かりやすい金融商品です。特に、私募によって発行される社債は、企業にとって機密性の高い情報から投資判断をすることができます。従来は「縁故債」とも呼ばれ、発行企業の取引先や社員・家族、代表者の知人・友人といった、企業を長期的に応援したい近しい関係の方々に向けて発行するケースも多くありました。Siiiboは、既知の関係がなくとも私募債の仕組みを活用できる、企業と投資家をつなぐプラットフォームです。投資家は、間に入る事業者のリスクを取らずに、企業を直接応援することができます。

◆ スピカコンサルティングについて

スピカコンサルティングは、「自らが星のように輝きプロフェッショナルファームとして世界を熱狂であふれさせる」という想いのもと、2022年8月23日に設立したM&Aコンサルティング会社です。企業価値を最大化する「バリューアップコンサルティング」と「業界特化型M&A」を提供し、単なる企業と企業のマッチングではなく、根本的な課題解決や長期的な企業成長に貢献する高品質なM&A仲介を提供しています。設立から約1年で、東証グロース上場の株式会社GA technologies（本社：東京都港区、代表取締役社⻑執⾏役員 CEO：樋⼝⿓、証券コード：3491）との経営統合を実施。M&A仲介として顧客企業に提案する、“企業価値向上のためのM&A”を自社みずからが選択しました。現在は、ベンチャー企業でありながら上場企業のコンプライアンス体制や経営資源を活用するハイブリットな企業体制で、中堅・中小企業をはじめとする日本企業の成長に貢献する事業を展開しています。