台湾農産物の魅力を発信 FOODEX JAPAN 2026閉幕、日台連携の新たな一歩
【東京発】アジア最大級の食品見本市 FOODEX JAPAN 2026 が3月13日、東京ビッグサイトで4日間の日程を終え閉幕した。

会期中、台湾農業部が設置した「台湾農水産物パビリオン」は、日本および海外バイヤーの注目を集め、台湾農産物の品質とブランド力を発信する重要な舞台となった。
開幕日の3月10日には、台湾農業部長の陳駿季氏が会場を訪れ、パビリオンの開幕式に出席。台湾各地の企業が出展する農水産物の魅力を紹介し、日本市場との連携強化への期待を示した。
台湾食材の“香り”をテーマに魅力を紹介
今年の台湾パビリオンは「団らんの食卓へようこそ―台湾の農水産物が届ける幸せの味」をテーマに展開。
会場では「米の香り」「果実の香り」「魚介の香り」「お茶の香り」といった“台湾の香り”をキーワードに、台湾各地の特色ある食材を紹介した。
来場者には、冷凍マンゴーダイスや焼き冷凍サツマイモ、キャロットジュース、台湾茶などの人気商品が披露されたほか、高級魚ドラゴンタイガーグルーパー(ハタ類)、台湾産カラスミ、有機ハマグリといった水産物も紹介。台湾産オーガニック醤油を使った料理提案などを通じて、生産地から食卓までをつなぐ「台湾の食の物語」が来場者に伝えられた。
また、台湾で蓬萊米の栽培が定着してから100年を迎えたことを記念し、「台湾好米コーナー」も特設。3社の米生産者が出展し、きめ細かな食感で知られる台湾米を紹介した。会場ではチャーハン、魯肉飯(ルーローハン)などの台湾家庭料理として提供され、多くの来場者がその味を体験した。
さらに、AIを活用した水田モニタリングや精密灌漑などのスマート農業技術も展示され、節水と低炭素化を両立する台湾農業の持続可能な取り組みも紹介された。
加えて、3月11日と13日には、日本人シェフおよびパティシエを招いたライブクッキングイベントも開催された。台湾米やマンゴー、サツマイモなどの台湾食材を活用した料理やデザートの調理デモンストレーションが行われ、会場では出来立ての料理の試食も提供。来場者は台湾食材の魅力を“味”として体験し、多くの来場客で賑わいを見せた。

高雄・梓官産の烏魚子(カラスミ)

台湾食材を活用した料理やデザートの調理デモンストレーション

会期中には駐日代表の李逸洋大使も会場を訪れ、台湾各地の農水産物や加工食品の展示を視察した。(東京ビッグサイト)

(左から)農業科技研究院副院長、株式会社RAINBOW 大岡愛、飲食店オーナー。(FOODEX JAPAN 2026/東京ビッグサイト)
日本市場での販売やPRを強化する
会期中には、日本の流通企業と台湾の輸出団体による協力覚書(MOU)締結も行われた。
日本側からは三越伊勢丹ホールディングス傘下―株式会社MI Foodstyleの代表取締役雨宮隆一氏、貿易企業の株式会社Reproallの代表取締役山口祐輔氏が参加。
台湾側からは輸出団体玉井聯興の理事主席林漢維氏と、台湾南部のマンゴー産地として知られる黄偉哲台南市長が署名し、陳駿季農業部長が調印を見届けた。
この連携により、台南産マンゴーをはじめとする台湾産農産物が日本の百貨店流通チャンネルを通じて安定的に供給される体制づくりが期待されている。

※本プロジェクトにおけるPRおよび商業マッチング業務、ならびに料理デモンストレーションイベントの企画運営は、株式会社RAINBOWが担当した。
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