海上工事や港湾業務の安全管理を支援する、気象・海象予測監視システムを提供開始、新「MetOcean Navi」でより速く正確な判断を
高解像度の膨大なデータを直感的かつ高速・軽快な操作で取得可能に。

日本気象株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:鈴木 武徳、以下 日本気象)は、海上工事や港湾管理をサポートする、気象・海象予測情報に特化したWeb監視システム「MetOcean Navi(メットオーシャン・ナビ)」の大幅な改修を行い、2026年6月11日よりサービスの提供を開始いたします。
リニューアルの背景と目的
厳しい自然環境下で行われる海上工事や運航管理において、正確な気象・海象情報の把握は、安全性の向上や工期遵守の両立に不可欠です。海上における工事では、荒天による作業船の動揺や避難遅れ、作業効率の低下などが懸念されます。また港湾業務においても、船舶が接岸できないことによる荷役停止や、霧による航路閉鎖などの様々なリスクに対して対策を講じる必要があります。
今回のリニューアルでは、これまで洋上風力発電開発の現場で培ってきた知見と実績を基盤に、あらゆる海上工事において幅広く活用いただける汎用性の高いシステムへと進化させました。
さらに海洋土木工事業者や船舶運航会社等からの意見を取り入れ、膨大なデータを直感的に把握できる操作性を徹底的に追求しました。多彩な情報や機能により、現場における迅速で正確な意思決定を支援し、海上業務の負担軽減と利益の最大化に貢献します。
新「MetOcean Navi」の主な特長
1.洋上風力から、あらゆる海上工事へ
特殊な環境下での作業が求められる洋上風力開発で磨かれた機能を、港湾土木や資源開発などの様々なフィールドでご利用いただけます。
マリンワランティサーベイの施工基準に準拠
大規模な投資となる洋上風力発電開発等では、マリンワランティサーベイ(Marine Warranty Survey、以下「MWS」)の基準を満たし、自然災害リスクを低減する必要があります。「Metocean Navi」ではMWSの基準をもとに、風速、波高、視程を含む気象・海象予測を高精度・高頻度で提供します。

2.高度な「地点管理」と、「モデル比較」による判断支援
任意の海域を地点登録することで、その場所の波高、うねり、潮流、風速(高度ごと)、雷、視程、台風情報など、海上作業に必要な情報を、テーブルやグラフで詳細に確認することができます。情報ごとに閾値設定も可能です。最大10日先までの予測を提供し、海上作業に不可欠なデータを網羅しています。
また、MSM/GSMやCWM/GWMなどの複数の気象・海象予測モデルを同一画面で比較できる機能を有しており、より的確な判断を支援します。

3.実務に直結、資料作成を大幅に効率化
現場の要望に応え、印刷機能を大幅に強化しました。予測データをグラフや表などに自由に組み合わせてレイアウトすることができ、気温や波浪などの項目追加やカラー設定など柔軟な設定が可能です。報告書や作業計画書の作成時間を削減し、チーム内での情報共有をスムーズにします。

4.現場に最適化したUI/UX、直感的で軽快な動作環境
システムの基本設計を見直し、膨大な気象データを扱いながらも、現場のストレスとならないスムーズで軽快な操作を実現しました。
マップ上への風向や波向の「アニメーション表示」や「等圧線表示」などのオーバーレイ機能を強化し、情報を直感的に把握することが可能です。また、「NOWPHAS(全国港湾海洋波浪情報網)表示」を活用することで、各地点の実況データと予測データの比較・判断が容易になりました。広域の気象変化も直感的に捉えることが可能な「3D地球儀表示」やライト・ダークモードへの切り替えなど、利用環境に合わせた多様な表示設定が可能です。

5.独自波浪予測モデルによる高精度な予測(近日導入予定)
独自の解析モデルを用いたさらに高精度な波浪予測を近日導入予定です。これにより、海象リスクをより詳細に把握し、さらなる安全性の向上と効率化を強力にバックアップします。「MetOcean Navi」は今後も現場のニーズに応える機能拡充や改善を行ってまいります。
サービス概要
サービス名 : MetOcean Navi(メットオーシャン・ナビ)
主な提供情報:
<海象> 波高、波周期、波向、うねり、潮流、潮汐、津波予報など
<気象> 風向・風速(高度別)、気温、降水量、雨雲、天気、発雷確率、視程、竜巻、台風情報、
衛星画像など
開発・運営 : 日本気象株式会社
https://n-kishou.com/corp/service/app/business/metocean_navi/
日本気象株式会社 概要
日本気象株式会社は、長年にわたり培ってきた気象に関わる知見を活かし、天気予報、防災、環境、エネルギー、データサイエンスなど、幅広い事業を展開しています。人々の安全・安心な暮らしと、社会の発展に貢献することを目指しています。気象・海象の調査・シミュレーションにおいても全国で多くの実績を持っています。
本社所在地: 大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪タワーA 29F
代表者 : 代表取締役社長 鈴木 武徳
URL : https://n-kishou.com
取得認証 :
気象予報業務許可
建設コンサルタント登録 建設部門
情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)(本社・東京オフィス)
厚生労働省「くるみん」認定
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