デジタル証明書アプリ「proovy」が神戸情報大学院大学に正式導入

教育機関のデジタル化をDID/VC技術を用いて推進

株式会社Recept

2024年9月10日 14時00分

株式会社Receptが提供するスマートフォンアプリ「proovy」が神戸情報大学院大学様に導入されることが決定いたしました。

提供機能に関して

今回の導入により、神戸情報大学院大学様のデジタル学生証がproovy内で発行され、生徒の皆さまはproovyアプリを通して学校公認のデジタル学生証を管理することができます。

proovy独自の受け取りプロセスを開発しており、学校側・生徒側の双方に複雑な操作を強いることなく安全にデジタル学生証を配布する仕組みを備えております。

デジタル学生証のデータは、proovyアプリを通じて項目単位で外部提示できます。

学生証の券面を目検するシーンがまだ多い現状も踏まえ、スクリーンショットや偽装画像の作成を困難にする独自仕様も入れております。

proovyが教育現場において実現するイノベーション

proovyはデジタル証明書のスタンダード技術であるDID/VCをベースに構築されております。

DID/VCはまだ社会実装レベルとしては黎明期の技術ではありますが、教育領域は活用が目される一丁目一番地であり、大きなイノベーションを起こしうる領域だと考えております。

利便性と安全性の高度な両立

DID/VCの特徴は多岐に渡りますが、例えば証明書に含まれるデータを「項目単位で」「電子的に」外部提示できる仕組みを備えており、券面撮影データの共有などで発生していた「本来不要であるデータがネットワークに流れるリスク」を排除できます。

データの偽装や真正性、発行者情報を検証できる仕組みも備えており、データを受け取る側も偽装や成りすましによって損失を被るリスクを大きく低減させられます。

当社が推進する理由

当社はDID/VCをコア技術として取り扱うスタートアップであり、アジアで二番目となる国際認証を取得した本領域におけるリーディングカンパニーです。

参考プレス

当社はDID/VCを実社会に普及させることを特に意識しており、DID/VC技術を認知して活用を検討される企業、デジタル化の文脈でソリューションを探される教育機関や資格団体など、幅広い事業者との提携を進めております。

これまで民間企業によるDID/VCの取り組みが実証実験止まりとなっていた現状も踏まえ、「分かりやすく社会のペインを開発する」施策を次々と届けてまいります。

お問い合わせに関して

proovyのデジタル学生証機能に関して、学生証機能の専用ページから問合せを受付けております。

◆学生証機能ページ

（メールでのお問合せ先：contact@recept.earth）

現在、通常30万円～の初期費用を含めて完全無償でデジタル学生証機能を提供するキャンペーンを実施しております。

本キャンペーンは12月末まで（もしくは当社が規定する上限校数まで）となりますので、関心のある教育機関様はお早めにご連絡ください。中学校から大学、専門学校、日本語学校まで幅広く導入希望をいただいております。

また当社との協業を検討いただけるベンダー様も是非ご連絡ください。

神戸情報大学院大学(KIC)について

2005年に設立。神戸電子専門学校を運営する「学校法人コンピュータ総合学園」が母体の専門職大学院です。

日本政府奨学制度「アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ」等を通して、これまで世界から100ヵ国以上、特にアフリカからは38ヶ国から272名の留学生（2024年9月現在・短期研修員を含む）を受け入れて参りました。修了生は神戸、日本、アフリカ、及び世界各地で活躍しています。

近年、「日本／世界銀行共同大学院奨学金制度（JJ/WBGSP）」採択（※他採択大学はハーバード、コロンビア、コーネル、MIT、東京大学等2020～2021年度））、第7回アフリカ開発会議（TICAD/2019）開会式にて、安倍晋三首相（当時）が「神戸情報大学院大学のアフリカ人材育成への多大な貢献」を直接言及、独立行政法人国際協力機構（JICA）理事長賞（2019）受賞他実績多数。