東京大学 松尾豊教授が株式会社Spark+の技術顧問に就任
人工知能・ウェブ工学の権威 技術顧問に就任
“AIで産業課題解決に挑む”株式会社Spark+(本社所在地:東京都文京区、代表取締役社長:本田 純平、以下「Spark+」)は、このたび、東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻教授/一般社団法人日本ディープラーニング協会理事長 松尾豊氏が技術顧問に就任したことをお知らせします。

就任の背景
Spark+は「日本の飛躍に火をつける」というミッションのもと、製造業界を中心にAI技術を活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューションを提供しています。東京大学を始めとする研究機関にてAIの研究・実装を行ってきたメンバーを中心に、多数のプロダクト開発実績を有する、産業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するプロフェッショナル集団です。
Spark+は創業後わずか3ヶ月で業界最大手メーカーとの協業を開始するなど、急速な成長と進化を遂げているスタートアップの1社になります。
この度、Spark+の技術顧問に就任した松尾豊氏は人工知能、ディープラーニング、ウェブマイニング、深層学習を専門分野とし、これらの分野で多くの業績を上げています。その業績により人工知能学会から論文賞や功労賞など数々の賞を受賞されています。松尾・岩澤研究室(以下、松尾研)では、「知能を創る」ことをビジョンに掲げ、ディープラーニングの研究を推進されています。特に、世界モデルやロボット研究、大規模言語モデル、脳とAIの融合に関する研究が盛んに行われています。その中で、産学連携や起業家育成にも力を入れており、松尾研からは多くのAI関連スタートアップが誕生しています。こうした日本のAI研究とその応用推進に関わる多くの活動を通じて、松尾豊氏はAI技術の発展と社会実装、そして次世代の人材育成において重要な役割を果たしています。
Spark+は、技術顧問に就任した松尾豊氏のご協力を仰ぎながら、AI技術を駆使して日本の産業と社会に新たな活力をもたらすことを目指します。
松尾豊氏コメント

「Spark+は、創業初年度から日本を代表する大手企業とのAIプロジェクトを次々と成功に導いている、高い技術力と事業推進力を持つ期待の松尾研発スタートアップです。製造業界や金融業界を注力業界としながら、マルチモーダルなAIをドメイン特化で活用することで、ビジネス価値を創出しています。また、松尾研のロボティクスチームTRAIL出身のメンバーが多数参画しているスタートアップでもあり、今後はAIアルゴリズムに留まらず、AIロボティクス分野のリーディングカンパニーへの飛躍していくことを願っています。」
松尾豊氏プロフィール
1997年 東京大学工学部電子情報工学科卒業。2002年 同大学院博士課程修了。博士(工学)。同年より、産業技術総合研究所研究員。2005年8月よりスタンフォード大学客員研究員を経て、2007年より、東京大学大学院工学系研究科総合研究機構/知の構造化センター/技術経営戦略学専攻准教授。2014年より、東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 グローバル消費インテリジェンス寄付講座 共同代表・特任准教授。2019年より、東京大学大学院工学系研究科 人工物工学研究センター/技術経営戦略学専攻 教授。専門分野は、人工知能、深層学習、ウェブマイニング。人工知能学会からは論文賞(2002年)、創立20周年記念事業賞(2006年)、現場イノベーション賞(2011年)、功労賞(2013年)の各賞を受賞。人工知能学会では学生編集委員、編集委員を経て、2010年から副編集委員長、2012年から編集委員長・理事。2014年から2018年まで倫理委員長。2017年より日本ディープラーニング協会理事長。2019年よりソフトバンクグループ社外取締役。2021年より新しい資本主義実現会議 有識者構成員。2023年よりAI戦略会議座長。
■ 株式会社Spark+ 会社概要

Spark+は東大 松尾研発スタートアップとして、最先端AI技術を活用したソリューションを提供しています。創業約1年で三菱重工やライフネット生命をはじめとした数多くの大手企業との協働プロジェクトを実施するなどAIを活用したDXサービスを提供しています。
代表者:代表取締役社長 本田 純平
所在地:東京都文京区本郷6-25-14 宗文館ビル3階 (HONGO EGG内)
設立:2024年2月
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