「夢を実現できるRubyのまち・松江」で「MATSUE Tech-Product Award 2025」を初開催！

最優秀賞は「背骨計」－全国の挑戦者が熱いプレゼンを展開ー

松江市で16回にわたり開催されてきた「松江オープンソース活用ビジネスプランコンテスト」が「MATSUE Tech-Product Award」として生まれ変わりました。

オープンソースソフトウェア（OSS）を活用したプロダクト開発が一般化する中、松江市では、産官学金が連携して「オール松江」で事業化をサポートする「MATSUE起業エコシステム」が本格始動。これに伴いコンテストも進化を遂げ、OSS活用度や収益性よりもアイデアの魅力や実現への情熱、取り組みそのものを重視する新たな評価基準へとシフトしました。

初開催となる今回は、全国10都道府県から一般応募（JUMPコース）として59組がエントリー。2025年2月15日（土）、松江テルサを会場に開催された最終審査会では、1次・2次審査を通過した5組と、ハッカソンプログラム「STEPコース」から進んだ5組の計10組が、熱いプレゼンテーションを繰り広げました。

最優秀賞に輝いたのは、橋本 功さん（株式会社GET BACK）の「背骨計」。その他の入賞者は以下のとおりです。

最優秀賞

橋本 功/株式会社GET BACK

PC作業中の姿勢を、顔映像だけで見える化！

「背骨計」

受賞アイデア

「背骨計」は東北大学整形外科の脊椎外科医と共同開発されたアプリで、PC内蔵のWebカメラで撮像する顔映像だけから姿勢を正確に判定できます。

近年デジタル端末作業の激増に伴う姿勢不良と肩こり・腰痛が社会問題となっており、本アプリはそれらを解決すべく開発されました。将来は不良姿勢の記録や警告、さらに医学的根拠のあるストレッチの提案機能などを搭載し、世界中のPCユーザーを背骨から健康にすることを目指します。

受賞コメント

この度本アプリをご評価いただき、最優秀賞と特別賞（アプローチ賞）受賞の栄誉に預かりました。

関係者の方々に深く御礼申し上げます。今後益々増加するデジタル機器使用に対して、

ユーザーの健康を守るアプリとして発展させ、社会実装と普及に努めてまいります。

次回は2026年2月に開催予定。募集開始時期は決定次第、下記ホームページで公開いたします。詳細が固まり次第、随時お知らせします。

新たな一歩を踏み出した「MATSUE Tech-Product Award」。これからも松江からイノベーションを発信し、夢の実現を後押ししていきます。

MATSUE Tech-Product Awardホームページはこちら

本件に関する問い合わせ先

MATSUE Tech-Product Award実行委員会（松江市役所 産業経済部新産業創造課内）

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