【障害者雇用支援月間】「数字合わせ」で終わらせない 障害を疑似体験する90分の謎解き研修
~宇宙警察になりきり、笑いながら学びを深める「謎解きで学ぶダイバーシティ研修」~

9月の「障害者雇用支援月間」にあわせ、株式会社ライズ&プレイ(本社:東京都、代表取締役:和久井香菜子)は、障害を疑似体験しながら謎を解く企業向け研修「謎解きで学ぶダイバーシティ研修」を提供しています。
8月31日、厚生労働省は「障害者雇用ビジネス」への規制導入を検討する案を示しました。障害者雇用ビジネスとは、企業に代わって障害者向けの職場や仕事を用意し、法定雇用率の達成を支援するサービスです。しかし障害のある社員が企業とは関係のない場所で働いている場合、その企業の一員として能力を発揮する機会を得ているとは言えません。
問題の根本を解決するため、ライズ&プレイでは、体験型による研修を提供しています。
本研修では、参加者自身が制約のある状況に身を置き、仲間と協力しながら事件を解決することで、多様な人との協働を考えます。
謎解きで、インクルージョンを体験する研修
「謎解きで学ぶダイバーシティ研修」は、参加者が多様な特性を持つ星から集まった宇宙警察になり、チームで協力して惑星ポヨンで起こる事件を解決する、90分間のプログラムです。
チームには、
視覚に制約のある「ブラインド星人」
聴覚に制約のある「デフ星人」
四肢を自由に動かせない「リム星人」
地球とよく似た能力を持つ「アース星人」
など、異なる特性を持つ仲間が集まります。
事件を解決するためには、「できないこと」に注目するのではなく、「誰が何をできるのか」を理解し、それぞれが持つ情報や力を活かさなければなりません。

謎解きで重要なのは、「情報共有」と「役割分担」です。一人では解けない問題も、異なる情報や視点を持つ仲間と協力することで解決できます。
研修を通して参加者が直面するのは、情報や伝え方のずれから生まれる困難です。
情報を共有できていなかったり、必要な情報を相手にうまく伝えられなかったりすることで、思いがけない困難が生じます。
これは障害者対応だけに起こることではなく、日常的な職場のコミュニケーションでも起こり得ることです。
研修の目的は、疑似体験をきっかけに、多様性を自分ごととして考え、対話することです。
「実際の職場ではどのような困難が起こる(起こっている)のか」
「自分だったらどのような配慮を望むのか」
「何を決めつけず、何を確認すればよいのか」
を参加者同士で考え、対話します。
できること、得意なこと、苦手なことは、障害の有無にかかわらず一人ひとり異なるものです。研修を通じてその違いに気づき、互いの力を活かしながら協働することについて考えます。
障害者雇用から見える<現場に広がる、理解不足のシグナル>
2026年7月、法定雇用率が2.5%から2.7%に引き上げられ、対象企業も従業員40人以上から37.5人以上へと拡大しました。
障害者雇用促進法は、障害のある労働者を「経済社会を構成する労働者の一員」と位置づけ、職業生活の中で能力を発揮する機会を与えることを理念としています。
しかし現場の理解が行き渡っているとは言い難い状況です。
令和7年(2025年)の集計では、法定雇用率を達成している企業は46.0%にとどまり、未達成企業の64.0%は不足人数が0.5人または1人です。裏を返せば、達成している企業も、社員が1人辞めるだけで未達成に転落しかねないのです。
障害者雇用を「採用して終わり」にするのではなく、採用した人が安心して働き続けられる環境を整えることが重要です。
「合理的配慮」の相談で最も多いのは「上司・同僚の障害理解」
出典:厚生労働省「雇用の分野における障害者の差別禁止・合理的配慮の提供義務に係る相談等実績(令和6年度)」


声をあげているのは、圧倒的に障害者本人です。事業主からの相談はまだ全体の1割にも届きません。
相談内容も「上司・同僚の障害理解」「相談体制の整備・コミュニケーション」が上位を占めており、雇用側と当事者との間に大きな意識の差があることがうかがえます。
「法律で決められたから雇う」「雇用率達成のために採用する」という義務感だけでは、すぐに未達成に戻る可能性があり、問題解決にはなりません。
必要なのは、「障害について知ること」だけではなく、チームの中で自分には何ができ、何をするべきかを実感し、そこから他者との関わり方を考えることなのです。
これまでの実施業種・受講者からの評価
企業研修として幅広い業種で実施 受講者満足度は5点満点中4.5点
「謎解きで学ぶダイバーシティ研修」は、これまで幅広い業種で実施されています。
受講者アンケートでは、満足度は5点満点中平均4.5点を獲得しています。
主な実施業種
総合電機メーカー/総合家電メーカー/製薬会社/ゲームソフト開発会社/旅行代理店/出版社電子部品メーカーなど
参加者の声
業務におけるコミュニケーションの進め方について改めて考えさせられました。本研修は単なる謎解きではなく、想定以上に奥深い学びの多い内容でした。
当事者の立場になって実際に考えたり行動を起こさないと気づけない過ごしづらさを感じました。とても素敵なプログラムでした。
障害に対する思い込みや自分の無知に気付いていないことを改めて認識させてくれる素晴らしい会でした。
研修開催について
研修は全国どこでも開催可能です。東京からの交通費、会場をレンタルする場合はそれぞれ実費をいただいております。
謎解き以外の講座はオンライン受講が可能です。
研修の様子や詳細は、下記研修公式サイトをご参照ください。
https://blindwriters.co.jp/training/
料金などのお問い合わせは、下記お問い合わせフォームにて受け付けております。
株式会社ライズ&プレイについて
障害当事者が自立し、責任を持って働く会社です。アクセシブルな謎解きやボードゲームの企画制作を行う「ミステリ・ゲーム部門」、企業向けにダイバーシティ研修を提供する「企業研修部門」、視覚障害をはじめ多様な特性を持つ人材が文字起こしや資料作成、アクセシビリティ監修を担う「ブラインドライターズ事業」で運営しています。
お問い合わせ
担当:和久井香菜子
お問い合わせフォーム:https://forms.gle/4CyXWdG44ku1QtveA
公式サイト:https://blindwriters.co.jp
公式note:https://note.com/riseandplay
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