CAEシミュレーションソフトウェア「STAR-CCM+®」最新版v11.02を世界同時リリース

インタラクティブにデータを可視化するCD-adapcoのSTAR-CCM+ v11.02の新機能により、製品設計の改善のための重要な見解を得ることができます

シーメンスPLMソフトウェア

複合領域エンジニアリングと設計探査ソフトウェアの世界的なプロバイダーであるCD-adapcoは、本日、業界トップのエンジニアリングシミュレーションツールであるSTAR-CCM+®v11.02のリリースをご案内します。本リリースは新しいモデリング機能を提供し、当社のミッションであるお客様のより良い設計をより速く見つけることを一層支援し、生産性とユーザビリティの強化をもたらします。

新リリースは、CD-adapcoのミッションであるお客様のより良い設計をより速く見つけ出すことを一層支援します

 

航空機の着陸時の車輪後部のウェイク航空機の着陸時の車輪後部のウェイク


2016年2月24日、ニューヨーク、ロンドン


複合領域エンジニアリングと設計探査ソフトウェアの世界的なプロバイダーであるCD-adapcoは、本日、業界トップのエンジニアリングシミュレーションツールであるSTAR-CCM+® v11.02のリリースをご案内します。本リリースは新しいモデリング機能を提供し、当社のミッションであるお客様のより良い設計をより速く見つけることを一層支援し、生産性とユーザビリティの強化をもたらします。

CD-adapcoのプロダクトマネージメント上級副社長のJean-Claude Ercolanelliは次のように述べています。『STAR-CCM+ v11は、複合領域設計探査(Multidisciplinary Design eXploration:MDX)へのフォーカスを強化し続けます。』『当社の主な目的は、シミュレーション結果へのお客様の信頼を高めるために必要なツールをお客様に提供し、重要な設計決定を素早くかつ確実に決断することを支援し、マーケットでの競争上の優位性を与えることです。』

この目的を達成するために、STAR-CCM+ v11.02は結果をインタラクティブに探査、問い合わせするための優れた可視化技術である、データフォーカスを導入します。データフォーカスはプロット内の定量的な数値データとシーン内の定性的な可視化データ間のライブでかつインタラクティブなリンクを提供します。定性的な分析と定量的な分析の間のこのリンクにより、製品性能のキーとなる影響に対して簡単かつ効率的に見解を得ることができます。

『完全に新しい方法による解析結果の探査のために、我々は選び抜かれた機能をお客様にご提案しています。』とErcolanelliは述べています。『データフォーカスは、大きな一式の相互依存したデータと複雑な3次元ベクトル場の理解を試みる際にエンジニアが直面する課題に直接取り組みます。ユーザーはシミュレーション結果の解釈を深め、より良い設計を見つけるために必要な、より確かな洞察を得ます。』

STAR-CCM+ v11.02には、CD-adapcoのお客様のためのイノベーションフォーラムである、IdeaStormに投稿されたアイデアを基にした40の新しい機能が含まれてます。これらの機能により結果の信頼性を高め、シミュレーションワークフローを効率化し、そして生産性を向上させます。

>局所サーフェースリメッシング:メッシングパラメータの変更や設計変更の実行時に選択した領域のみリメッシュできます。サーフェースメッシュ生成時間を一桁短縮します。

>DEMの円筒形状粒子:複合粒子とは異なり真の円筒を使用し、錠剤や丸薬のような、代表粒子によりターンアラウンドタイムを減少し、精度を向上します。

>計算レオロジーの共押し出し:複数の材料の複雑なプロセスでの、STAR-CCM+の解析対象範囲を広げます。

>連結された複数ボディの運動:共通の機械継ぎ手により複数パーツを結合することで、複雑な6自由度の剛体運動予測モデル(DFBI: Dynamic Fluid Body Interaction)のシナリオにおいて精度良くモデル化できます。

>回転体の流体-構造連成(FSI):特に船舶産業での解析対象において、スループットでの大きな時間短縮をもたらす、局所回転座標での回転固体パーツのシミュレーションにより、効率的な双方向の流体-構造連成が可能です。

本リリースでは、船体性能評価(EHP)のアップデートを提供し、また仮想製品開発(VPD)ツール群の新しい製品であるAdmixtusが導入されました。AdmixtusをSTAR-CCM+と共に使用することにより、化学とプロセス産業分野のエンジニアはワークフローの自動化を通じて大幅な生産性の向上を体験し、製品開発サイクルの初期において多くの設計を探査する自由を持つことになります。


※新機能およびそのメリットは当社のブログ(http://www.cd-adapco.com/blog)にて詳細を公開しています。

CD-adapcoについて
CD-adapco(http://www.cd-adapco.com)は複合領域設計探査(Multidisciplinary Design eXploration:MDX)のための独自のビジョンを持つグローバルエンジニアリングシミュレーション企業です。エンジニアリングシミュレーションは設計プロセスへの最も信頼性の高い情報の流れを提供し、イノベーションを促進し、製品開発コストを低減します。旗艦製品のSTAR-CCM+®をはじめCD-adapcoのシミュレーションツールは、お客様により良い設計をより速く見つけ出すことを可能とします。CD-adapcoのソリューションは数値流体力学、数値固体力学、伝熱、粒子力学、反応流れ、電気化学、音響やレオロジーを含む幅広いエンジニアリング領域をカバーします。CD-adapcoは平均して、過去3年以上にわたる会計年度において12%以上売上増を達成しました。CD-adapcoでは世界各地にある40オフィスで900名以上の才能ある従業員が働いています。

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会社概要

URL
http://www.siemens.com/mdx
業種
サービス業
本社所在地
神奈川県横浜市港北区新横浜2-3-12 新横浜スクエアビル16階
電話番号
045-475-3285
代表者名
羽部 篤
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2008年08月