博物館クラウド「I.B.MUSEUM SaaS」の利用館(機関)が500館を突破
早稲田システム開発株式会社(東京都新宿区 代表取締役 内田剛史)では、現在、博物館向けクラウド型収蔵品管理システムサービス〈I.B.MUSEUM SaaS〉(※1)を提供しておりますが、本年3月31日時点で導入施設数が500館(機関)を突破いたしましたので、お知らせいたします。
- 突出したユーザ数を誇る事実上の「業界標準」として
弊社は、博物館専業のシステム開発企業として、1992年の設立と同時に収蔵品管理システムのパッケージソフト〈I.B.MUSEUM〉シリーズを展開して参りました。上記のような博物館の多様性に即応してきたカスタマイズのノウハウを背景に、2010年11月、シリーズのクラウド版となる〈I.B.MUSEUM SaaS〉のサービスを開始。クラウド独特の画一的な仕様でありながらデータ分類も管理体系もまったく異なる各館がそれぞれ「自館仕様」を実現可能という画期的な仕組みと、それを初期費用費用ゼロ&追加料金なしの月額使用料3万円のみで導入できる低額な料金設定が反響を呼び、本年3月末時点で導入施設が500館に到達。これは、博物館の収蔵品管理システムとしては突出したユーザ規模となります。
- ミュージアムの情報発信における「ベースキャンプ」へ
- 多岐にわたる導入施設
館種別に見ても、総合博物館や歴史系博物館、美術館や自然科学系の博物館など、プロフィールは実にさまざまです。なお、都市部のみならず全国規模で普及が進んでおり、47の都道府県のうち導入施設がないのは残すところ1県のみにまで広がっています。
- さらに開かれたデータベースを目指して
中でも、近年はWeb API機能の利用が活発になってきました。〈I.B.MUSEUM SaaS〉を活用したデジタルアーカイブ構築事業では、2022年度だけで5件以上の大規模な外部サイトが実現しており、現在も文化資源のデジタルコンテンツを用いるいくつかの外部サービスで連携機能の開発が進行しています。今後は、各ユーザ館のシステムに蓄積された博物館資料にまつわる膨大な情報が数多くのチャネルで配信され、より多くの人々に届けられることになります。
導入施設が500館を突破した〈I.B.MUSEUM SaaS〉は、次なる500館に向けてさらなる発展を続けて参ります。今後の展開にどうぞご注目ください。
【関連URL】
※1 I.B.MUSEUM SaaS http://www.waseda.co.jp/products/saas
※2 社会教育調査 https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00400004&tstat=000001017254
※3 ジャパンサーチ https://jpsearch.go.jp/
※4 ポケット学芸員 https://welcome.mapps.ne.jp/pocket/
※5 MAPPS Gateway https://gateway.jmapps.ne.jp/
【会社概要】
会社名: 早稲田システム開発株式会社
代表者: 内田剛史
所在地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-40-17 Foresight高田馬場4F
設立: 1992年7月
URL: http://www.waseda.co.jp/
すべての画像