名商大ビジネススクール東京校 新規講座 「MBA Plus」開講『Digital Transformation Certificate』
名古屋商科大学ビジネススクール東京校は、常に変化が生じている業界やビジネスを取り巻く環境に対応できるリーダー人材を育成するための新しいExecutive Education講座として、MBA plusを開講しております。
MBA plusは、いわゆるMBA学位課程のカリキュラムで学ぶ科目の応用レベルとして位置づけられ、MBAホルダーの継続学修や、MBAは未修得でも管理職・経営者等ビジネスリーダーが新たな知識や課題の発見に最適の講座です。
昨年10月から、DX(Digital Transformation)をテーマに開講された第1弾に続き、第2弾を2025年1月から開講予定です。第2弾では、「Leading innovation and ethical leadership」をテーマとした3つのセッションで構成され、1セッションごとに全3回の授業が平日夜間(19:00-21:30)に開講予定です。2つ以上のセッションに参加し、かつ、各セッションの出席率が75%以上(2回以上の出席)の方には修了証(Certificate)が発行されます。修了証は、参加者の専門知識とスキルの向上を証明するものです。
各セッションでは、同講座を担当する本学が誇る人気教授が厳選したケースを用いて、ケースメソッドによる討論型の形式で進められます。使用ケースには、最先端の話題も盛り込まれており、最新のビジネストレンドについての洞察も提供します。授業は平日夜間(19:00-21:30)に行われ、本学MBAの目玉であるケースメソッドによる討論型の形式で進められ、体得した知識を実践で使いこなす力も身につけていきます。
MBA plusの参加申し込みは11月15日(金)より受付を開始しております。詳細情報や申込については、本学のウェブサイトをご覧ください。
https://mba.nucba.ac.jp/program/plus/
【開催概要】
募集人数:35名(先着順)
開講時間:平日 19:00-21:30
開講場所:名古屋商科大学ビジネススクール東京校(東京駅前 丸ビル7F 723)
受講資格:役職者(実務経験8年以上が望ましい)
受講費用:45,000円(税別)/講座
*各講座ごとにお申し込みください
時期 |
担当 |
講座名 |
1月 |
加登 豊 |
|
2月 |
磯辺 剛彦 |
|
3月 |
根来 龍之 |
*内容や事例等は都合により変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
■ 危機対応と変革のためのリーダーシップ
ビジネスリーダーには、様々な局面において適切な意思決定を行い、その決定に実効を与えるリーダーシップが不可欠です。本講座では、天災への対応、長期的で継続的な利益獲得を可能とするビジネスの仕組みの構築と運用、そして、近年、続発している品質不祥事に代表される経営不祥事の早期発見と迅速な対応についてケーススタディを通じて検討します。「即時に適切な意思決定を行う組織体制の確立」「優れた仕組みを”真似び”そこから独自の仕組みを作り出す方策」「不祥事の原因究明方法と対応策」について考えます。
開講日 |
とりあげる事例 |
テーマ |
1月16日 |
東日本大震災時のヤマト運輸 |
危機を乗り越える意思決定とリーダーシップ |
1月23日 |
キーエンス:発展の経緯と高収益の秘密 |
高収益企業の経営ロジック |
1月30日 |
品質不祥事や認証不正問題が生じる理由と防ぐための本質的対応 |
経営不祥事への対応 |
□ 担当教員
加登 豊
神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期課程修了(経営学修士)、博士(経営学)。神戸大学大学院経営学研究科教授(元研究科長)、 同志社大学大学院ビジネス研究科 研究科長を経て現職。現在、小野薬品株式会社取締役(独立役員)、神戸すまいまちづくり公社評議員、日本貨物鉄道株式会社第三者委員会委員長、石原ケミカル株式会社独立委員、『メルコ管理会計研究』編集委員を兼務。神戸大学名誉教授。
これまでにノースカロライナ大学、コロラド大学、サンディエゴ州立大学、ゲント大学、ロンドンスクールオブエコノミクス、オックスフォード大学、マンチェスター大学、シェフィールド大学にて客員研究員として研究に従事。 元日本原価計算研究学会 理事長、 日本管理会計学会理事、常務理事、副会長等を歴任。
■ 意思決定者のための戦略論
本講座では、ビジネスリーダーに必要な戦略的マネジメントについて議論することを目的とします。これまで、戦略ポジショニング、組織ケイパビリティ、ビジネスモデル・イノベーションなど、さまざまなコンセプトが提案されていますが、実際に自社の戦略や意思決定に応用することは容易ではありません。ここではケーススタディの手法を用いて、競争戦略の設計図や戦略実行のための意識改革、それを可能にするリーダーシップについて考えていきます。
開講日 |
とりあげる事例 |
テーマ |
2月6日 |
トレーダージョーズ (HBSケース) |
意思決定者のための「競争戦略の枠組み」 |
2月13日 |
玉子屋 (オリジナルケース) |
意思決定者が知るべき「組織能力の戦略」 |
2月28日 |
ヒルティ (HBSケース) |
ポジショニング戦略と意思決定 |
□ 担当教員
磯辺 剛彦
福岡県出身。1981 年慶應義塾大学経済学部卒業、株式会社井筒屋。91 年経営学修士(慶應義塾大学)、96 年経営学博士(同大学)。流通科学大学商学部助教授、99 年教授。2005 年神戸大学経済経営研究所教授を経て、2007 年慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授。2023 年慶應義塾大学名誉教授。同年名古屋商科大学大学院教授。2008 年より一般財団法人企業経営研究所所長を兼務(現在、理事長)。
Associate Editor (Asia Pacific Journal of Management)、Editorial Board (Journal of International Management、Management International Review)を務める。中小企業研究奨励賞(財団法人商工総合研究所)、義塾賞(慶應義塾大学)、国際ビジネス研究学会賞(国際ビジネス研究学会)、 Asia Academy of Management Conference (2004 and 2006) において最優秀論文賞を受賞。
■ リーダーのための経営学理論活用法
有名経営者の言説には、多くの示唆があります。しかし、一方でそこにはその方の特別な「経験」が反映しています。経験は多くのことを教えますが、条件が違った場合の適用性を保証しません。理論は、個々の事例にまたがる一般化をめざします。しかし、その結果、個々の事例の「特殊条件」は捨象され、「ばらつき」や「例外」として処理されます。本講座では、個々の企業における「特殊条件」を捨てずに、理論を参照する方法を事例を使って示したいと思います。
開講日 |
とりあげる事例 |
テーマ |
3月5日 |
稲盛経営、柳井経営、永守経営ほか |
有名経営者のリーダー論は正しいか? |
3月12日 |
リーダーシップ適応理論、リーダーシップ・ メンバーエクスチェンジ、変革型リーダーシップ、 トランスフォーメーショナルリーダー他 |
リーダーシップの理論は 正しいか? |
3月19日 |
大塚家具の事例等をつかって、フレームワーク思考のリスクと限界を考える |
教科書経営は正しいか? |
□ 担当教員
根来 龍之(Director for Executive Education)
京都大学哲学科を卒業後、慶應義塾大学大学院経営管理研究科(MBA)。鉄鋼メーカーや文教大学、そして早稲田大学などでの経験を経て、現在に至る。また、英ハル大学や米カリフォルニア大学バークレー校では客員研究員として在外研究も行う。早稲田大学大学院経営管理研究科長や経営情報学会会長、CRM協議会顧問、国際CIO学会副会長(同学会誌編集長)、組織学会理事・評議員、Systems Practice誌International adviser、Systems Research誌Editorial Board、会計検査院契約監視委員会委員長、JNX運営委員会委員などを歴任しており、経営情報学会論文賞を3回受賞している。
■名商大ビジネススクールについて
1990年に設立され、土日のみでMBAを取得可能な教育課程(日本語・英語)をはじめ、税理士養成課程など、社会人を対象とした実践的なケースメソッドによる経営教育を展開。AACSB、AMBA、EQUISといった三大国際認証を全て取得した国内唯一のトリプルクラウン校として、世界標準の経営教育を東京、大阪、名古屋で実施。2022年10月には世界のトップビジネススクールで構成するPIM(Partnership in International Management)の正会員として承認されました。また、MBAに関する世界三大ランキングとして知られるQSとFTより国内第1位と評価されています。
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