公共空間の再構築を目指す社会実験プロジェクト「WORK PARK PACK」 始動
渋谷川沿い河川空間「渋谷リバーストリート」の実験パートナーと活用アイデアを募集
一般社団法人渋谷未来デザイン(以下、渋谷未来デザイン)は公共空間の再構築を目指す取り組みとして、渋谷川沿い水辺空間「渋谷リバーストリート」利活用の社会実験プロジェクト「WORK PARK PACK(ワークパークパック)」をULTRA PUBLIC PROJECT(※1)と共に、3月1日(金)より開始します。それに伴い、3月31日(日)まで、この渋谷リバーストリートでの実験パートナー及び第一弾の活用アイデアを募集します。実際に採用されたアイデアは、実験アイデアとして社会実験期間内に実現していきます。
背景
都市の価値を左右する公共空間は、管理上の禁止行為にしばられがちで、市民の利活用が進まない課題が見られます。渋谷未来デザインは、利用者目線による空間の管理と活用の自律的な仕組み構築を目指す社会実験を渋谷川沿いからはじめます。この社会実験では、さまざまな主体と連携しながらアイデアを時限的に現場で展開し、定量的データによる裏付けを基に、まちの価値を向上させ文化を育む仕組みを探ります。
渋谷川について
渋谷川は、水面が見える貴重な都市河川として渋谷駅直近に存在し、その支流の河骨川は、唱歌「春の小川」の舞台とされています。2018年に官民連携の渋谷再開発の取り組みにより、この渋谷川に沿って人々のための新しい水辺空間「渋谷リバーストリート」が誕生しました。今後、地域の皆様、働く人、学ぶ人、訪れる人が共にこの渋谷川沿いの文化を形成していくことが期待されています。
WORK PARK PACKプロジェクトについて
「WORK(ワーク)」の意味を広義にとらえ、ビジネスパーソンだけではなく、ここ渋谷で生活、活動するすべての人とオープンにWORKの可能性を創造し議論するプロジェクトです。「パブリックスペース×WORK」を実際の公共空間にて、公共空間の可能性を引き出す道具であるPARK PACK(※2)を活用し、渋谷川沿いならでは利活用のアイデアを検証する社会実験です。
(※1)ULTRA PUBLIC PROJECT とは
Rhizomatiks Architecture、ティー・ワイ・オー、電通ライブの3社のメンバーで⽴ち上げたユニット。Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2018 より、新たに、⽇建設計、プロペラ・アンド・カンパニーが加わる。 “We are the city.”の旗印の下、ハード⾯の開発ではなく、⼈を中⼼にしたさまざまなソフトウエアの視点で街づくりを考え、提案していきます。
(※2)PARK PACK とは
移動式の公園「PARK PACK」は、デザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2018」(2018年10月19日~11月4日)を 主催する東京ミッドタウンより、「みらいの公園」を作ってほしいとのオファーを受け、
イベントのコンテンツとして発案したものです。「PARK PACK」の中に備わったさまざまなツールによって、公園が、あたらしい未来の遊び場になったり、ライブステージに変わったり、ミュージアムになったりと、多様なアクティビティやプログラムに変わります。
<実施概要>
名称: 「WORK PARK PACK」プロジェクト
主催: 一般社団法人渋谷未来デザイン http://fds.or.jp/
共催: ULTRA PUBLIC PROJECT
特別協賛: 東急グループ(2019年3月31日まで)
特別協力: 渋谷ストリーム、Rhizomatiks Architecture、一般財団法人渋谷区観光協会、Frying Tiger Copenhagenを運営するZebra Japan株式会社
後援: 渋谷区
場所: 東京都渋谷区渋谷三丁目23番
社会実験期間: 2019年3月1日(金)〜5月6日(日)(予定)※現時点での予定であり今後延長となる場合があります
同時開催: 「さくらホッとこたつ@渋谷川」主催:渋谷学生ボランティアワークショップ
2019年3月1日(金)(17:00~21:00)〜2日(土)(12:00~21:00)
〈第一弾アイデア募集について〉
期間: 2019年3月1日(金)〜3月31日(日) ※ブース対応時間帯は11:00~18:00
応募方法: WORK PARK PACK内アイデア募集ブースにて
アイデアが採用された場合は、応募者の方にのみご連絡します
〈実験パートナー募集について〉
ご希望の方は、渋谷未来デザインまでお問い合わせください
お問い合わせ先:渋谷未来デザイン info@fds.or.jp
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