【W fund】2号ファンド総額を70億円に増額、東南アジア投資も開始
シードからシリーズAのtoC事業を運営する企業を強力にサポート、東南アジア投資の開始および投資先の海外展開支援も強化
■2号ファンドの増額について
W fundは主に国内のtoC領域特化のファンドとして、ライフスタイル・エンターテインメント・スポーツ分野を中心にこれまで累計102社にシード・アーリーステージからシリーズAのタイミングで投資を実行、1号ファンドからはすでに1社がIPO、4社がM&AでExitしています。
好調な1号ファンドに続き2号ファンドも同様の方針で投資を進めてきましたが、海外の投資先が徐々に増えて累計9社になり、また直近は投資先であるLinQ社運営の「whoo」が全世界で1,000万DLを突破するなど、世界で戦えるサービスが出て来ました。そういった背景もあり、海外での投資・支援活動を強化する必要性を感じたことや、昨今のGenerative AIやブロックチェーン技術の進展に伴う新しいスタートアップの勃興を支援したいと考えたことなどから、20億円の増額に至りました。
<W fund 2号 ファンド概要>
・名称:W fund2号
・設立時期:2021年8月
・運用期間:10年(最大2年の延長可能性あり)
・ファンド総額:70億円(当初は50億円)
・主な出資者:株式会社MIXI
■東南アジア投資の開始について
ファンド創業時より、より多くの人に使われるサービス・ビジネスを支援したいという思いから、「日本発海外にチャレンジする起業家」「海外で起業する日本人起業家」を支援してまいりました。今回、East Venturesで東南アジア投資のサポート経験とネットワークを持つ梅園アマンダがジョインし、電通でグローバルプロジェクトの経験が豊富な高田拳伍とタッグを組むことでグローバル投資の体制が築けたことにより、東南アジアでの投資を本格化させることになりました。
東南アジア投資チーム:高田拳伍
株式会社電通にて、2019年に日本で開催されたラグビーW杯の担当チームに所属。スポンサーシップセールスにおける海外の権利元との交渉や、大会運営業務における海外企業とのアライアンスを担当。2022年1月にW 株式会社に参画。フィットネスや哲学、教育等、幅広くコンシューマーサービスに10社投資を実行。東南アジアにおいても、起業家とともに10年先の未来を描いて、投資実行・投資先支援を推進していく所存。
東南アジア投資チーム:梅園アマンダ
East Venturesなどを経て、2023年3月よりW株式会社に参画。国内・海外の投資業務をはじめ、経理フローや採用〜退職フローの確立、補助金・融資、企業法務等、創業初期に課題となりやすい社内インフラ構築のサポートを行っています。これからは日本と海外を繋ぐキャピタリストとして、より一層起業家と寄り添い少しでも彼ら彼女らの力になることができればと思います。そして、東南アジアでW fundのプレゼンスを高めていくゼロイチの挑戦に心が高鳴っています。
■W株式会社 代表パートナー 新和博からのコメント
不安定な投資環境が続くなかで、更なるチャレンジの機会をいただけたことに感謝しています。約2年前に2号ファンドを設立した当時と比べると、メンバーが増え、ポートフォリオの多様性が広がり、ようやく戦える体制が整いました。少しずつ活動の幅を広げながら、価値のある事業、志の高い経営者をしっかりと支援していきたいと考えています。
■W株式会社 代表パートナー 東明宏からのコメント
2号ファンドを増額させていただくことで、より積極的に投資活動を行っていきます。AIやブロックチェーンなど革新的な技術への投資、また日本・アジア問わず、グローバルに活躍する会社・事業への投資を積極的に行い、支援を強化していきたいと考えています。
■投資検討のお問い合わせについて
シード・アーリーステージからシリーズAのフェーズで積極的に投資検討させていただいています。ご相談は以下よりお願いいたします。
■ W株式会社(W inc.)について
W株式会社は、日本と東南アジアのシード・アーリーステージからシリーズAのtoC事業を運営するスタートアップに投資する独立系ベンチャーキャピタルです。2019年4月に1号ファンドを組成、2021年8月には2号ファンドを組成し、新規投資を積極的に進めてまいりました。累計投資先は100社を超えています。
社 名: W株式会社(W inc.)
代表者: 新 和博、東 明宏
所在地: 東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア
URL : https://w-inc.vc
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