シェア電動キックボードサービス「Wind」、次世代型の電動キックボード「WIND 3.0」 を2月15日より千葉市での公道用実証実験に実装開始 〜ステーションも新たに4箇所増設し利便性が大きく向上〜
世界30都市でシェア電動キックボード事業を展開するWind Mobilityの日本法人、Wind Mobility Japan 株式会社(本社:東京都港区、代表:及川 克己) は、2月15日(土)より、既存の電動キックボードの機体を独自開発で大幅に改良した最新機種「WIND3.0」を千葉市での実証実験に追加配置を開始いたします。
また、新たに美浜区役所、検見川浜駅など4箇所にステーションを増設いたします(下図参照)。今後もステーションは更に増設していく予定です。なお、当面は従来版の電動キックボードと新規の「WIND3.0」との混合実装となりますが、どちらも通常通りアプリ経由でのご利用が可能です。
新型機種となる「WIND3.0」は、昨年の東京モーターショーでの試乗会では1,000名以上の方にご試乗いただき、高いデザイン性とインパクトの強い黄色い機体と共に、安定性の高い快適な乗り心地が話題となりました。今回、千葉市で実施中の日本唯一の公道上でのシェア電動キックボードサービス実証実験の一貫として、最新機種「WIND3.0」を追加導入したサービスとなります。また、合わせて千葉市内に4箇所のステーションを新たに追加し、既存8箇所と合わせ計12箇所のステーションで乗降車が可能となります。
「WIND 3.0」はシェアリング利用を前提に開発したもので、設計からデザイン、製造まで全て自社で設計・開発しています。タイヤが小さい電動キックボードは路面の振動も受けやすく、走行が不安定になりがちですが、従来機より大きな10インチの新型ホイールを採用し、また、新開発のサスペンション機能を取り入れることで、大幅な安定性向上を実現しました。更に、ブレーキを従来の片手でのレバー操作から自転車と同様の両手操作に改良することで、より簡単な操作性と高い安心安全性を実現しました。
<WIND3.0の特長>
- 高い防水・防塵性(IP67)
- シェア専用に開発した高い堅牢・耐久性
- GPS等の通信系統を全て機体内に収納
- 長距離の走行(約60km)
- 従来にない安定走行を実現した10インチホイール
- 路面の振動を吸収・軽減するサスペンション機能
- ブレーキ操作を片手レバー式から自転車式に改良
- 取り外し充電が可能なバッテリーの導入
- ワイヤレス給電対応(予定)
1回のフル充電で約60kmの長距離走行が可能で、ブレーキに両手用自転車型を採用するなど安全面にも配慮しています。バッテリーを本体から取り外して充電することもでき、システム面では、これまで通りユーザーやエリア単位でのスピード設定といった走行制御や、GPSを利用した走行範囲の設定(ジオフェンス)が可能で、走行するエリアの交通状況に合わせ、柔軟な設定をすることが可能です。
千葉市での実証実験は2020年12月末までを予定しています。今後は利用者から得られたデータや運用実績の知見をもとに、シェア電動キックボードサービスが日本国内でどのようなルールの元で運用されるべきか等、日本の道路・交通事情を考慮した具体的な保安基準の提案を行っていきます。
WIND3.0を乗降車できる計12箇所のステーション
シェア電動キックボードサービスには、運用システムの開発と共に、優れたハードウェアの継続的な開発が必要不可欠となります。当社では、シェア電動キックボード専用の研究開発施設で日々研究開発を続けています。
※原動機付自転車扱いのため、実際に配車するモデルはバックミラーやナンバープレートを付けたモデルとなります。
WIND3.0スペック
・サイズ:1228 × 536 ×1186 mm
・重量:29kg
・制限重量:100kg
・最大時速:19km/h
・走行距離:60km程度
・搭載機能:モジュール(GPS / 4G)
参考:主な公道用の実装サービスと実証実験の沿革
2019年3月:さいたま市浦和美園エリアで国内初となる公道走行用の電動キックボードの実装によるシェアリングサービスを開始。
2019年7月:千葉市(国家戦略特区)と共同による実証実験をスタート。千葉市稲毛海浜公園内での実装(園内に3ヶ所のステーションを設置)。
千葉市動物公園内にて無料試乗会を実施。
2019年8月:千葉市海浜幕張駅周辺に3ヶ所のステーションを追加設置。
2019年9月:千葉市動物公園にて電動キックボードを利用した国内初の動物公園内ツアーを実施。
三井不動産レジデンシャル株式会社が管理する幕張ベイパーク内で試乗体験会を開始。
10月:海浜幕張駅周辺に新たに1ヶ所ステーションを増設。
東日本旅客鉄道株式会社が実証実験に参画、JR稲毛海岸駅に新たにステーションを設置。
2019年11月:国土交通省と市川市の協力で「道の駅いちかわ」にて国内初の公道走行の試乗会を開催(11月24日、Wind2.0)。
2019年12月:国土交通省と市川市の協力で「道の駅いちかわ」にて公道走行の試乗会を開催(12月13日〜15日、Wind3.0)。
2020年1月:千葉市での実証実験期間を1年間延長し、更なる実証課題を検証(2020年12月31日まで)。
2020年1月:『新たなモビリティサービスによる「まち」づくり協議会』主催の「次世代モビリティ試乗会」に参加(1月29日、Wind3.0)。
2020年2月:千葉市での実証実験エリアに新規4箇所のステーションを増設、国内初となる次世代版Wind3.0のサービス実装を開始。
WINDは国内普及を目指し、現在千葉市(実証実験中)と浦和美園駅周辺エリアの2箇所でシェアリングサービスを展開しています。
WINDの概要と利用方法
■運営時間:9:00~18:00
■利用対象:18歳以上(原付1種運転免許保持者)
■利用料金:
▼スタンダード料金
・ロック解除100円+25円/1分
▼ライドパス料金(サービス提供時間内に限る)
・1時間パス 850円/時間
・1日パス 2,000円/日
■バッテリー駆動時間:フル充電で約60kmの走行が可能
※ヘルメットは本体に付属(利用無料)されています。
<利用方法>
①専用アプリをダウンロードしてユーザー登録
②各ステーションのスクーターの近くでアプリを起動
③アプリで運転免許証情報を入力しロックを解除して運転開始
④終了時は各地のステーションに戻しロックをかければ終了です
iPhoneアプリ:https://apps.apple.com/jp/app/wind-smart-e-scooter-sharing/id1247826304
Androidアプリ:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.zen.zbike
※運転時には専用アプリにてクレジットカードと運転免許証の登録作業が必要となります。
※必ず運転免許証を所持し、ヘルメットを着用した上で運転してください。
※自賠責保険の書類はバッテリーの外側に装着されています。
※道路交通法を遵守し、万一の事故の際は警察・救急等へすみやかに通報し、損害保険会社へ連絡してださい。
Wind Mobility Japanは、ベルリンを拠点としたシェア電動キックボードのサービスを提供しているWind Mobilityの日本法人です。
Wind Mobility Japan 会社概要
会社名 Wind Mobility Japan株式会社
代表 代表取締役 及川 克己
設立 2018年4月6日
所在地 〒105-6021 東京都港区虎ノ門 4-3-1
城山トラストタワー21F
電話(カスタマーサポート) 005-3132-0031(9:00~18:00)
URL https://jp.wind.co/
https://wind-mobility.jp/
Facebook https://www.facebook.com/Wind-Mobility-Japan-290986438500379/?modal=admin_todo_tour
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プレスリリース一覧 http://wind.site.jp/
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