日本初カセットテープカフェ『CASSE（カッセ）』が渋谷に誕生。レコードカフェRECOCO姉妹店として2025年12月17日グランドオープン！

レコードカフェ「RECOCO」がプロデュースする体験型カフェの新業態

株式会社ポム

2025年12月3日 16時36分

東京渋谷・下北沢においてレコードが聴けるカフェ「RECOCO」ブランドを展開する株式会社ポム（本社：東京都渋谷区、代表取締役：川浦敦也、以下「当社」）は、2025年12月17日、渋谷に日本初※となる“各席でカセットテープが聴けるカフェ「CASSE（カッセ）」”をグランドオープンいたします。

本店舗では、カセットテープを懐古的なアナログメディアとしてだけでなく、現代における新たなカルチャーとして再解釈し、コーヒーとともにゆっくりとその魅力を味わえる空間を提供いたします。

※自社調べ（2025年12月調査）

　日本国内における「各席でカセットテープがヘッドホン視聴できるカセットテープ専門カフェ」として

◼︎人気レコードカフェ「RECOCO」の姉妹店として誕生

世界中からお客様が集まるレコードカフェ「RECOCO」※が新たにプロデュースする、カセットテープを主役に据えた「CASSE」が誕生します。

「RECOCO」が大切に育んできた“アナログを聴く時間の価値”を受け継ぎながら、カセットテープならではの心地よい音質や温かな質感、そしてモノとしての面白さを体験できる、懐かしくも令和の今だからこそ新鮮に感じられるカルチャー空間を目指します。

※レコードカフェ「RECOCO」とは

「レコードを初めてさわる方でも楽しめるカフェ」をコンセプトに、東京の渋谷と下北沢で都内2店舗を展開するレコードカフェ。バリエーション豊富なレコードを揃え、各席にあるレコードプレーヤーが備え付けてあり、ヘッドホンで音楽を楽しみながら、ドリンクやデザートとともにアナログな音楽体験をすることができる。有名アーティストとのタイアップイベントやファッション誌等の撮影場所としても使用され、注目を集めている。

◼︎日本初”カセットテープと過ごす時間”をテーマにした新しいカフェ体験

「CASSE」では、カセットテープならではの音質（煩わしさや不便さも含めて）とともに、ゆったりとした時間をお過ごしいただけるカフェです。カセットテープに触れたことがない方にも、「カセットテープの魅力」を実際に体験していただくことをコンセプトとしています。

当店は、入場料＋1ドリンク制となっており、料金をお支払いいただくと、カセットテーププレーヤーとヘッドホンをお一人様につき1台ずつお貸し出しいたします。

店内のカセットテープ棚からお好きなテープを自由に手に取り、コーヒーを楽しみながらご自身の席でご視聴いただけます。

国内外から厳選したカセットテープを取り揃えており、気分に合わせて選んだ一本を、その場でゆったりと味わえる空間をご用意しています。

◼︎なぜ今、カセットテープなのか

アナログレコード人気の再燃に続き、近年ではカセットテープが“若者”を中心に再び注目を集めています。ストリーミングが当たり前の世代が、逆にその「不便さ」や「手触り」に新鮮さを感じ、カセットテープの魅力を再発見していることが背景にあります。

音楽を“所有し、操作し、聴く”という一連の行為そのものが、デジタルでは得られないアナログならではの没入感を生み出し、若い世代を強く惹きつけています。

また、映画やドラマにおいてカセットテープがキーアイテムとして象徴的に描かれる機会が増えていることも、この再評価に拍車をかけています。

近年、すでにアメリカやイギリスではカセットテープの販売が新たなピークを迎えています。英国レコード産業協会（BPI）の発表によれば、イギリスでのカセット販売は10年連続で増加し、販売本数は2012年の3,823本から2022年には19万5千本を突破しました。　また、音楽業界のセールスを調査しているLuminate社によれば、アメリカにおいても、2022年には販売本数が44万本まで上昇し、2015年と比較すると7年間で約4倍以上の増加となっています。

日本国内でも同様の動きが見られ、カセットテープの国内生産本数は2023年に増加へ転じ、1999年以来24年ぶりの伸びを記録しました。アメリカ・イギリスに続き、日本でもカセットが新たなカルチャームーブメントとして広がりはじめていると言えます。

渋谷というカルチャーの発信地で、日本におけるカセットテープ文化に気軽に触れられる入口となることを目指し、「CASSE（カッセ）」をオープンする運びとなりました。