グラフィソフトは建築確認申請対応済みBIMソフト「Archicad 29」の日本語版リリースを発表
建築/建設が抱える問題を解決する、Graphisoftが提唱する最新のBIMワークフロ

建設産業をリードする設計者のためのBIMソフトウェアソリューションを提供するグラフィソフトジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長トロム ペーテル)は、豊富なソフトウェア、教育、サポート、コミュニティまでを揃え、建築/建設を総合的に支援するBIMソリューションプロバイダーです。
グラフィソフト、2025年製品ポートフォリオを発表 大胆な飛躍
2025年10月9日、建築家のためのBIMソフトウェア・ソリューションのリーディング・ディベロッパーであるGraphisoft(本社:ハンガリー、ブダペスト)は、革新的な統合設計の新たな基準を確立する「Archicad 29」の日本語版リリースを発表しました。強力な機能強化に加え、業界を変革する2つの新製品「MEP Designer」と「AI Assistant」の登場により、今回のリリースは同社史上最も重要な発表の一つとなります。
Archicad 29 – 最高の設計体験
業界をリードする建築設計ソリューションの2025年版アップデートは、生活の質向上と主要なユーザー要望の実現に重点を置き、「最高の設計体験」を提供します。グラフィソフトの「デザイン・インテリジェンス戦略」に基づき構築された新バージョンは、生産性、文書化、コラボレーションツールを強化し、建築家や設計チームが最も重要なこと、すなわち大胆なビジョンを現実のものとする作業に集中できる自由をもたらします。
「Archicad 29は単なるソフトウェア更新ではなく、より優れた建築物を目指す私たちの取り組みにおける大胆な飛躍です。Archicad 29は当社のデザイン・インテリジェンス戦略の中核であり、次世代のAI対応ワークフローと優れたユーザー体験を支える基盤です。」と、Graphisoftの最高製品責任者(CPO)であるマルトン キッシュは述べています。
生産性を向上する要素
ArchicadのAI Assistant(ベータ版)は、Archicad 29、MEP Designerに直接組み込まれており、シームレスなアプリ内体験を提供します。ツールを切り替えることなく、インテリジェントなプロンプト、モデルクエリ、専門的なガイダンスを利用できます。AI Assistant(ベータ版)は、Archicadの機能を通じてユーザーを導き、プロジェクト推進を円滑にサポートします。
• 簡単なショートカットで要素を瞬時に90°回転させ、ワークフローを高速化。
• 断面図/立面図に開口部を直接入力し、非平行要素上でも正確な配置を実現。
• キッチンキャビネットの更新により、柔軟性とユーザー主導の改善を強化。
• 未使用ビューをフィルタリング・選択し、出力の整理とエラー削減を実現。
• 3Dビューの解像度を手軽に設定し、3DビューのDPIを制御することで、常に鮮明で高品質な出力を実現。
• macOSのダークモードでは、ダークモードとライトモードの切り替え時に、カスタマイズされた視覚体験を提供。
ドキュメント機能
• マーカーの改修ステータスにより、各図面フェーズに表示される内容を完全に制御。
• 線ツールの始点と終点で異なる矢印先の設定が可能。組み合わせ自由で図面を容易に明確化。
• スケジュールフォーマットの改善により、書式設定・色・表示の細分化が強化され、カスタムデータ可視化を実現。
コラボレーションツール
• Bimplus Connection:分野やプラットフォームを超えた共同モデル共有を実現。
• ネイティブ OBJ インポートサポート:外部 3D モデルをプロジェクトに簡単に取り込み可能。
• Bluebeam Studio Connection:緊密な統合により Bluebeam Studio ワークフローを簡略化。注釈を実用的な Archicad の課題に変換。
Graphisoft AI Assistant (BETA) – あなたのスマートデザインパートナー
2026年の正式リリースを予定しているAI Assistant (BETA)は、Archicad、MEP Designerなど、今後追加予定のすべてのGraphisoftソリューションに直接組み込まれたスマートデザインパートナーです。ワークフローの効率化と創造性の向上を目的に設計されたAI Assistantは、今後の実装により、建築家やエンジニアが最も得意とする分野、すなわち優れた建物の設計に集中できるよう支援します。
主な機能:
• シームレスなアプリ内体験 – AI Assistant(BETA)はArchicad 29、MEP Designerに直接組み込まれ、シームレスなアプリ内体験を提供します。ツールを切り替えることなく、インテリジェントなプロンプト、モデルクエリ、専門的なガイダンスを利用できます。
• AI Visualizerとの連携 – AI Assistant(ベータ版)はAI Visualizerに直接接続し、シンプルなテキストプロンプトでモデルから驚異的な可視化を実現します。Archicad内のAI Visualizer 2.0では、プロンプトによる画像作成、スタイルと創造性の調整、結果の即時生成が可能です。スライダーで前後比較、ブラシツールで特定領域を編集、最終画像をArchicadに直接保存できます。
•信頼できる情報源(Graphisoft製品ガイド、サポート記事、コミュニティインサイト、Learnコースなど)に基づく製品知識により、ツール、ワークフロー、機能に関する回答の正確性と最新性が保証されます。
• プライバシー、セキュリティ、社内開発は、Nemetschekグループの厳格なプライバシーデータ基準に準拠しています。顧客データはトレーニングに使用しないため、完全な管理とユーザーの機密性が確保されます。
Graphisoft MEP Designer – BIMを活用した直感的なMEP設計
Graphisoft MEP Designerは、エンジニアが最新のBIM環境内で正確なシステムレイアウトを作成できる、新開発の完全統合ソリューションです。macOSおよびWindowsで利用可能なMEP Designerは、ArchicadおよびOPEN BIMと完全互換性を持ち、現実のエンジニアリングワークフロー向けに設計されています。
主な機能:
• 自動生成される詳細なドキュメント — 平面図や断面図からスケジュールや部品リストまで — カスタマイズ可能で提出準備完了。
• 組み込みの可視化ツールとパラメトリックライブラリ。
• 現場でもリモートでも、円滑なコミュニケーションとモデルの一貫性を実現。
※Archicad CollaborateにはMEP Designerの機能が含まれます。単独製品としては日本未リリースです。
Project Aurora – プロトタイプを迅速に、最適化をスマートに
Project Auroraは、グラフィソフトの次世代クラウドネイティブプラットフォームです。プロフェッショナルがよりスマートに、より迅速に、より情報に基づいた設計ワークフローを実現できるよう構築されています。スカイラインの形成からコミュニティ計画まで、Project Auroraは建築家が最初のスケッチから確信を持って意思決定を行うことを支援します。
主な機能:
• 迅速なモデリングとプロトタイピング - 直感的なモデリングツールとAIを活用したアイデア生成支援により、アイデアを瞬時にデジタルコンセプトへ変換。
• 迅速な文脈データアクセス - 設計内で敷地・建物・環境データにアクセスし、情報に基づいた意思決定の基盤を構築。
• 予測性能・持続可能性分析 - 予測型持続可能性分析で将来の性能を評価し、効率性向上と環境負荷低減に向けた設計を導く。
現在テスト段階にあり、検証フェーズの成功後、Project Auroraの一般提供を予定しています。最新情報をいち早く受け取るため、ウェイティングリストにご登録ください。登録する 。
最新のGraphisoft製品の詳細については、www.graphisoft.comをご覧ください
【グラフィソフトジャパン株式会社】
グラフィソフトジャパンは、建築家のための業界初となるBIMソフトウェアArchicad®を提供するGraphisoft®の日本法人です。
顧客には大手ゼネコン、組織設計事務所、設計事務所、大学、専門学校を持ち、日本でも有数のBIMソリューションプロバイダーと認められております。

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