京丹波町は「まち」の枠を超え「想いでつながるコミュニティ」へ。“GREEN GREEN KYOTAMBA”をキーワードに、タウンプロモーションを加速するプラットフォーム構想を発表
デザイン思考を取り入れた官民連携型のタウンプロモーションを進めています。
タウンプロモーション動画
【京丹波町タウンプロモーション】コンセプトムービー「GREENGREEN KYOTAMBA」 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=38kekWTpn1c
人口減少が進む京丹波町
京丹波町は京都府の中部に位置する山々に囲まれた中山間地域です。
特有の自然環境を活かした豊富な食資源を有し、京都中心部と山陰・日本海とを繋ぐ交通の要所としても栄え、京都の食文化を支える「京の都の食糧庫」としての役割を果たしてきました。
ただ近年、人口減少と地域経済縮小が著しく進行していることから、その対策の一つとして「観光」「移住」「ふるさと納税」といった外需獲得を推進し、持続可能なまちづくりを進めていく必要があると考えており、今回のタウンプロモーション方針策定に至りました。
デザイン思考の活用
現代社会は「VUCA」の時代とも呼ばれており、変動性、複雑性が高く、先が見通せず明確な解が示せないことから、過去の慣例や単なるロジカルシンキングが通用しない時代であります。
このような状況の中、京丹波町のタウンプロモーションは最適な方向を見つけてとにかく歩み始め、状況を見ながら粘り強く方向修正を繰り返し、正解を目指す思考方法として、政策立案時に「デザイン思考」を採用しました。
町民アンケートの実施や、関係者へのヒアリングを通じて課題の本質を探りつつ、官民連携組織において、ブレストやプロトタイピングを行いながら、本方針について検討してまいりました。
プロモーションキーワード
キーワードは「GREEN GREEN」
「GREEN」は町の雄大な自然からインスピレーションを受け、「自然、健康、成長、新鮮さ、前向きな姿勢」を意味しています。
「GREEN GREEN」と続けることで、「GREEN」の意味を強調し、様々な「GREEN」が存在する多様性と、こだまのように共鳴していくことを表現しています。
掛け声は「GO! GREEN GREEN」。町民や、町に関係する人たちそれぞれが考える様々なアクションを通じて、
GREEN GREENの価値をより深いものにし、社会へ広く伝えていきます。
私たち京丹波町はGREEN GREENを通じて、「まち」の枠を超え、京都、日本全国、そして世界へと「想いでつながるコミュニティ」として広がっていくことを目指します。
また、「GREEN GREEN」の持つ5つの価値を「5VALUES」と定めました。
・自然との共生
豊かな自然環境と調和しながら、地元の生産物や伝統的な技術を活かし、持続可能で緑豊かな未来を築いている。恵まれた地域資源を最大限に利用し、地域の発展を図っている。
・ウェルビーイング
心身の健康を重視し、美しい自然や伝統的な生活様式を通じて、ウェルビーイングを追求している。心地よい生活をサポートし、人々の幸福を重視している。
・人と地域のつながり
互いの絆や協力の精神を大切にし、積極的な関与を通じて、つながりのあるコミュニティを築いている。相互理解と協力に基づき、より強固な地域社会を形成している。
・オープンマインド
新しい人々やアイデアを歓迎し、積極的にコミュニケーションを図ることで、コミュニティの活性化を推進している。開かれた心で、多様性を尊重し、共に学び成長していく。
・チャレンジング
挑戦することの価値を理解し、新しい取り組みやアイディアに開かれている。夢を追いかける全ての人々を支援し、創造性と革新性を奨励している。
新しいブランドロゴ
新たに京丹波のプロモーションロゴも策定。
二本の波線には、「山々(京丹波の豊かな山脈)」「波(京丹波の波の文字)」「共感(地域内外に想いが波及していく)」「永続性(過去から未来へ途切れずにつながる)」「開放(新しいアイデアや異なるバックボーンの人々を歓迎する)」、という京丹波町の魅力をこれから大きく発信していくための5つの意味が込められていています。
今後の展開について
上記のコンセプトを体現し、「想いでつながるコミュニティ」となっていくために「GREEN GREEN PLATFORMS」を通じて事業展開を図ります。
・KYOTAMBA INNOVATION LAB
本年1月より活動しているデザイン思考をベースとした京丹波町をプロモーションしていく官民連携組織。
・FROM京丹波
京丹波から発信されたモノ、コトを一つのブランドロゴに集約していくことで、京丹波のイメージ醸成をおこなっていく運動体。
・CLUB京丹波
京丹波町の魅力ある情報を発信し、「京丹波のファン」と末永く交流を持てる関係性を構築するためのファンクラブ。
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