「SECOMあんしんガラス防災＋(プラス)」を発売

高い防犯性能に加え、飛来物が貫通しにくく、割れても破片が飛散しにくい防災安全性能

　セコム株式会社(本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：尾関一郎)は、高い防犯性能に加え、災害時に瓦破片などの飛来物が衝突しても貫通しにくく、割れても破片が飛散しにくい特長を持ち、防災安全性能の認定を得た「SECOMあんしんガラス防災＋(プラス）」を7月1日に発売します。

　住宅侵入窃盗犯罪の侵入手段の約４割がガラス破りによるものであることから、セコムは高い防犯性能を持つ「SECOMあんしんガラス」(※1)を開発し、セコム・ホームセキュリティと併用いただくことによる高品質のセキュリティを提供してきました。
　一方、近年激甚化・多発化する台風や集中豪雨により、暴風による飛来物がガラスを貫通したり、ガラスが飛散したりする事案が頻発しています。地震においても、建物の変形によりガラスが飛散しますが、このような場合、飛散したガラスは人や家財を傷つけて危険であるとともに、日常生活を取り戻すための復旧・復興活動を阻害します。
　そこで、防犯性能を有するとともに、高い耐貫通性とガラス飛散防止性能から防災安全性能の認定を得た「SECOMあんしんガラス防災＋」をガラス業界のトップ企業であるAGC株式会社とのコラボレーションにより開発しました。
　「SECOMあんしんガラス防災＋」は、割れた場合でもガラス破片が殆ど飛散せずに人や家財を守る「防災安全合わせガラス」としてBL-bs認証を受けた認定品(※2)で、万一、災害時に飛来物がガラスを貫通して室内の建物や家財に被害があった場合には、BL部品保険制度による被害に応じた補償も得られます。

　これからもセコムは、社会の「安全・安心」に貢献するサービス・商品の開発に取り組んでいきます。

※1： 「SECOMあんしんガラス」は、警察庁、国土交通省、経済産業省が、建物部品関連の民間団体とともに「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」を設置して、侵入までに5分以上の時間を要するなど一定の防犯性能があると評価し公表している「防犯性能の高い建物部品目録」の基準を満たし、目録に掲載されています。

※2： 一般財団法人ベターリビングは、品質・性能・アフターサービス等に優れ、よりよい社会の実現に資する特長（防災対策）として、「屋根瓦の破片相当」以上の飛来物の衝突に対する安全性を有する「防災安全合わせガラス」をBL-bs部品として認定しています。「SECOMあんしんガラス防災＋」は、製造・供給元のAGC株式会社がBL-bs部品としての認定を受けています。（BL認定品の無償修理補償やBL部品保険制度については、ベターリビングのホームページ、あるいはAGC株式会社の建築用ガラス専門総合情報サイト「Glass Plaza」をご覧ください）

・ベターリビングホームページ
　　　https://www.cbl.or.jp/blsys/index.html

・AGC「Glass Plaza」（ラミセーフシェルター特設ページ）
　　　https://www.asahiglassplaza.net/products/lamisafeshelter/

「SECOMあんしんガラス防災＋」について
●ガラスタイプ
目的に応じた３種類を用意しています。

●価格：基本料金＋㎡単価×㎡数　(標準施工費を含みます)

●盗難補償制度設置後5年以内に侵入盗などによりガラスが破壊された場合、何度でも無償でガラスを交換します。