信州の食文化を世界に！国宝を守り継ぐ、史上初となる松本城本丸庭園でのプレミアムディナーイベント「Delicious Journeys in Matsumoto」10月16日・17日に開催！

10月11日に地元生産者とともにヒカリヤニシで記者発表会を実施

扉ホールディングス株式会社

2023年10月12日 18時00分

扉ホールディングス株式会社（本社：長野県松本市、代表取締役：齊藤忠政）は、2023年10月16日(月)と17日(火)に、長野県松本市の国宝松本城本丸庭園で、プレミアムディナーイベント「Delicious Journeys in Matsumoto」を開催します。本イベントは、観光庁の「観光再始動事業」の一環として、厳選な審査を通過したホテル・レストランが加盟する世界的な非営利組織「ルレ・エ・シャトー」と協力。インバウンド誘客による地域経済への貢献や、持続可能な観光地域づくりを目指し、信州の食文化と食材を世界に発信するとともに、収益の一部は松本市に寄付され、松本城の維持・修復費用として活用されます。10月11日(水)には、ヒカリヤニシ(長野県松本市)にて記者発表会を実施し、当社代表齊藤忠政、グループ統括総料理長田邉真宏のほか、当日使用する食材や工芸品等の地元生産者が登壇しました。

国宝松本城プレミアムディナーイベント

文化財の保全、保存、保護を目的とした本イベントは、ホテル・レストランが加盟する世界的非営利組織ルレ・エ・シャトーの協力のもと開催されます。地域の生物多様性を保護しながら、持続可能な食品消費を促進することを目的に、毎年ルレ・エ・シャトーが行なっている「Food for Change」キャンペーンの今年のテーマは「発酵」であり、世界65カ国、580のメンバーのネットワークを通して「発酵」食品への関心を高める取り組みを世界各国で行なっています。国内外から集う同協会厳選のシェフたちが、世界に誇る長寿の秘訣である信州の伝統野菜、発酵食品、日本酒、味噌工芸品など、信州の食材・食文化と松本という⼟地の特性を踏まえたスペシャルなコース料理でゲストをもてなします。また、松本市と親和性の高いアートや音楽などの文化を、地域の象徴である国宝・松本城というロケーションを活かした演出とともにご体感いただけます。

名称：Delicious Journeys in Matsumoto
　　 Relais & Châteaux in collaboration with DINING OUT
主催：扉ホールディングス株式会社
後援・会場協力：松本市
料理協力：Relais & Châteaux
会場運営・演出：ONESTORY
日時：2023年10月16日(月)・17日(火)
　　　アペリティフ　16:40 ～

ディナー 17:40 ～ 20:00
会場：国宝・松本城本丸庭園（松本市丸の内4-1）

定員：各日40名（2日間計80名）

参加料金：10万円／1名(コース料理、ワイン日本酒などのペアリング代、消費税、サービス料、松本城入場券 )
※今回のイベント収益の一部は松本市に寄付され、松本城の維持・修復費用として活用されます。

※本イベントは、松本城本丸庭園閉園時間内に開催されるため、イベント参加者以外はご入場頂けません。

▼イベント当日取材について
イベント初日となる10月16日(月) の取材が可能です。取材にお越しいただける場合は、下記URLよりお申込みください。

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「松本城プレミアムディナー」当日取材申込みフォーム
https://forms.gle/DJ4D3WvEF4HWGxkE7
【10月13日(金)】締切
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※取材要項をご確認の上、取材・撮影時は当日ゲストの特別な体験やイベント運営に支障が出ないよう趣旨にそってご配慮くださいますようご協力よろしくお願いいたします。

ご質問やご要望等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

▼ルレ・エ・シャトー参加シェフ　9名

・Cédric Béchade（セドリックベシャド） | L‘Auberge Basque（フランス）

・高木慎一朗（たかぎしんいちろう） | 日本料理銭屋（金沢）

・音羽和紀（おとわかずのり） | オトワレストラン（宇都宮）

・松尾英明（まつおひであき） | 柏屋（大阪）

・田邉真宏（たなべまさひろ） | ヒカリヤニシ／扉温泉明神館（松本）

・渋谷圭紀（しぶやよしのり） | La Bécasse（大阪）

・美坂昌希（みさかまさき） | 要庵西富家（京都）

・伊井野昌洋（いいのまさひろ） | 神戸北野ホテル（神戸）

・喜納正智（きなまさとも） | ジ・ウザテラスビーチクラブヴィラズ（沖縄）

▼シェフの担当パート

【アペリティフ（カナッペ）】

美坂昌希（みさかまさき） | 要庵西富家（京都）

伊井野昌洋（いいのまさひろ） | 神戸北野ホテル（神戸）

喜納正智（きなまさとも） | ジ・ウザテラスビーチクラブヴィラズ（沖縄）

【ディナー】

・前菜一品目

渋谷圭紀（しぶやよしのり） | La Bécasse（大阪）

・前菜二品目

高木慎一朗（たかぎしんいちろう） | 日本料理銭屋（金沢）

・椀

松尾英明（まつおひであき） | 柏屋（大阪）

・魚料理

Cédric Béchade（セドリックベシャド） | L‘Auberge Basque（フランス）

・肉料理

音羽和紀（おとわかずのり） | オトワレストラン（宇都宮）

・デザート、ミニャルディーズ

田邉真宏（たなべまさひろ） | ヒカリヤニシ／扉温泉明神館（松本）

▼料理テーマ【信州・松本の暮らしを⽀える郷⼟⾷や地域⾷材を世界に振る舞う】

長野県では、豊富な⽔系や盆地特性による温度差、晴天率といった⾃然環境を背景に、多種多様・⾼品質な野菜や果物が⽣産されています。また⼭に囲まれ、海からも遠く、冬は雪によって閉ざされる地理的要因から、味噌、醤油、漬物、酒など、保存⾷として⾷べ物を発酵させる⽂化が育まれ、発酵⾷品が産業として発展してきました。信州の⾷材や発酵⽂化を利⽤した⾷品を摂取することは、腸内環境を整え、健康的な⾷⽣活につながると考えられ、全国トップレベルの健康寿命を誇る信州・⻑野県の⾷⽣活は、ウェルネス視点からも注⽬度は⾼まっています。今回は、全国から集うシェフのクリエイティビティと技によって、地域に受け継がれる⽇常的な⾷⽂化を進化させてご提供します。

▼演出テーマ【松本市⺠の暮らしを彩る建物、⾳楽、⼯芸を世界に魅せる】

信州の中央に位置し、400年以上の歴史を誇る都市として栄えた松本。北アルプスの品格ある⼭々と間近に接する気候がもたらす、鮮やかな四季が培った美的感性、街道が集積する街として⾏き交う⼈々との交易・交流によって育まれた進取の気性に富んだ市⺠性、さらに豊富な地下⽔が⽀えた⼯芸を紡ぎ出す⼿仕事・⼿技への意識が相まって、歴史的建築物が連なる街並みとしての景観が残り、クオリティの⾼い飲⾷店が揃う都市機能が充実し、⾳楽やアートといった⽂化が賑わう松本は世界の⼈々を惹きつける街となっています。今回は、松本の街に内在し、市⺠にとって親和性のある建築、⾳楽、⼯芸といった様々な⽂化を、世界からのゲストに体感いただきます。

▼観光庁「観光再始動事業」

全国津々浦々で観光回復の起爆剤となる特別な体験や期間限定の取組等を⾃然、⽂化、⾷、スポーツ等の様々な分野で創出するとともに、全世界に発信し、インバウンドの本格的な回復を図るプロジェクトです。第1次公募では約1,000件の応募の中から3月28日に139件の事業を採択したことが発表され、当社のプレミアムディナーイベント「Delicious Journeys in Matsumoto」も内示をいただきました。

プレミアムディナーイベント記者発表会を実施しました

2023年10月11日(水)、ルレ・エ・シャトーに加盟するフレンチレストラン「ヒカリヤニシ」にて、主催者の扉ホールディングスがイベント概要を説明する記者発表会を開催いたしました。参加シェフや、当日使用される信州の伝統野菜、発酵食品、日本酒・ワイン・味噌などの醸造食品、食器などの工芸品等の地元生産者のご紹介のほか、展示や試食、Q&Aやフォトセッションなどもおこないました。

▼イベント記者発表会概要

日時：2023年10月11日(水) 11:00〜12:00

会場：ヒカリヤニシ 2階（松本市大手4-7-14）

出席者：11名(順不同)

・扉ホールディングス株式会社代表取締役　齊藤忠政（さいとうただまさ）

・扉ホールディングス株式会社グループ統括総料理長　田邉真宏（たなべまさひろ）
・有限会社濵農場代表取締役　濵幾洋（はまいくひろ）氏

・株式会社日本レストラン野菜生産者組合代表取締役　古田俊（ふるたすぐる）氏
・白馬榮ファーム広報　岸本眞由美（きしもとまゆみ）氏

・マルコメ株式会社マーケティング本部海外マーケティング課参事　柳澤孝嘉（やなぎさわ　たかよし）氏

・株式会社八幡屋礒五郎常務取締役　室賀ゆう貴（むろがゆうき）氏
・株式会社豊島屋常務取締役　林慎太郎（はやししんたろう）氏
・株式会社サンクゼールサンクゼールビジネスユニット　櫻井貴史（さくらいたかし）氏
・有限会社丸嘉小坂漆器店代表取締役　小坂玲央（こさかれお）氏

・アトリエ・エムフォオ株式会社代表取締役前田大作（まえだだいさく）氏

【扉ホールディングス株式会社代表取締役　齊藤忠政　コメント】

私たちの会社はウェルビーイングな地域づくりをめざしています。そのためには、地域と絡み合って、地元のいいモノやコト、歴史文化、自然環境を保っていくことが不可欠です。今回、松本の誇りであり市民が大切に守ってきた国宝松本城を舞台として使わせていただく私たちの目的は、信州の豊かな食材や発酵文化、高品質な日本酒とワイン、そして素晴らしい工芸品などを、その生産者の方々とともに一緒に価値あるものとして世界に発信していくことです。また収益の一部の寄付することで、松本城の文化財としての価値を保存・維持していくことも目的の一つです。観光のニーズが量から質へとシフトしている今、地域の貴重な資源を高付加価値に変えていくことが重要です。このイベントでもビジョンと想いを共有するルレ・エ・シャトーの同志とともに、松本城をはじめ、この地域の多面的な魅力をゲストに感じていただき、地域ブランドの価値を高めることで、松本城の保存や地域産業の担い手の確保につなげ、次の世代にこの素晴らしい地域資源を引き継ぎ、サステナブルな地域づくりに貢献していければと願っています。また私たちが2003年から始めた地域のブランド価値を高め、サステナビリティを追求する活動が今、20年目という新たな節目を迎え、私たちは、この松本城プレミアムディナーイベントを機に、より一層、地域と企業が共に繁栄するサステナブルな未来をめざしていきます。

主催者挨拶・プレゼンテーション

扉ホールディングス株式会社代表取締役社長　齊藤忠政

【扉ホールディングス株式会社グループ統括総料理長　田邉真宏　コメント】

この地域には本当にいい生産者さんが多く、古くから質の高い食材をつくってくれている生産者さんもいます。私が特に強調したいのは、次世代の若い生産者とシェフたちです。ルレ・エ・シャトーのシェフたちも同様に、彼らは鳥で例えると、まるで卵を抱えるように新しい可能性を秘めています。それをいつか世の中に羽ばたかせ、次の世代に残していきたいと、私たちや多くのシェフたちは思っています。私たちの会社も、次の世代に建物や文化、さらには地域の食を継承させるという目的で活動しています。今回のイベントでも、素晴らしい食材が提供されていますが、若手の生産者さんが作ってくれている食材もたくさんあります。私たち料理人が次の世代に何を託すのかというと、食材がなければ、私たち料理人は何も作れません。そのためにも、これからも若手の生産者をサポートしながら、品質いい食材を使った美味しい料理を地域の人々に提供していきたいと考えています。

シェフ挨拶・展示商品の紹介

扉ホールディングス株式会社グループ統括総料理長　田邉真宏

【有限会社濵農場代表取締役　濵幾洋氏　コメント】

日頃より齊藤社長が第一次産業や加工業、職人たちに注目を寄せていただいていることに、心より感謝申し上げます。信州には多くの農産物と伝統野菜があります。これらの生産には、地域の気候や風土を活かした方法が取られており、そのこだわりを持って伝統野菜を保存している農家さんもたくさんいます。またここに集まっている生産者の方たちも、自らの農産物や加工品に誇りを持ち、常に高品質なものを提供していきたいと考えています。今回のイベントで、その農産物や加工品を有名シェフに調理していただくことで注目を集め、多くのお客様に食していただく機会を得られたことと、観光の発信における大きな一歩に関わらせていただいていることを大変嬉しく思います。齊藤社長が掲げる地域の魅力発信に対して、我々も今後一層、農産物の生産に力を入れ、その手助けになるように今後も努力していきたいと思います。

生産者代表ご挨拶

有限会社濵農場代表取締役　濵幾洋氏

【展示商品のご紹介】

イベントで使用する信州の食材・お酒・食器などの展示とその生産者からの説明

白馬榮ファーム広報　岸本眞由美氏

【Q&Aセッション】

Q&Aセッション
扉ホールディングス株式会社　齊藤忠政・田邉真宏

Q&Aセッション
株式会社日本レストラン野菜生産者組合代表取締役　古田俊氏

▼ 動画

記者発表会の様子は、動画でもご視聴いただけます。

【ルレ・エ・シャトーについて】

https://www.relaischateaux.com/

1954年に発足したルレ・エ・シャトーは、世界中の厳選された580のホテルとレストランが加盟する協会です。ルレ・エ・シャトーは、強い信念を持ち、お客様と心のこもった関係を築きたいと願う個人経営のホテルオーナーやシェフによって支えられています。ナパバレーのブドウ畑から、フランスのプロヴァンス地方、インド洋にちりばめられた数々の美しいビーチ、そして伝統的な日本の温泉旅館まで、ルレ・エ・シャトーは世界中に拠点を展開しています。土地の文化と人類の歴史が感じられる唯一無二の体験からインスピレーションを得た、すばらしいライフスタイルをご紹介します。ルレ・エ・シャトーのメンバーは、世界中の食文化やおもてなしの伝統が誇る、豊かさと多様性を守り、推進したいという思いを胸に抱いています。2014年にユネスコで宣言したルレ・エ・シャトーのヴィジョンにもあるように、土地の歴史や環境の保護にも積極的に取り組んでいます。