KEBA、Transtechnikを買収 仏市場での自動化事業拡大を目指す

自動化技術をグローバルに展開するKEBA Group AG(本社:オーストリア・リンツ、以下「KEBA」)は2026年7月15日、自動化・メカトロニクスソリューションを提供するTranstechnik SAS(本社:フランス・アユイ、以下「Transtechnik」)の買収契約を締結しました。本買収により、KEBAはフランス市場における事業基盤をさらに強化し、自動化分野におけるさらなる事業拡大を推進します。
*本件プレスリリース原文(英語)はこちらから
Transtechnik SASについて
Transtechnikは1987年設立の自動化ソリューション専門企業で、コンサルティングから設計、部品選定、SI、コミッショニングまで産業自動化に関わる幅広い工程をサポートしています。深い製品理解と高度な応用知識により、業界のニーズに合わせたソリューション提供をしています。また、長年の市場知識と顧客との信頼関係を背景に、化粧品、包装、食品業界など多様な顧客基盤とプロジェクトエンジニアリングに関する豊富な専門知識により、フランスの自動化市場で確固たる地位を確立しています。
買収の背景と内容
KEBAとTranstechnikは長年にわたり産業自動化分野において協力関係を築いてきました。今回の買収はさらなる成長につながる戦略的な一歩となります。欧州有数の自動化市場であるフランスで、KEBAはTranstechnikが持つリニアモータ技術および顧客向けアプリケーションのノウハウと、自社の自動化技術を融合させ更なる発展を目指します。買収完了後、TranstechnikはKEBAのインダストリアルオートメーション事業部門に属する完全子会社となります。ディジョン近郊アユイの事業拠点とフランスでのプロジェクト事業におけるTranstechnikブランドは維持され、全従業員はKEBAに加わります。現在のオーナー陣も引き続き現地経営チームとして事業運営に携わります。
本契約は2026年7月15日に締結されました。買収金額は非公表であり、本件は関係当局の承認を経て、2026年秋頃に完了する予定です。
両社経営陣よりコメント
KEBAグループCEO クリストフ・クノグラー(Christoph Knogler)
「Transtechnikの買収は、フランスにおける当社の成長戦略を推進する合理的な一歩です。欧州で最も重要な自動化市場であるフランスにおいて当社の現地での存在感を強化するとともに、長期的な事業拡大の基盤を築くことになります。Transtechnikの市場知識とアプリケーションノウハウをKEBAグループの技術力と組み合わせることで、さらなる事業拡大を目指します。また中期的には、ここを将来インダストリアルオートメーションに限らずグループ全事業のフランス拠点として発展させていきたいと考えています。」
Transtechnik代表取締役 ブルーノ・クーペシュー(Bruno Coupechoux)
「KEBAとは長年にわたりフランス市場で良好な協力関係を築いてきました。KEBAグループの一員となることは、当社のソリューションの幅を広げ、お客様を高い技術力と信頼性でサポートし続ける新しい機会への扉を開きます。同時に、Transtechnikブランド、チーム、そしてディジョン近郊のアユイ拠点は維持され、お客様、パートナーの皆様、そして従業員にとってもこれまでと変わらない継続性が確保されます。」
今後の展望
KEBAにとって今回の買収はフランスにおける事業拡大の重要な一歩となります。同グループはすでにフランス市場において、電気自動車向け充電インフラをはじめ、自動化やセルフサービスソリューションなどの事業で着実な実績を築いています。Transtechnikが傘下に入ることで、同グループはフランスにおける事業基盤をさらに強化し、 産業分野の顧客に対する直接的な支援体制を拡充します。今後は両社の技術力と市場知見を融合しながら、フランス市場における持続的な成長と事業拡大を目指します。

©KEBA、転載自由

©Transtechnik、転載自由
KEBAについて
KEBA Group AGは、オーストリア・リンツに本社を置く国際的なテクノロジー・自動化専門企業です。グループ全体で2,000名を超える従業員を擁し、直近会計年度の売上高は5億4,400万ユーロ、16か国に28拠点を持ちます。「インダストリアルオートメーション」「ハンドオーバーオートメーション」「エネルギーオートメーション」の3つの分野を中心に事業を展開しています。また、「KEBAデジタル」ブランドのもと、ソフトウェアおよび産業向けAIソリューションも提供しています。代表的な製品には、制御システム、ドライブ・安全技術、機械やロボット向けの産業用操作端末、ATM、宅配・受け渡し機械、EV用充電ステーション、暖房制御システムなどがあります。新設されたデジタルユニットは、AIネイティブでハードウェアに依存しないソフトウェアソリューションとプラットフォームを中心に展開しています。
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