ADRバイオメディカルホールディングス、再生医療導入を後押しする医療機器レンタル事業を開始へ

国産「Celution elite」で再生医療導入の初期負担を軽減、SUIは保険適用手続きが次段階へ

株式会社ADR120S

ADRバイオメディカルホールディングス株式会社(東証スタンダード:3750)は、子会社であるADRセラピューティクス株式会社において、国内生産版遠心分離器「Celution elite(セリューション エリート)」を活用した医療機器レンタル事業を新たに開始することをお知らせします。

高額な医療機器を購入せずに導入できる仕組みを提供することで、再生医療・細胞治療の導入を検討する医療機関の初期負担を軽減し、再生医療の社会実装を後押しします。

 医療用レンタル事業概要

今回新たに開始するレンタル事業では、脂肪組織由来再生(幹)細胞(ADRCs)の調製に用いる遠心分離器「Celution elite」を中核に、保守・メンテナンス、技術支援、操作研修、品質管理支援などを組み合わせた包括的な提供体制を構築します。加えて、既に国内製造販売承認を取得している専用ディスポーザブルキットと組み合わせることで、医療機関がより導入しやすい環境の整備を進めます。

当社グループはこれまで、主力製品であるセルーション遠心分離器について海外製品を中心とした供給体制のもと国内展開を進めてきましたが、供給安定性や仕入れコストの面で課題を抱えていました。これに対し、ADRセラピューティクスは国内生産版「Celution elite」の製造工程を完了し、今後、最終の安全試験およびEMC試験など各種認証試験を経て、自社生産販売体制の確立を目指します。レンタル事業の開始予定日は2026年10月1日です。

 再生医療の社会実装の加速に向けて

さらに当社グループでは、男性腹圧性尿失禁治療用医療機器「セルーション セルセラピーキット SUI」について、2026年6月開催の保険適用委員会での審議を経て承認され、中央社会保険医療協議会 保険医療材料等専門組織(保材専)における審査手続きへ進むことが確認されています。これは、再生医療関連技術の社会実装に向けた重要な進捗であり、今回のレンタル事業開始とあわせて、当社グループの再生医療事業が「導入基盤の整備」と「保険適用に向けた制度面の前進」を同時に進めていることを示すものです。

再生医療や細胞治療の分野では、技術そのものに加え、医療機関が導入しやすい供給・運用体制の整備が普及の鍵を握ります。当社グループは、国産機器による安定供給、レンタルモデルによる初期費用負担の軽減、そして保険適用に向けた開発・制度対応を一体で進めることで、医療機関にとって現実的な導入選択肢を広げ、再生医療市場の普及拡大と中長期的な企業価値向上を目指してまいります。

なお、本件が2027年3月期の連結業績に与える影響については現在精査中であり、今後開示すべき事項が生じた場合には速やかに公表いたします。

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ビジネスカテゴリ
医療・病院化学

会社概要

株式会社ADR120S

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URL
https://adr.co.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都千代田区麹町2-3-3 FDC麹町ビル9階
電話番号
03-6261-9067
代表者名
鈴木 隆二
上場
東証スタンダード
資本金
1億円
設立
2004年10月