山本能楽堂のインバウンド推進事業が「令和8年度日本博事業」(助成対象)に採択。期間を通じて上方伝統芸能による「日本の美と心」を体験する多様なイベントを開催
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令和6〜7年度に展開し多くの集客と高い評価を得た「日本博2.0」事業(委託型)に続き、「令和8年度日本博(補助事業)」の助成対象に採択。
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令和8年度は、能をはじめ大阪で培われた上方伝統芸能と茶道・いけばな等の生活文化を融合させて「日本の美と心」を体験できる多様なイベントを新たに展開し、万博レガシーを未来へ引き継ぎ、推進していきます。
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9〜11月には、インバウンド対応の初心者向け公演「とくい能」や、国登録有形文化財山本能楽堂の特別開放を行うとともに茶道体験も併せて開催します。



公益財団法人 山本能楽堂(大阪市中央区、代表理事:山本章弘)は、大阪に伝わる多彩な上方伝統芸能と茶道やいけばな等の生活文化、現代アート、テクノロジーなどを融合させることで日本の重層的な魅力や精神性への理解を深めながら「日本の美と心」を体験できる多様な公演・イベントを来年2月までの期間を通じて展開しインバウンド誘客を促進する事業を企画。その事業が、文化庁の「令和8年度 日本博による地域固有文化コンテンツ創出補助事業」の助成対象事業に採択されました。
山本能楽堂では、能の魅力を次世代へ継承するための様々な取組に力を入れており、令和6〜7年度の2年間には「日本博2.0」事業(委託型)として「大阪に伝わる上方伝統芸能のブランド化によるインバウンド推進事業」を展開。“鑑賞+体験”を軸に多様なインバウンド向け文化体験コンテンツを創出し、芸能の都大阪に伝わる上方伝統芸能の魅力を発信しました。同期間中に開催された公演・イベントは計108日。来訪者数は、外国人2,228人を含む22,642人を達成しました。
令和8年度事業では、これまでの取組を深化させ、日本文化の重層的な魅力や精神性「日本の美と心」への理解を促進し、インバウンドの関心向上を図ります。 外国人に日本文化を分かりやすく伝えるためのノウハウや受入体制、多言語対応を強化するとともに、ナイトタイム公演や現代アート・テクノロジーを取り入れた高付加価値の文化体験なども提供し、国内外からの誘客促進と滞在時間の延伸を図り、持続的な文化観光の創出にもつなげます。
さらに、2025年大阪・関西万博で海外パビリオンとの連携により構築された国際ネットワークも活かして取組を進化させ、万博レガシーを未来へ繋ぎます。
本事業では以下の4つの取組みを柱に活動を展開します。(詳細は参考情報を参照)
① 上方伝統芸能ショーケース公演の恒常化
② 文化施設のインバウンド開放+総合的な文化体験事業
③ 「鑑賞+体験型」能楽公演と現代アート・テクノロジーとの融合
④ インバウンド(知的富裕層)に向けた高付加価値体験事業
近日開催の公演として、外国人や初心者の方にも能を楽しんでもらえるように企画した山本能楽堂の独自プログラム「とくい能」を10月10日と11月21日に開催します。能の醍醐味を感じてもらいやすい演目のダイジェスト版の公演を中心に、演目やその時代背景、能から見た日本の宗教などについて、興味を惹く解説や来場者とのトークセッションなどを多言語で提供します。
また、9月〜10月には山本能楽堂の「特別開放」(入場無料、予約不要)を開催します。国登録有形文化財に指定されている山本能楽堂の施設を一般公開し、能の歴史や能面、装束、楽器の展示を行い、能をより身近に感じていただける催しです。特別開放に併せて、バックステージで能と茶道の深い関わりを体験できる「茶道体験」(有料、要事前申込)も行います。

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イベント名 |
開催日時 |
内容 |
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とくい能 |
10月10日(土) 15:00開演 |
能「紅葉狩(もみじがり)」 解説、トークセッション 終演後の能面、装束、楽器体験 |
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とくい能 |
11月21日(土) 15:00開演 |
能「巻絹 神楽留(まきぎぬ かぐらどめ)」 特別解説「能から見た日本の宗教」 (講師:釈 撤宗 先生) 終演後の能面、装束、楽器の体験 |
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山本能楽堂 特別開放 |
9月22日(火・祝)14:00-17:00 9月23日(水・祝)14:00-17:00 10月24日 (土) 10:00-12:00 10月25日 (日) 14:00-20:00 |
国登録有形文化財 山本能楽堂の施設一般公開 能の歴史や能面、装束、楽器の展示 茶道体験(有料、要事前申込) |
*予定は変更になる可能性があります。公演・イベントの最新の情報と詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。 https://noh-theater.com/schedule.php
山本能楽堂について

昭和2年(1927)、観世流能楽師の山本博之により創設。約100年の歴史を持つ大阪で一番古い能楽堂。現在の施設は1950年に再建された3階建の木造建築で、市街地にありながら伝統的な能舞台を持つ能楽堂として平成18年(2006)に「国登録有形文化財」に登録されました。
ユネスコ無形文化遺産にも認定される能楽を「現代に生きる魅力的な芸能」として次世代へ継承することにも注力し、現代的な視点を取り入れたオリジナル演目のプロデュースや誰でも楽しめる能楽体験、舞台裏見学、海外公演なども多数開催しています。これらの活動が評価され、大阪文化賞、外務大臣表彰、国際交流基金地球市民賞、関西元気文化圏賞、ティファニー財団日本文化大賞、グッドデザイン賞、ルーマニアのシビウ国際演劇祭「ウォーク・オブ・フェイム」など数々の賞を受賞しています。
********* 本件に関する問い合わせ先 **********
公益財団法人 山本能楽堂 事務局 山本、山中
TEL: 06-6943-9454 / Mail: yamamoto@noh-theater.com
公式ウェブサイト:https://noh-theater.com
<参考情報>
日本博とは
日本博は、「日本の美と心」を基本コンセプトに縄文時代から現代まで続く我が国の文化芸術を国内外に発信する、文化庁が推進する官民連携プロジェクト。東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会、大阪・関西万博といった大規模国際イベントを契機に日本全国で展開され、新しい演出や表現方法への挑戦、市町村・都道府県の枠を越えた広域的な連携による新たな取組なども多く生まれ、インバウンドの推進につながっている。
令和8年度日本博事業として採択・助成を受ける山本能楽堂の取組の概要
【助成対象事業区分】
「令和8年度日本博による地域固有文化コンテンツ創出補助事業」
【事業名】
「大阪に伝わる上方伝統芸能による「日本の美と心」を体験するインバウンド推進事業 ― 万博レガシーを未来へ」
【取組① 上方伝統芸能ショーケース公演の恒常化】
雅楽、能楽、狂言、上方舞、上方講談、上方落語、浪曲など、大阪で培われてきた上方伝統芸能の魅力を多言語で紹介するショーケース公演を恒常的に開催する。これにより外国人が一度に多様な伝統芸能の魅力を体験できる構成とする。アイヌ文化などを紹介する公演も行う。伊・仏・韓・中国語等に特化した公演も実施し、多様な来訪者に対応する。(イベント例「上方伝統芸能ナイト」)
【取組② 文化施設のインバウンド開放+総合的な文化体験事業】
国登録有形文化財に指定されている山本能楽堂を美術館・博物館のように開放し、大阪で育まれた様々な伝統文化を体感できる場として活用する。能楽に加え、茶道・いけばな・香道等の生活文化も体験できる機会を設け、芸能と生活文化が融合した日本文化への理解を深める(イベント例「山本能楽堂 特別開放」)
【取組③ 「鑑賞+体験型」能楽公演と現代アート・テクノロジーとの融合】
「鑑賞+体験型」能楽公演として、英語による司会・解説、英語字幕、終演後の英語Q&Aを備えた能楽公演を実施。能面・能装束・楽器体験等も組み合わせ、鑑賞だけでなく「まるごと能楽体験」をコンパクトなプログラムとして提供し、初めて能楽に触れる来訪者でも理解しやすく高い満足度を得られやすい機会を創出する。さらに、現代アートやテクノロジー(LED照明演出など)と融合した視覚的・感覚的に没入感の高い舞台演出を施し、大阪で育まれてきた能楽の魅力と日本の美意識・精神性を世界へ発信する。(イベント例「とくい能」)
【取組④ インバウンド(知的富裕層)に向けた高付加価値体験事業】
能を愛した豊臣秀吉が築城した大阪城下で、当時の雰囲気を再現した「ろうそく能」をはじめ、茶道・いけばな等を掛け合わせた“大阪ならでは”の高付加価値な文化観光コンテンツを創出する。
また、世界的認知度の高いダ・ヴィンチをテーマとした新作能も上演し、東西文化の融合を図り、日本の精神性や美意識をわかりやすく伝えるとともに、大阪から世界へ新たな文化創造を発信し、日本文化への理解・関心の向上と文化的プレゼンスの強化につなげる。
(イベント例:秀吉をテーマとした能と伝統文化の特別体験企画、ダ・ヴィンチをテーマとする新作能の上演)
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