【火災保険調査】地震保険の希望率1位は岡山県80.0%、水災補償1位は長崎県61.5%。都道府県別の補償ニーズを分析
地震保険の希望率は中部・中国地方で全国平均を上回り、水災補償は西日本で3割超。wismoneyの見積りデータから都道府県別の補償ニーズの地域差を分析。
Mt.flowers株式会社(本社:東京都江東区)が運営する火災保険一括見積りサービス「wismoney(ウィズマネ)」は、2025年2月〜2026年1月に寄せられた見積り依頼データをもとに、都道府県別の補償希望率を分析しました。
火災保険を検討する際、どの補償を付けるかは立地環境やリスク認識によって異なります。本調査では、見積り依頼時に選択された「地震保険」「水災補償」「破損・汚損等補償」「家財保険」の4項目について、建物所在地の都道府県別に希望率を集計しました。
今回の調査では、地震保険の希望率が岡山県で80.0%に達するなど、南海トラフ地震の想定エリアや過去に大規模地震を経験した地域で高い関心が見られたほか、水災補償は長崎県が61.5%と突出し、豪雨災害の経験がある西日本エリアで全国平均を大きく上回るなど、補償選びに地域ごとのリスク意識が色濃く反映されている実態が浮き彫りとなりました。
1. 地震保険の希望率、1位は岡山県の80.0%。中部・中国地方で全国平均を大きく上回る
見積り依頼時に地震保険を「希望する」と回答した割合を都道府県別に集計したところ、全国平均は52.0%となりました。
最も高かったのは岡山県の80.0%で、次いで兵庫県(67.3%)、岐阜県(65.5%)、鹿児島県(65.4%)、新潟県(64.0%)と続きました。
一方、下位には山梨県(25.0%)、愛媛県(33.3%)、沖縄県(36.4%)などが並び、上位と下位で55.0ポイントの開きが生じています。
地方ブロック別に見ると、中国・四国(57.7%)、中部(57.5%)、近畿(56.1%)が全国平均を上回り、北海道・東北(42.3%)や関東(48.0%)は平均を下回りました。上位には岐阜県・三重県(63.2%)・愛知県(62.2%)・静岡県(56.7%)といった東海エリアの県が多く入っており、南海トラフ地震への関心の高さがうかがえます。また、兵庫県が2位に入っていることは、過去の大規模地震の経験が補償選びに影響している可能性が推測されます。

2. 水災補償の希望率、長崎県61.5%が最高。西日本エリアで高い傾向
水災補償を「希望する」と回答した割合は、全国平均で25.7%となりました。
最も高かったのは長崎県の61.5%で、次いで広島県(46.2%)、沖縄県(45.5%)が続き、岡山県・静岡県・宮崎県がいずれも40.0%で並びました。
一方、下位には青森県(0.0%)、山口県(9.1%)、栃木県(10.5%)などが入り、最大で61.5ポイントの差が生じています。地震保険の上位・下位の差(55.0ポイント)と比べても、水災補償は都道府県間のばらつきがより大きいことが読み取れます。
地方ブロック別では、中国・四国(32.4%)と九州・沖縄(30.8%)が全国平均を上回りました。上位に長崎県・広島県・宮崎県・岡山県といった西日本の県が集中しており、過去に豪雨災害の被害を受けた地域で水災補償への関心が高まっている可能性がうかがえます。

3. 地方ブロック別に4補償を比較。中国・四国は地震保険で最も高い希望率
地震保険・水災補償・破損汚損等補償・家財保険の4項目について、6つの地方ブロック別に希望率を比較しました。
地震保険では中国・四国が57.7%で6ブロック中最も高く、中部(57.5%)、近畿(56.1%)が続きました。水災補償でも中国・四国が32.4%で最も高く、九州・沖縄(30.8%)とともに全国平均(25.7%)を大きく上回っています。家財保険は中部が38.5%で最も高く、中国・四国(38.0%)が僅差で続く結果となりました。
一方、北海道・東北は地震保険(42.3%)、水災補償(20.6%)、破損汚損(25.8%)、家財保険(33.0%)のいずれも6ブロック中最も低い水準にとどまりました。地震保険では最も高い中国・四国との差が15.5ポイントに達しています。
すべてのブロックで共通して地震保険の希望率が最も高く、次いで家財保険、破損汚損、水災の順となっています。補償の優先順位は地域を問わず共通している一方、その希望率の水準には明確な地域差があることが読み取れます。

まとめ:補償希望率に表れる地域差と、地域に合った火災保険選びの重要性
今回の調査から、火災保険の補償に対する希望率には都道府県・地方ブロックごとに明確な差があることが確認されました。
地震保険の希望率は全国平均52.0%で、南海トラフ地震の想定エリアを含む中部・近畿や、中国・四国で高い傾向が見られました。水災補償は全国平均25.7%と地震保険より低いものの、過去に豪雨被害のあった西日本エリアで高い希望率を示しています。地方ブロック別では中国・四国が地震保険で最も高い希望率となり、補償選びに対する意識の高さがうかがえる結果となりました。
火災保険の補償内容は、建物の所在地や周辺環境によって必要な備えが異なります。wismoneyでは今後も、見積りデータをもとに地域ごとの補償ニーズや火災保険の選び方の傾向を継続的に分析・発信してまいります。
【調査概要】
調査対象:火災保険一括見積もりサービス「wismoney」における見積り依頼データ
調査期間:2025年2月〜2026年1月
集計方法:見積り依頼フォームの入力項目(建物所在地の都道府県、地震保険希望有無、水災補償希望有無、破損・汚損等補償希望有無、家財保険希望有無)をもとに集計・分析
※都道府県別ランキングは、見積り依頼件数が10件以上の都道府県(35都道府県)を対象としています。
【wismoney(ウィズマネ)火災保険】
火災保険の一括見積もり:https://wismoney.jp/kasai/
火災保険の解説記事一覧:https://wismoney.jp/kasai/expert/
住まいのリスク診断AI:https://wismoney.jp/kasai/homerisk/
【会社概要】
会社名:Mt.flowers株式会社
所在地:東京都江東区有明三丁目7番26号 有明フロンティアビルB棟9階
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
