【製造業544名に調査】設計現場での課題上位は〇〇!AI活用に対する意見も
製造業の設計現場における課題とAI活用の実態を調査したアンケート結果を公開。設計部門の“リアル”がわかる最新データを紹介します。

メーカー設計部門向けAIエージェント『タグっと』を提供する株式会社ミラリンク(本社:福岡県北九州市、代表取締役:佐取直拓)は、全国の製造業に現役で従事している男女544名を対象に、「設計の課題に関するアンケート調査」を実施しました。 現場の課題や普段のデータ管理、AI活用に期待することなど、設計者の”リアル”がわかる結果となっております。
【調査概要】
調査手法:インターネット上でのアンケート調査
対象者条件:製造業に従事している男女
サンプル数:n=544
調査地域:全国
調査実施日:2025年2月
▼ 設計担当者の実に88.5%が「課題を感じている」と回答

設計業務に従事する方のうち88.5%が、業務上に何らかの課題を感じていると回答しています。
これは全業種平均(80.5%)よりも高い数値であり、設計という職種特有の悩みがあることがうかがえます。
▼ 最も多かった課題は「設計ミス・手戻り」「ノウハウの属人化」

課題として特に多く挙がったのは、
「設計ミスや手戻りが多い(32.7%)」
「技術・ノウハウの継承不足(26.9%)」
「情報の検索や活用が困難(13.5%)」
といった、業務効率や品質に直接関わるものばかりでした。
中でも印象的だったのは、「設計ミスや手戻りが多い」と答えた方が全体の3人に1人以上いた点です。 その背景には、必要な情報がすぐに手に入らない、誰が何を知っているか分からない、といった“構造的な課題”があるように思えます。
▼ 情報検索も大きなハードルに

図面や技術文書の検索についても、現場からは多くの声が寄せられました。
「必要な情報の所在が不明(55.8%)」
「検索に時間がかかる(53.8%)」
といった声が設計者では全業種よりも多く見られ、 検索作業そのものが負担になっていることが伺えます。
▼ AIへの期待:「ミス削減」と「ナレッジ活用」が2大テーマ

また、AIシステムの効果で期待することについては、
「設計ミス・手戻りの削減(36.5%)」
「過去のナレッジや設計データの活用促進(21.2%)」 という意見が多い結果となりました。
まずは現場の課題を優先しながらも、 過去のノウハウやデータを「情報資産」として活用していきたいという 前向きな思いが伝わる回答でした。
設計AIエージェント『タグっと』で解決する設計現場の課題

『タグっと』は設計現場の課題を解決する”設計特化”AIエージェントです。
エンジニアリングチェーン上に散在する2D/3D図面、過去のトラブル履歴、E-BOM、議事録など、さまざまな文書データを学習し、過去の事例やノウハウを即座に検索・提案できる機能を備えています。
これにより、設計ミスによる手戻りや不具合によるクレームを防ぎ、情報検索や資料作成にかかる手間を大幅に削減可能です。
さらに、これまでベテラン社員にしか共有されていなかった属人的なノウハウも可視化され、誰でも活用できるようになるため、新人や異動者の教育コストも抑えられます。

将来的にはFMEA/DRBFMの自動作成といった「資料の半自動生成機能」までを実現し、設計者の業務効率向上、属人化解消、後継者不足の解決などを実現するソリューションを目指しています。
【調査資料は無料で公開中!】
今回の調査では他にも
・普段の業務で利用する設計データの種類
・データの保管場所
・利用しているクラウドストレージ
など、設計現場のリアルな実態をまとめております。
以下のページから詳細をダウンロードいただけますので、 ぜひ貴社の状況と照らし合わせながら、課題解決にご活用ください。
■株式会社ミラリンク 会社概要
会社名:株式会社ミラリンク
設立年月日:令和4年2月3日
代表取締役:佐取 直拓
本社所在地:〒802-0001 福岡県北九州市小倉北区浅野3丁目8番1号AIMビル6階
—事業内容—
・設計AIエージェント『タグっと(https://milalink.co.jp/service-ai/)』の開発・運営
・金属製品/技術の新たな創造『めたまっち(https://metal-matching.net)』の運営
・製造業の技術および品質コンサルティング
・金属加工特化のWEB制作(コーポレートサイト等) ものづくりイベントの運営
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