ローデ・シュワルツが、R&S CMX500ワンボックス型テスタによる5G NRプロトコルのコンフォーマンス・テ ストケースで業界をリード
500件を超える5G NRプロトコル・コンフォーマンス・テストケース対応で業界をリード。ローデ・シュワルツのワンボックス型無線通信テスタR&S®CMX500
適合性の承認は、モバイル機器を市場投入するうえで非常に重要なステップです。さまざまなモバイル・ネットワークでのモバイル機器の動作を保証するには、GCFやPTCRB、CTIAなどの認証機関が認可したテストラボによる承認が必要です。特に5G NRはサポートするバンドの組合せや展開・運用の選択肢が多いうえ、発展中の規格であることからテストケースの数が非常に多く、十分な準備を事前にしておかなければ、機器メーカーとして3GPPに基づくすべてのテスト基準を満すのに困難や高いコストをともなうことになりかねません。
ローデ・シュワルツはR&S®CMX500無線通信テスタをGCFテスト・プラットフォームTP292としてご提供しており、同テスタ1台で500件を超える承認済みプロトコル・コンフォーマンス・テストケース(業界最多)をカバーしています。今回、GCF CAG#72ミーティングにおいてテストケースが新たに承認されたことにより、ローデ・シュワルツは最新となるリリース16の機能について41件の承認済みテストケースを提供できることとなりました。SON-MDT(self-organizing network-minimized drive test technology)やRACS(radiocapability signaling optimization)、NRモビリティの強化、eNS(enhancement of network slicing)などの機能に対応しています。さらに85件のプロトコル・テストケースも利用でき、IPマルチメディア・サブシステムの承認が可能です。このR&S CMX500はまた、R&S TS8980(RFテスト)やR&S TS-RRM(無線リソース管理)、R&S TS-LBS (位置情報サービス)といったローデ・シュワルツのコンフォーマンス・テスト・ソリューションの中核ともなっています。
ローデ・シュワルツでは、プロトコル・コンフォーマンス・テスト(PCT)とネットワーク事業者のデバイス受入れ試験(NetOp)ためのソリューションを提供しています。こうしたテスト・ソリューションはすべて、R&S CMX500ワンボックス型テスタを利用しており、PCT とNetOp に対して5Gスタンドアローンとノンスタンドアローンの両方式による最高8 GHzの5G FR1周波数帯と最高50 GHzのFR2ミリ波帯を完全にサポートするほか、Inter-RAT技術としてLTEにも対応しています。さらに、現在はもとより今後見込まれる5G 3GPPとLTEのさまざまな多数のバンド組合せにも対応可能です。そのほかR&S CMX500は、モバイル機器メーカーの試験ニーズに応えられるように機能テストや基本的なRFテスト、エンド・ツー・エンド型アプリケーション(VoNRなど)のテスト、最大スループット試験など多数のテストもサポートしています。
ローデ・シュワルツのR&S®CMX500 5Gワンボックス・シグナリング・テスタについて詳しくは製品/ソリューションページをご覧ください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像