【北海道 弟子屈町】地域づくりの取組を学べる!「弟子屈町地域づくり視察プログラム」を策定しました。
~ 温泉街の再生と持続可能な観光地への挑戦 ~
環境省、北海道などと連携した阿寒摩周国立公園満喫プロジェクト、自然体験アクティビティの磨きあげ、摩周湖・硫黄山の観光拠点の再整備、川湯温泉の廃屋撤去や今後の川湯温泉街まちづくりマスタープランの策定など、サステナブルな地域づくりを推進し、2023年には、Green Destinationsの「世界の持続可能な観光地トップ100」に選出されるなど、観光地域づくりの先進エリアとしても評価いただくようになってきました。
このたび、一般社団法人 摩周湖観光協会では、これらの取組を学び・体感できる視察研修の場として「弟子屈町地域づくり視察プログラム」を立上げ、2024年度は、「廃屋撤去と温泉街の再生」、「エコツーリズム」をテーマとした2つのプランをご用意いたしました。
プラン概要
【プランA】 廃屋撤去と温泉街の再生
~温泉街で進む「川湯モデル」と呼ばれる廃屋撤去。全国から注目を集める先進事例を学ぶ~
かつて道東観光の中心であり、年間50万人以上の宿泊客があった川湯温泉は、旅行市場の変化の中で徐々に利用客が低迷、最盛期に22軒あった宿泊施設も、今や6軒にまで減少しました。廃屋となったホテルが立ち並ぶ、寂れた印象の否めない温泉街に変化が起こったのは、2016年から始まった環境省による事業「国立公園満喫プロジェクト」です。
現在、川湯温泉では4棟の廃屋化したホテルの取り壊し、その跡地への星野リゾートの進出、
新しい川湯温泉街の姿を描く「川湯温泉街まちづくりマスタープラン」の策定など温泉街再生に向けた動きが加速化しています。
廃屋の存在に悩む多くの自治体から、熱い視線が送られる川湯温泉。廃屋撤去はどのように行われたのか、地域住民はどのように受け止めているのか、満喫プロジェクトの取り組みを中心に、川湯温泉の取り組みについてご紹介します。
【プランB】 エコツーリズム
~エコツーリズム推進の先進地で学ぶ、実現へのステップと実践スキーム~
エコツーリズムとは、地域固有の資源を活用し、地域振興と環境保全を両立させる旅行形態です。旅行者の、訪問先の自然に対する理解を促進することで地域経済の循環と自然や文化の保全を推進していくことができます。
弟子屈町は、町の面積の65%が阿寒摩周国立公園に位置する自然豊かなまち。住民主体の公的なまちづくり団体により、長年エコツーリズムが推進されてきました。町の資源を保護するための「エコツーリズム推進全体構想」の策定や、日本で初めてのエコツーリズム推進法に基づく立ち入り制限区域の指定、認定ガイド制度の創設などが行われてきました。
2023年にはこれらの取り組みが評価され、環境省より「第18回エコツーリズム大賞」を受賞したほか、国際的な認証機関であるGreen Destinationsにより「世界の持続可能な観光地TOP100」にも選ばれています。
本プログラムでは、エコツーリズムの取り組みについての解説を受けるとともに、開発されたエコツアーを実際に体験し、自然保護と地域振興の両立について学びます。
プログラム詳細については、専用ページをご確認ください。
【プラン A はこちらから】
https://www.masyuko.or.jp/model-course/community-development-training-program#A
【プラン B はこちらから】
https://www.masyuko.or.jp/model-course/community-development-training-program#B
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像