【イベントレポート】「これからの時代にあるべき就活の基準とは?」について採用責任者達がガチ議論!採用責任者が採用や就活に取り巻く課題を話し合う新卒未来フォーラム「ジョブズ」開催レポートを公開
新卒採用に「ポジション確約採用」を提案するgoodluck株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:高村一光)は、これからの新卒採用を人事や採用責任者が議論する新卒未来フォーム「ジョブズ」のイベントを6月24日に開催しました。
ジョブズの詳細はこちら:https://shinsotsu-miraiforum.jp/

〇ジョブズとは
ジョブズはこれからの日本の新卒採用や就職活動のあり方の研究を目的とする人事・採用責任者の新卒未来フォームです。毎月開催されるイベントにて、新卒採用にまつわる現状の課題を、現場のリアルを知る人事や採用責任者の方々が議論を重ね、共に考えていきます。絶対的な解がない領域である新卒採用や就職活動の分野を改善していくための議論や仮説検証の場になっています。
〇今回開催の議論の内容(一部抜粋)
1.学歴フィルターは今後も残り続けるか?
議論の中で学歴フィルターが薄れる傾向にあるという意見もあれば、無くならないという両方の見解がありました。「近年のジョブ型採用の進展により、学歴よりもスキルを重視する企業が増えたことで学歴フィルターに対する変化が生まれている」、「学歴をフィルターとして見るのではなく、今後は1つの経験として捉えるようになるかもしれない」といった声が上がりました。
2.学歴に代わる評価軸は機能しうるのか?
企業ごとの基準の明確化・多様化が進むことで機能するという意見が出ました。しかし、機能させていくための課題として、「新卒要件の真のペルソナ設定ができている企業は現状少ない」、「現場の面接官のトレーニング不足」、「意欲があっても実際にできている企業は少ない」などが挙げられました。また、スキル評価やミスマッチ防止の観点でインターン経験は有効になるという声もありました。
3.これからの時代に必要な基準と要件定義
「スキルファースト」や「結果ではない過程の行動特性」、「○○をやりたいよりも、こうでありたいという価値観」など、各社の特性が表れる様々な基準が挙げられました。採用における新たな課題として、「自社に合う人を採っても同質化してしまい、イノベーションを起こせるような人材をどう受け入れるか議論が必要」、「変化を起こせる人をふるい落とさないよう、採用側の変革が求められる」といった指摘がありました。
〇永島さんコメント

今回の議論の中で選考時における「学歴フィルター」という話題が出ました。私はこの「フィルター」という言葉は廃止したいと思っています。採用時は短期間で膨大な人数を見極めるため、何らかのフィルターにかかってしまう人がいるかもしれません。しかし、今後はフィルターをかけて評価するのではなく、自社に合う人、活躍しそうな人を見極めるのが基準になっていくと思います。また、これまで学歴フィルターで楽をしてきた採用担当者がいるかもしれません。しかし、現状は優秀な人ほどそのような企業には興味を持たなくなり、入社してもすぐに辞めてしまう場合が多いです。
今後採用をする際には、自社の採用における判断軸を定め、求める人材のペルソナを設定して明確にしていく必要があると考えています。
また、現在の新卒採用は事業戦略と分けて考えている場合があります。しかし、配属ガチャの問題提起がされ、内定時に配属先を決めるようになれば自然と事業側との連携が求められます。
これまで何百人の採用に成功している企業であっても、今後の採用体制を見直していく必要はあると思います。
さらに最近は、採用手段の1つとしてAIの存在が挙げられます。実際にアメリカの企業ではAIによって適切なマッチング、採用を行っている事例もあります。AIによって採用の効率化が進み、学生との対話に時間を割けるため、より本質的な採用を行うことができると思います。
〇主催・good luck代表高村コメント

この度は、「これからの時代にあるべき就活の基準とは?」をメインテーマに掲げた新卒未来フォーラム「ジョブズ」を開催いたしました。新卒採用に精通する5名の登壇者の皆様をお迎えし、活発な議論を展開することができました。
今回、従来の新卒採用において広く用いられてきた学歴フィルターのあり方について議論を深めることは、現在の採用環境を見直し、より良い採用環境を築く上で極めて意義深いものでした。
中でも印象的だったのは「『学生の価値を高めること』と『企業がジョブを明確にすること』が求められてくるようになる」ということでした。
弊社が運営する「仕事塾」は、長期インターン経験をはじめとした実際の職歴を重視し評価する採用サービスです。
学生の活躍場所をつくる努力、そしてその活躍を可視化する環境をつくることは引き続き続けていきたいと思います。
今回で2回目の開催でしたが、新卒採用には絶対的な正解は存在しないことを改めて痛感します。だからこそ、様々な視点から議論を重ねることで、企業・学生の双方がより良い採用環境を構築できるよう貢献していきたいと考えております。
今回のフォーラムにご参加いただいた皆様、そして前回に引き続き開催場所をご提供くださったパーソルキャリア株式会社様に心より感謝申し上げます。今後も継続的に有意義な議論の場を設け、より充実した新卒未来フォーラムの開催に努めてまいります。
〇イベント開催概要

<日時> 2025年6月24日(火) 19時~21時
<会場> パーソルキャリア本社
<登壇者>■トイトイ合同会社 永島様
■CCCMKホールディングス 山本様
■オムロン株式会社 新村様
■パーソルキャリア 武藤様
■カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 澤様
<当日の議題>
メインテーマ:「これからの時代にあるべき就活の基準とは?」
サブテーマ:
①学歴フィルターは今後も残り続けるか?
②学歴に代わる評価軸は、本当に機能しうるのか?
③これからの時代、学歴以外のどんな基準が必要か?
〇次回イベント告知
次回のジョブズについての開催情報をお知らせします。
開催日時:7月25日(金)19:00-20:30
開催場所:パーソルキャリア株式会社 本社オフィス(麻布台ヒルズ)
メインテーマ:配属ガチャをなくすために企業ができる工夫とは何があるか?
サブテーマ:
①企業にとって“適材適所”とはどこまで実現可能なのか?
②配属における「納得感」は誰がどのように担保すべきか?
③『個』がキャリアの主導権を語る時代に、企業はどう対応すべきか?
参加希望の方は以下のリンクからお申込みください。
申込みリンク:https://forms.gle/4Vj36SoHrGRiRdKx6

「誰もが望むキャリアを実現できる社会をつくる」をビジョンに掲げ、日本の新卒採用・就活にイノベーションを起こすことを目指すHR企業です。
職歴のある学生とポジション確約求人がマッチングするジョブ型就活プラットフォーム「仕事塾」や、現役の大学生が就活の経験をもとに採用活動の支援をする「学生人事」、学生向けWEBメディア「Work Rise」を展開し、日本の就活スタイルをアップデートしています。
名称:good luck株式会社
住所:東京都新宿区新宿3-5-6 キュープラザ新宿三丁目 5F
設立:2023年4月
URL:https://goodluck-inc.com/
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