【イベントレポート】ファンエンゲージメントと収益化が変える、日本スポーツメディアの未来

日本初の招待制イベント「WSC Sports Summit Tokyo」開催

WSC Sports

AIを活用したスポーツコンテンツテクノロジーのグローバルリーダーであるWSC Sportsは、2026年3月26日(木)、スポーツメディア業界の関係者を対象とした日本初の招待制イベント「WSC Sports Summit Tokyo」を開催いたしました。本イベントは、ロンドン、マドリード、ストックホルム、アテネなど世界各地で開催され成功を収めてきたイベントです。

世界650以上のスポーツ団体・放送局にAI技術を提供するWSC Sportsが主催した本イベントには、Jリーグ、Bリーグ、DAZN Japan、フジテレビ、U-NEXTなど、日本のスポーツビジネスを牽引するキープレイヤーが集結しました。放映権料の高騰や、スポーツに対する人々のエンゲージメント手法が新しく多様化する中、AIがいかにしてファンエンゲージメントを高め、新たな収益化(マネタイズ)の機会を創出するのかについて、熱い議論が交わされました。

開会の挨拶をする日本事業責任者 中川ベン

WSC Sportsが提示する「スポーツビジネスの未来と収益化」

基調講演には、WSC SportsのCo-Founder & CBDOであるAviv Arnon氏が登壇。NBAやESPNなど世界トップクラスの導入実績を交え、AIがスポーツビジネスの未来をどう変革するかを語りました。

Aviv氏は、AIによる「コンテンツの多様化と自動化」がファン体験を劇的に向上させると強調しました。試合のハイライトにとどまらず、多言語ナレーションの自動付与や、若いファン層にアピールするアニメーション(NBAとの共同制作)など、新たなファン層を開拓する事例を紹介しました。さらにESPNの事例では、AIがテキスト記事に関連動画を自動生成・付与することで、全記事の動画化を実現し、メディアの収益を大幅に向上させています。

また、放映権を持つスポーツ団体やメディアの「収益化」に直結する取り組みとして、ファンデータを活用したリテールメディアプラットフォーム(Partnerbrite社買収により構築)を紹介。スポンサー企業が特定のファン層へ直接アプローチできる仕組みを提供し、スポンサーシップの価値を根本から高める新たなビジネスモデルを提示しました。

WSC Sports Co-Founder & CBDO Aviv Arnon

放映権ホルダーとメディアの協業による新たな価値創出

【DAZN:WSCの技術でソーシャルエンゲージメントが1.4倍に】

DAZN Japanの大島久之介氏は、WSC Sportsとの協業で開発した「モーメント・ブースター」機能を紹介しました。ゴールなどの決定的な瞬間にDAZNアプリから直接SNSへ動画を共有できる仕組みにより、エンゲージメントが約1.4倍に向上したこと、さらに、この機能によってユーザーがコンテンツを投稿でき、動画内に広告を組み込むことで、これらの重要なモーメントから新たな収益機会を創出していると説明しました。また、DAZNが開発する「スポーツ感情コア」にも触れ、鹿島アントラーズの試合を対象とした試験導入を実施するなど、スポーツコンテンツの充実にWSC SportsのAI技術が不可欠であると語りました。

ファンの感情を捉えることへの業界のシフトを強調し、大島氏は次のように述べています。

これからは、視聴者やファンの方の感情が高まったその瞬間をシームレスにソーシャル上に共有できるということが当たり前になると考えます。あらゆるスポーツのすごい瞬間を切り取って広く見せることで、少しでも興味を持ってもらう取り組みが重要です。

【Jリーグ・Bリーグ:自動化による役割分担とファンエンゲージメント】

JリーグとBリーグのセッションでは、多様化するファンのニーズに応えるため、ベンチの様子や選手の自然な表情など、多角的な動画配信の重要性が語られました。WSC Sportsの技術で「量」の供給をリーグが担い、クラブは「質(オリジナルコンテンツ)」に集中するという、AIを活用した効率的なエコシステムの構築が期待されています。

Jリーグの竹渕氏は「毎節30試合ものシーンを即時に届けるには、AIの活用は必要不可欠です。各プラットフォームへの即時配信が、ファンエンゲージメントの高い状態を生み出しています。」

Bリーグの佐久間氏は、WSC Sportsがなければ、ファンに提供できるコンテンツ量が

減ってしまう。WSC Sportsを使ってコンテンツを自動生成し、多様なチャンネル配信を

通じて、日常的にファンとの接点を作っていきたい。」と語りました。

【フジテレビ × U-NEXT:多様化するメディアの役割と市場防衛】

フジテレビの野村和生氏とU-NEXTのCOOである本多利彦氏の対談では、放映権料の高騰に対する戦略が語られました。フジテレビはF1の独占オールライツ契約を例に、地上波で裾野を広げ、有料放送(CS)と配信(FOD)でコアファンを取り込む一体運用を説明しました。

野村氏は、リアルな熱狂を生み出す「入口」の放送局の役割を強調しました。

「単純に配信を見てもらうというよりは、まずはリアルで感じてもらう人たちを増やしていく。自分たちの番組をきっかけに足を運んでみようかなって人をどれだけ多く作れるかっていうのが、自分たちの腕の見せ所。」

U-NEXTは、配信ならではの専門的な実況・解説の価値を強調し、放映権料がスポーツ界に還元されるエコシステムの重要性を指摘しました。また、長期的なファン構築とローカライズの重要性を強調し、WSC Sportsがこの取り組みにおいて重要なパートナーであると述べました。

WSC Sportsは我々にとって今や必須の存在。今までなかった体験を日本で市場を高めていきたい。」

本イベントは、WSC SportsのAI技術が単なる動画編集の効率化にとどまらず、放映権ホルダーやメディアの新たな収益源を創出し、スポーツ産業全体のビジネスモデルを根本から変革するゲームチェンジャーであることを示す場となりました。

WSC Sportsについて

AIを活用したスポーツコンテンツテクノロジーのパイオニアであるWSC Sportsは、NBA、ESPN、YouTubeTV、LaLigaをはじめとする650以上のスポーツ団体が、AIによって最適化されたスポーツコンテンツ体験を通じてファンとつながることを支援しています。

WSC Sportsのプラットフォームは、コンテンツの作成、管理、配信を自動化し、スポーツの権利保有者がリーチを拡大し、ファン層を成長させ、あらゆるプラットフォームで収益機会を創出することを可能にします。

https://info.wsc-sports.com/jn/

本件に関するお問い合わせ
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会社概要

URL
https://wsc-sports.com/wsc-sports-jpn/
業種
情報通信
本社所在地
Ariel Sharon St 4, Giv'atayim, 5320047 イスラエル Hashahar tower 28 階
電話番号
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代表者名
Daniel Shichman
上場
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資本金
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設立
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