AIに引用されやすいドメインは「.co.jp」?Optyino.aiがAI回答71,041件を分析、ChatGPTは.co.jp引用率44.8%でトップ

ChatGPT・Gemini・Claudeなど主要AIモデルを横断分析。引用されやすいドメイン属性の違いを可視化

株式会社Wallabee

Optyino.ai(オプティーノエーアイ)は、AI検索時代のブランド露出を可視化・最適化するGEO/AIO/LLMOプラットフォームであり、そこに蓄積されたAI回答ログをもとに、生成AIの回答が引用するURLのドメイン属性(.com、.co.jp、.jpなど)の傾向を分析しました。

本調査では、「◯◯という美容クリニックの評判はどうですか?」「物流業界でおすすめの企業を教えてください」「Web3.0関連プロジェクトの信頼性について教えてください」など、金融・住宅・物流・小売・美容・IT・Web3.0など幅広い業種にまたがるプロンプト585件を対象に、2025年8月11日から2026年6月30日までに取得されたAI回答71,041件を分析しました。

調査サマリー

生成AIの回答から抽出・集計した引用URL134,174件をドメイン属性別に分類したところ、最も多く引用されたのは「.com」で40.2%(53,942件)、次いで「.co.jp」が35.5%(47,622件)、「.jp」が19.2%(25,716件)となり、上位3属性だけで全体の94.9%を占めました。

一方で、AIモデルごとに引用傾向には違いがあり、ChatGPTでは「.co.jp」の引用率が44.8%と高いのに対し、Google AI Overviewでは「.com」の引用率が46.7%と高いなど、モデルによって参照するドメイン属性の構成が異なることも分かりました。

調査の背景

生成AIによる検索・回答(AI Overview、AIモード、チャット型アシスタントなど)が普及するにつれ、AIがどのウェブサイトを情報源として引用しているかは、企業のオンラインでの露出やブランド認知に直結する要素になりつつあると考えられます。

GEO(Generative Engine Optimization)やAIO、LLMOと呼ばれる施策の重要性が高まる中、特に日本企業にとっては「AIは.com・.co.jp・.jpといったドメイン属性をそれぞれどの程度引用しているのか」、そして「その傾向はどのAIモデルでも共通なのか」は気になるポイントと考えられます。


そこで今回、Optyino.aiに蓄積された実際のAI回答ログを対象に、引用URLのドメイン属性を分析しました。

主な調査結果

引用URLの4割は.com、上位3属性で9割超

ドメイン属性別の内訳を見ると、.comが40.2%、.co.jpが35.5%、.jpが19.2%で、この上位3属性だけで全体の94.9%を占めています。

「.net」は2.6%(3,538件)、「その他」は2.5%(3,355件)にとどまりました。なお、いずれにも該当しない.orgは1件(0.0%)、.or.jp・.ac.jp・.go.jp・.ne.jpはいずれも0件で、今回の集計期間においては主要な引用先にはなっていません。

ドメイン属性

引用URL数

引用率

.com

53,942件

40.2%

.co.jp

47,622件

35.5%

.jp

25,716件

19.2%

.net

3,538件

2.6%

その他

3,355件

2.5%

AIモデルによって参照するドメイン属性の構成は異なる

分析対象回答数が5,700件以上ある主要8モデルについて、ドメイン属性別の引用率を比較しました。

AIモデル

.co.jp引用率

.com引用率

.jp引用率

ChatGPT

44.8%

25.2%

23.9%

Claude

37.1%

37.7%

21.1%

Grock

36.2%

39.1%

17.9%

最も.co.jp引用率が高かったのはChatGPTで44.8%でした。

Claudeの37.1%と比べても7.7ポイント高い水準です。

一方でChatGPTの.com引用率は25.2%と主要8モデルの中で最も低く、.com引用率が最も高いGoogle AI Overviewの46.7%とは対照的な傾向を示しています。

ChatGPTの.jp引用率も23.9%で8モデル中最も高く、.co.jpと.jpを合わせた引用率は68.7%に達しており、他モデルと比べてこの2属性への引用傾向が強いと考えられます。

4位~8位のPerplexityGoogle AIモードのデータなど、詳しい分析データはこちら:

https://optyino.ai/press/ai-search-query-analysis

.jpの引用率は5カ月で22.7%から15.4%に低下、.comは6月に44.0%まで上昇

ドメイン属性別の内訳では、.co.jpの引用率は35.5%〜37.8%の範囲で推移し、比較的安定した水準を維持しています。

一方、.jpの引用率は2月の22.7%から3月に24.3%へ一度上昇したものの、4月20.4%、5月19.0%、6月15.4%と4カ月連続で低下しており、直近5カ月で最も明確な下降トレンドを示しました。

対照的に.comの引用率は2月から5月にかけては35.2%〜37.0%の範囲で.co.jpとほぼ並ぶ水準で推移していましたが、6月には44.0%まで上昇し、他の2属性から突出する結果となりました。

集計対象引用URL数

.co.jp 引用URL数

.co.jp 引用率

.com 引用URL数

.com 引用率

.com 引用率

.jp 引用率

2026-02

15,941

5,768

36.2%

37.5%

37.0%

3,618

22.7%

2026-03

24,107

5,768

36.2%

8,485

35.2%

5,860

24.3%

2026-04

24,661


9,245

37.5%

9,056

36.7%

5,025

20.4%

直近1カ月の.com引用率上昇が一時的な変動か、今後も続く傾向かは、今回の集計期間だけでは判断できません。今後の推移も注視していく必要があると考えられます。

2026年5月・6月の結果を含めた、詳しい分析データはこちら:

https://optyino.ai/press/ai-domain-citation-analysis

調査から分かる考察

今回の調査では、AIモデルによって引用するドメイン属性の構成に明確な差が見られました。ChatGPTは.co.jp・.jpを他モデルより高い頻度で引用する一方、Google AI Overviewは.comの引用率が最も高いなど、モデルごとに異なる傾向が確認されています。

これはAIモデルごとにWeb情報の収集方法やインデックスの作り方が異なることが影響している可能性がありますが、今回の調査だけでは要因を特定できません。

プロンプトの内容やモデルのバージョンなど、条件をより均等にそろえた詳細な検証が今後必要です。一方で、全体の傾向としては、.jpドメインよりも.co.jpのようなコーポレートドメインや.comのようなグローバルドメインのほうが引用されやすい結果となりました。

これから新たにドメインを取得する場合や、GEO対策としてドメイン戦略を見直す場合は、.jpよりも.co.jpまたは.comを選ぶ方が生成AIに引用されやすい可能性があると考えられます。

調査概要

  • 調査テーマ: AI検索が引用するドメイン属性(.com/.co.jp/.jp等)の傾向、およびAIモデル別の違い

  • 分析目的: 生成AI回答において、どのドメイン属性が引用されやすいかを把握し、GEO/LLMO/AIO対策に活用するため

  • 調査期間: 2025年8月11日〜2026年6月30日

  • 分析対象: Optyino.ai上のAI回答ログ

  • 対象プロンプト: 585件

  • 分析対象回答数: 71,041件

  • 抽出引用URL数: 134,174件

  • 集計対象引用URL数: 134,174件

  • 調査主体: Optyino.ai

  • 使用データ: Optyino.ai上のAI回答ログ

注記

※ドメイン属性の判定にあたっては、.co.jp、.go.jp、.ac.jp、.or.jp、.ne.jpを.jpより優先して分類し、いずれにも該当しないドメインは「その他」に分類しています。なお.orgは「その他」とは別に独立したカテゴリとして集計しています。

※本文中の「ChatGPT」「Claude」「Grok」「Perplexity」「Gemini」「Copilot」は、分析上ではそれぞれ「gpt-5.2」「claude-sonnet-4-5」「grok-4」「sonar-pro」「gemini-2.5-flash」「bing-copilot」というモデルのデータに対応します。「Google AIモード」「Google AI Overview」はGoogle検索内の該当機能を指します。

※本記事の内容は情報収集・分析を実施した時点のものであり、公開時点では状況が変化している、または情報が古くなっている可能性があります。

※本調査は生成AIのAPI等を通じて取得した回答データを分析したものであり、実際のユーザー体験・検索結果とは異なる場合があります。

※数値は調査時点のものであり、AIモデルのアップデート等により変動する可能性があります。

Optyino.aiとは

AI時代のブランドを可視化する、生成AIエンジン対策(GEO/LLMO/AIO)ツール。ChatGPTやPerplexity、Geminiなどの生成AIにおいて、自社ブランドがどのように言及・引用されているかを分析し、AI検索時代における新しいマーケティング指標を提供します。表示スコアや引用分析、ブランドシェアなどのデータを通じて、企業が「AIに選ばれるブランド」になるための改善アクションを支援します。

サービスURL: https://optyino.ai/

【本調査データの引用について】 

本調査データを引用する際は、「株式会社Wallabee/Optyino.ai」および元記事URLの記載をお願いいたします。

元記事URL: https://optyino.ai/press/ai-domain-citation-analysis

【会社概要】 

会社名: 株式会社Wallabee

所在地: 東京都渋谷区桜丘町18番4号 二宮ビル1F-92

事業内容: GEO・LLMO領域の研究・プロダクト開発、AI検索対策支援、Webマーケティング支援

サービス: https://optyino.ai/

URL: https://wallabee.co.jp/

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会社概要

株式会社Wallabee

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業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区桜丘18番4号 二宮ビル1F-92
電話番号
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代表者名
森下浩志
上場
未上場
資本金
1050万円
設立
2023年02月