「障害者の生涯学習」を関係者が学び合う「共に学び、生きる共生社会コンファレンス」を国立市で1月31日開催

〜「生きづらさ」を抱える人の生涯学習、障害者青年学級の意義など、研究者・支援者・当事者などが登壇〜

眞山舎

2025年12月24日 08時29分

一般社団法人眞山舎（所在地：東京都国立市、代表理事：土屋一登) は、東京都国立市で文部科学省「学校卒業後における障害者の学びの支援に関する実践研究」事業の委託を受け、国立市公民館と連携し、また、多くの関係者の協力を得て「リカバリーの学校＠くにたち（RGK）」を実施しています。この度、「障害者の生涯学習」に取り組む、行政・民間の社会教育・生涯学習関係者を対象に、社会教育実践や学びの事例も含めた「共に学び、生きる共生社会コンファレンス＠くにたち～障害の有無をこえる『キョウドウ』の学びをひろげよう～」を2026年1月31日（土）に対面で東京都国立市で開催します。

「障害者の生涯学習」の推進は、障害の有無にかかわらず共に生きる共生社会の実現に必要な課題

現在、「障害者の生涯学習」の必要性が指摘され、その充実に向けた取り組みが政策的に推進されています。特に学校卒業後の障害者には、現状社会参加や生活の充実に向けて学ぶ機会が決定的に不足しています。そこで、社会教育・生涯学習の関係者を中心としながら、学校教育や社会福祉の関係者とも連携し、障害者も学ぶことができる場や機会を広げていくことが求められています。このことは障害者だけの問題ではなく、障害の有無にかかわらず共に生きる共生社会の実現に向けた、社会の構成員全員の学習課題でもあります。

「障害者の生涯学習」について学び合う「共に学び、生きる共生社会コンファレンス＠くにたち～障害の有無をこえる『キョウドウ』の学びをひろげよう～」を開催

近年、「障害者の生涯学習」や「共生」が現代的なテーマになってきました。東京都国立市においても「リカバリーの学校＠くにたち（RGK）」が2023 年から始まり、ともに学びあう「キョウドウ」の学びの機会が新たに生まれています。しかし、障害者も生涯を通じて学ぶことができる機会は、まだまだ社会に不足しています。そこで、「障害者の生涯学習」について学びの場づくりにかかわるもの同士が学び合い、障害の社会モデルに基づく障害理解の促進や、担い手の育成、そして、各地域においてもキョウドウの学びの輪が広がることを目指し、「共に学び、生きる共生社会コンファレンス」を国立市において開催します。

▼参加申込フォームは以下URL（Googleフォーム）をクリック／タップしてください。

※眞山舎にメールでお申し込みもできます。

https://forms.gle/kbMXJpDLafoqm9s59

▼メディア関係者の方は以下ページ下部の「お問い合せ」からご連絡ください。

https://www.sanayamaya.org/

【イベント概要】

イベント名	「共に学び、生きる共生社会コンファレンス＠くにたち～障害の有無をこえる『キョウドウ』の学びをひろげよう～」
開催日時	2026年1月31日（土）13:00-17:30 ※18時から1時間30分程度の懇親会が開催されます
開催場所	全体会：国立市公民館地下ホール ※分科会は各会場に分かれます。
対象者	社会教育関係者、自治体職員、福祉関係者、NPO関係者など
定員	100名（要事前申込） ※分科会については、参加人数の関係で、ご希望の分科会にご参加いただけない可能性があります。
参加費	なし ※懇親会のみ参加費2,000円（当日支払）
主催	一般社団法人眞山舎、文部科学省
後援（申請中）	国立市、国立市教育委員会、東京都教育委員会
協力	国立市公民館、東京都公民館連絡協議会、特別区社会教育主事会、NPO法人ダイバーシティサッカー協会、国立学園小学校

【タイムライン】

時間	テーマ	タイトル	登壇者・コーディネーターなど
13:00-13:20	開会	開会挨拶・文部科学省の取り組み紹介	文部科学省、他
13:20-13:50	キーノートスピーチ	「なぜ障害者の生涯学習に取り組むのか」	津田英二さん（神戸大学人間発達環境学研究科教授、文部科学省「障害者の生涯学習推進アドバイザー」）
13:50-14:55	パネルスピーチ＆トークセッション	「共に学ぶことの豊かさと難しさ」	・大嶋尚史さん（東京都教育庁地域教育支援部生涯学習課社会教育主事）・原恵子さん（金沢市菊川町公民館主事）・山本貫人さん（国立市公民館「コーヒーハウス」スタッフ）・土屋一登さん（RGKコーディネーター、双極性障害当事者）・津田英二さん・モデレーター：井口啓太郎さん（国立市公民館）
14:55-15:15	移動／休憩	「喫茶わいがや」のコーヒー出張販売	障害をこえてともに自立する会
15:15-17:30	分科会① ※分科会ごとにリフレクション	「『生きづらさ』を抱える人と生涯学習～対話・学び・参画～」	・池田希咲さん（RGKコーディネーター）・高橋しのぶさん（社会福祉法人多摩棕櫚亭協会）・RGK参加者
15:15-17:30	分科会② ※分科会ごとにリフレクション	「ダイバーシティサッカー体験会～『プレイフルスポーツ・コーディネーター』とは～」	・鈴木直文さん（一橋大学教員／ダイバーシティサッカー協会代表）・毛塚泰樹さん（一橋大学大学院生／ダイバーシティサッカー協会プレイフルスポーツ・コーディネーター）・鈴木康正さん（一橋大学大学院生／ダイバーシティサッカー協会プレイフルスポーツ・コーディネーター）
15:15-17:30	分科会③ ※分科会ごとにリフレクション	「社会教育行政・公民館が障害者青年学級を実施する意義とは」	〈コーディネーター〉・東京都公民館連絡協議会・特別区社会教育主事会〈助言者〉津田英二さん
18:00-	懇親会	分科会の成果共有や参加者交流等	参加希望者のみ