【自治体の災害対策を革新】「臭い、感染、メンテナンス、全て０」を実現特許取得の感染予防型仮設トイレ『ZoneZero』シリーズのプロトタイプ自治体・公共Weekにて初公開

インプルーブエナジー株式会社

2025年6月30日 19時24分

インプルーブエナジー株式会社（本社:大阪府大阪市、代表取締役社⾧:尾張伸行）は、“臭わない”を

科学的に実現した仮設トイレ「え!?臭わない!? 感染予防型仮設トイレ『ZoneZero』シリーズ」を

再現したプロトタイプを、2025年7月2日(水)～4日(金)に東京ビッグサイトで開催される

「自治体・公共Week」にて初公開いたします。本プロトタイプでは、実際にトイレ内部に入っていただき、従来の仮設トイレでは実現が難しかったゆとりのある空間や、実証実験でも証明された無臭化の技術をご体感いただけます。また『ZoneZero』シリーズは、災害時の避難所や仮設住宅、公園・公共施設などでの常設利用にも対応できる設計となっており、自治体の防災備蓄・地域の衛生環境改善を目的とした導入にも最適です。

その革新性と社会的意義が高く評価され、2025年には「ジャパン・レジリエンス・アワード」優秀賞を受賞しました。

■今秋発売！「え!?臭わない!? 感染予防型仮設トイレ『ZoneZero』シリーズ」

<『ZoneZero』シリーズの革新ポイント>

● 「臭いの抑制」ではなく「無臭化」を実現（特許取得済）

マイナスイオンと低濃度オゾンを室内・便槽内に自動放出。臭いの元となる菌やウイルスを分解・不活性化し、臭いの発生そのものを防止します。薬剤不要のメンテナンスフリー設計で、管理負担も軽減。

● 便槽容量1.5倍（300L → 450L）で使用回数アップ(当社従来機比)

災害現場で多い「汲み取りが間に合わない」問題に対応。容量拡大で使用可能回数が増加し、衛生状態を長く維持。結果として

人員負担・汲み取り回数も軽減されます。

● 自動水洗＋シリコンフラッパーで臭気逆流を防止

150ccの少量水でしっかり洗浄。さらに、シリコン製フラッパーが便器を密閉し、臭いや虫の逆流を防止します。

● 水洗清掃が可能な床構造と自動手洗い器で衛生的

独自の床構造で、排水はすべて便槽へ。床ごと水で清掃でき、清潔を保ちやすい設計。非接触型の自動手洗い器も標準装備。

● 広くて安全な室内。バリアフリー対応も

90cm×90cm以上の広さで「快適トイレ」星二つ基準をクリア。着脱式ステップやスロープ対応も可能で、高齢者や子どもにもやさしい設計です。暖房・冷房設置もOK。

■独自技術で「臭いの低減」ではなく「無臭化」を実現、換気ユニットの交換や便槽タンクの清掃も不要で設置管理の負担軽減

従来の仮設トイレは「臭い」や「不衛生さ」から使用を敬遠され、結果として水分・食事を控える人が増え、災害関連死に繋がる深刻な課題がありました。こうした問題を根本から解決するために、当社は“臭わない”ことを科学的に実現する仮設トイレを開発しました。

『ZoneZero』シリーズに搭載されている無臭化装置は、特許取得の独自技術でマイナスイオンと低濃度オゾンを活用。臭いや感染の原因となる便槽タンク内にこれらを自動放出し、ウイルスや菌の表面に付着・分解することで不活性化します。悪臭を“閉じ込める”従来方式とは異なり、悪臭分子そのものを原子レベルで分解するため、薬剤耐性のウイルスや菌にも効果を発揮し、感染予防にもつながります。

この無臭化装置を取り付けた「感染予防型仮設トイレ」は2024年５月に行われた臭気調査で無臭が確認されています。