アジアで最も街歩きがしやすい都市:東京は15位にランクイン、大阪はワースト5位
旅先では文化遺産を訪れたり、ローカルなお店で地元フードを楽しむことで、現地の文化に触れることができます。街を歩いていると地元の人の会話が聞こえてきたり、看板に書かれたキャッチフレーズを発見することができるかもしれません。
世界中のオンライン英会話講師と生徒をつなぐ、オンライン語学学習プラットフォーム Preply(プレプリー)は、徒歩で都市を探索することが、新しい言語を学ぶのに非常に良い機会だと考えています。道を尋ねたり、通りすがりの人に挨拶したりする中で、ネイティブスピーカーが使っているフレーズを自然に学習することができます。
こうした背景から私たちは、アジアの都市の中で、徒歩で巡るのに最適な場所を調査しました。それぞれの都市で、観光客が1日で巡る王道ルートを想定し、「朝食スポット」「評価の高い観光名所」「ランチスポット」そして「夕食スポット」を訪れた際の、全体の徒歩距離を算出しました。また、移動にかかる時間、歩数、消費カロリーもデータとして分析し、「アジアで最も街歩きがしやすい都市」を調査しました。
調査結果の概要
街歩きしやすい都市
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アジアで最も街歩きしやすい都市は「ドバイ」
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「東京」は街歩きしやすい都市、第15位にランクイン
街歩きしにくい都市
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アジアで最も街歩きしにくい都市は「台北」
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「大阪」は街歩きしにくい都市、第5位にランクイン
アジアで最も街歩きしやすい都市は「ドバイ」
アラブ首長国連邦のドバイが、アジアで最も歩きやすい都市として第1位に輝きました。観光客は、ドバイの歴史的建造物を保護している、アルファヒディ歴史地区からドバイ博物館まで散策しながら、朝食、昼食、夕食を楽しむことができます。1日の徒歩での所要時間はわずか44分、距離は3.1キロメートルです。平均してわずか3,800歩で、一通り観光を楽しむことができます。主要な観光地と人気の食事スポットが効率よく周れる位置にあります。
また、ドバイは主に平坦な地形の都市であり、徒歩での移動が非常に簡単です。特に、ダウンタウンやドバイマリーナには観光客向けの散策ルートが整備されており、観光の出発点として最適です。ただし、夏には気温が40°Cを超えることもあるため、徒歩で街を探索する際は、十分な水分補給と日焼け止め、そして適度な休憩が大切です。
※ドバイではこの街歩きルートを想定して算出しています。
朝食スポット:アラビアンティーハウス
おすすめ観光地1:ドバイ博物館
ランチスポット:XVAカフェ
おすすめ観光地2:アル・バスタキヤ
ディナースポット:バスタキヤナイツ
「東京」は第15位にランクイン
日本で唯一、15位以内にランクインしたのは東京でした。東京は観光スポットが非常に多く、例えば「浅草」「築地」「渋谷」など、主要なスポットそれぞれに独自の雰囲気があり、昔ながらの日本の風情を感じられる場所もあれば、高層ビルが立ち並んで若者が行き交う場所も存在する都市です。
そんな東京は上位の都市と比較すると、近隣の主要な観光地を巡るのに約100分の時間を要するという結果が出ました。徒歩での街歩きという観点では、観光スポットが密集している他都市に軍配が上がるようです。東京は電車移動の利便性に優れているため、観光は電車を利用する観光客も多いです。
※東京ではこの街歩きルートを想定して算出しています。
朝食スポット:築地場外市場
おすすめ観光地1:築地本願寺
ランチスポット:銀座 篝(カガリ)
おすすめ観光地2:浜離宮恩賜庭園
ディナースポット:寿司大(スシダイ)
アジアで最も街歩きしにくい都市は「台北」
今回の調査では、アジアで最も街歩きがしにくい都市は台湾の首都である「台北」でした。観光客が1日で市内を探索する場合、観光ルートに沿って平均で15.6キロメートル歩く必要があり、トータルの所要時間は224分になります。とはいえ、台北にはたくさんの魅力的なスポットがあるため、もしアクティブに過ごしたい、または体力に自信のある方にとっては、魅力的な目的地と言えるでしょう。
※台北ではこの街歩きルートを想定して算出しています。
朝食スポット:阜杭豆漿
おすすめ観光地1:中正紀念堂
ランチスポット:鼎泰豐
おすすめ観光地2:大安森林公園
ディナースポット:士林夜市
アジアで最も街歩きしにくい都市 第5位に「大阪」がランクイン
都市としてはコンパクトなイメージもある大阪ですが、今回対象とした観光ルートでは歩数や所要時間が多く、徒歩での街歩きには適していないという結果になりました。大阪も東京と同様、エリアごとに特色があるので、特定のエリアに絞って観光ルートを組めば、街歩きも楽になるかもしれません。
※大阪ではこの街歩きルートを想定して算出しています。
朝食スポット:黒門市場
おすすめ観光地1:大阪城
ランチスポット:俺たちのカレー家
おすすめ観光地2:心斎橋
ディナースポット: 道頓堀
旅に出る前に:徒歩で地元の文化を楽しむためのヒント
アジアには、徒歩で巡る価値がある素晴らしい都市がたくさんあります。徒歩で街を散策することによって、珍しい建築物やローカルフード、地元の人と出会いやすくなり、その国の文化をより深く知ることができます。そこで、次の旅行を最大限に楽しむためのヒントをいくつかご紹介します。
出発前に基本的な言語を学ぶ
現地に行く前に、できる限りその土地の言語を学んでおくと、文化に深く触れることができます。上海への旅行に備えて中国語を学んだり、シンガポールへの旅行に備えて基本的な英語を学ぶと、現地の人とコミュニケーションが取れて、自信を持って街を歩けるようになります。
たとえ簡単な挨拶だけだったり、カタコトの言葉でも、現地の人々は努力してくれる姿勢を見て喜んでくれることが多いです。オンライン学習プラットフォームのPreply(プレプリー)なら、旅行前の語学準備に最適な講師が揃っています。
現地の習慣を調べる
現地のマナーや習慣について、ちょっとしたリサーチが大きな違いを生みます。何も知らない状態でいくと、知らず知らずのうちに失礼をしてしまった、なんてこともありえます。例えば、日本にはないチップの習慣などについて事前に調べておけば、現地での会計時に慌てる必要もありません。
迷うことを恐れない
今回の調査では、観光名所やグルメスポットを徒歩で巡ることを重視していますが、徒歩での探索の醍醐味は、その途中で偶然見つける「予想外の発見」にあります。地元の人々と交流したり、小道を気ままに歩いたりする時間をぜひ確保してください。安全には十分気をつけて、迷子になったときは遠慮なく道を尋ねましょう。
調査概要
調査方法:
アジアで最も歩きやすい都市を見つけるため、まず30都市の候補リストを作成しました。その後、AIを使用して各都市での1日徒歩観光の仮想ルートを作成しました。ルートには朝食の場所、観光地、昼食の場所、さらに別の観光地、そして夕食の場所が含まれています。
次に、ルート全体の距離をマイルで計算し、Googleマップを使用して徒歩でかかる時間を算出しました。2,000歩が1マイル、200キロカロリーを消費すると仮定し、この距離を歩くことでの平均的な歩数と消費カロリーも計算しました。
調査期間:2024年8月1日〜2024年8月31日
引用・転載の際のお願い
調査結果を引用・転載される際には、以下2点のご対応をお願い申し上げます。
・「オンライン英会話レッスン Preply(プレプリー)調べ」の記載
・URL https://preply.com/ja/online/english-tutors の記載
Preply(プレプリー)について
プレプリーは、世界180カ国で50カ国語を教える32,000人以上の家庭教師と、数十万人の学習者をつなぐオンライン語学学習のマーケットプレイスです。機械学習のアルゴリズムによって生徒と家庭教師をマッチングさせ、選ばれた家庭教師は、学習者の予算、スケジュール、現在の知識に合わせてカスタマイズされたレッスンプランを作成します。
プレプリーは2012年にウクライナのKirill Bigai、Serge Lukyanov、Dmytro Voloshynのチームによって設立され、現在、58カ国の国籍からなる400人以上の従業員がいます。米国を拠点に、ヨーロッパ、米国、アフリカ、アジア、ラテンアメリカの30カ国に従業員がいます。
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