一夫多妻制や同性婚など、多様な結婚の形を実践する人も参加し、トークライブを開催「新しい当たり前」に変わろうとしている」
〜多視点オンライン演劇「スーパーフラットライフ」のアンコール配信、本日からの期間限定配信を発表〜
株式会社ハルマリ(所在地:東京都渋谷区、CEO:島崎昭光、以下ハルマリ)は、「東京レインボープライド」主催の「プライドウィーク」に合わせて、結婚に新常識を提案する多視点オンライン演劇「スーパーフラットライフ」の特別編として「スーパーフラットな結婚ライブ」を2021年4月29日(木・祝)にYouTubeにて無料配信いたしました。トークライブには、MCに芸人・レインボー、ゲストに主演の秋元才加さんをはじめとする「スーパーフラットライフ」の出演陣が登場し、視聴者と共に日本の結婚観について語り合い、総コメント数1000を超えるほどの盛況のうちに終わりました。
また、4月4日配信のアーカイブを本日、4月30日(金)から5月5日(水)23:59までLINE LIVE-VIEWINGにて期間限定配信することも発表しました。
また、4月4日配信のアーカイブを本日、4月30日(金)から5月5日(水)23:59までLINE LIVE-VIEWINGにて期間限定配信することも発表しました。
「スーパーフラットライフ」は、俳優・秋元才加さん主演で、4月3日・4日に二夜連続のライブ公演を行い、総コメント数2000を記録したコンテンツスタジオ・ハルマリによる演劇プロジェクトです。ライブ配信後には『私もこういう選択をしているので勇気をもらえた』『親友との共生婚、ありかも』など、予想以上の反響がありました。同性婚や夫婦別性などの結婚のカタチはLGBTQ+当事者だけの問題だけでなく、日本人の結婚の新しいあり方として少しずつ定着しつつあることを感じることとなりました。
LGBTQ+などマイノリティの問題は、ともすれば“自分には関係ないこと”と思ってしまいがちですが、今回のトークイベントの後半に登場いただいた、一夫多妻制、同性婚と新しい結婚の形を実際に行っている人の価値観に触れた視聴者からは「日本の結婚制度は一部のマジョリティに偏っている感じ」「お互いの同意の上なら、どんな形の結婚があってもいいなと思いました」のコメントがあるなど、多様化社会に生きる同じ人間として、私たちの思う「当たり前」や「普通」には想像もできないくらいの選択肢や違いがあることを考える時間になりました。トークライブでも発表した「スーパーフラットライフ」のアンコール配信は、結婚から多様化を考えることから、多様性を考えるイベント「東京レインボーブライド2021」を応援し「プライドウイーク」の期間中に合わせて、「スーパーフラットライフ」の特別編としてトークライブと本作のアンコール配信を行うことに決めました。
<「スーパーフラットライフ」アーカイブ概要>
◆販売・視聴可能期間:2021年4月30日(金)~5月5日(水)23:59
◆チケット販売場所:LINE LIVE-VIEWINGにて
https://viewing.live.line.me/liveg/400
◆チケット価格:2,020円(税込・サービス料含む)
◆視聴方法:LINE LIVE-VIEWINGにて ※LINEアカウントが必要。
「スーパーフラットライフ」あらすじ
5年付き合った彼氏に突然の別れを告げられた、まもなく30歳を迎える棚橋エリ(秋元才加)がコロナ禍でアクセスしたオンライン結婚相談所「スーパーフラットライフ」。性別不詳の支配人、川口アキラ(中山咲月)はエリに次々に理想の結婚相手を紹介してくれるが、その相手というのがちょっと異質。同性婚を望む超合理主義者の女、レズビアンに、別居婚や契約結婚などなど、従来の結婚観を根底から覆す人たちばかり。親友との同居生活、実はゲイだった彼との恋愛生活、悩んだ末エリの出した結論は。
視聴者の声で多かった「スーパーフラットライフ」の製作の裏側
秋元さん「ほんとうに考えさせられる演劇だった」、中山さん「心に残る作品だと思う」
ハルマリがなぜ日本の結婚観をテーマに今回のプロジェクトを行ったかその意図を知ってもらうことでより新しい結婚のあり方に対する理解が深まると思い企画した、オンライン演劇「スーパーフラットライフ」の特別編となる「スーパーフラットな結婚ライブ」。芸人・レインボーがMCを務めるトークライブでは、オンライン演劇「スーパーフラットライフ」を、①ストーリー、②キャラクター、③演出の3つの側面から舞台裏を大解剖しました。「日本人の結婚観」にフォーカスした本作では、どのシーンのセリフやキャラクター設定にもそれぞれ意図があり、細かいセリフにも製作陣たちのメッセージが込められています。メインキャストである4人、秋元才加さん、中山咲月さん、平田薫さん、池田直人さん(レインボー)がそれぞれ自分の演じたキャラクターについての印象を述べるとともに、役を演じるうえで意識したことなどを話しました。
また、劇中において、いわゆる「普通」の価値観を持つエリ(秋元才加)に対して、結婚のあり方に対する新しい視点を与えて諭すようなアキラ役を演じた中山咲月さんは、「アキラのセリフは、自分が仕事を通して伝えていきたいと思っていたことを代弁してくれた」と話していました。また、秋元さんは、「ジェンダ―、セクシャリティー、結婚観、多様性など、いろんなことを学んだ」と述べていました。製作陣と出演者たちが数ヶ月間にわたって、このテーマと向き合ってきたことが分かるエピソードをうかがえました
一夫多妻制、スウェーデンの同性婚と新しい結婚観に触れる
今回の演劇のテーマで結婚を取り上げたように、2021年の現在は結婚の過渡期だといわれています。番組後半では、いま変化しつつある新しい結婚のスタイルを実際に行っている2名のゲストを迎え、その生き方に迫りました。1組目は日本では珍しい、一夫多妻制という結婚のスタイルを選択した西山嘉彦さんと裕子さんが登場しました。西山嘉彦さんの「3人で全てさらけ出して話をしたときに、結婚で何だろうということにいきついた。共存する道をさぐり、だめだったら解散しようと9年経った今も実験中」などというポジティブな生き方や、「今の結婚の制度は昔の時代の方が作った制度。大切にしていることは、決めつけることをしないで知り続けていくこと、今の自分はこうなんだと伝え続けること」という考え方に、視聴者たちは「話し合いで全員の解釈が一致したからこそなんだろうなあ」「人としてお互い好きなのですね」など、発言に共感していました。2組目は、スウェーデンで同性婚をしたゲイカップルのみっつんさん。みっつんさんが、その選択をした経緯や家族やパートナーに対する価値観をうかがい、視聴者たちが「日本も多様性を認めて欲しいですね」「学校でも講話してほしいな」など視聴者の心をすっかり鷲掴みにしていました。
他にも、「スーパーフラットライフ」の特設サイトにある、結婚のスタイルをまとめた「結婚辞典」(https://harumari.tokyo/64737/)を、スタジオのみんなで見ながら、自分たちが気になる結婚のスタイルについて話し合いました。レインボーの2人は「そもそも、言葉を知らない人も多いかもしれませんが、こうやって言葉で提示してあげることで認知が広がり受け入れてもらいやすくなりますね」とのコメントがありました。また、視聴者たちもここまで増えている結婚の選択肢の多さを知り、「法律婚してるけど共生婚したい」「本当に結婚のあり方ってひとつじゃないんだなあ」などと、これまで縛られていた世間体や固定概念から解放されたような反応もありました。
ハルマリが手がける視座転換クリエイティブ
コンテンツスタジオ・ハルマリは、様々な社会課題を普段とは違った角度から見つめることで、より日常を楽しく過ごせる特集やライブコンテンツを届けてきました。旅行が出来ないコロナ禍での新しい旅エンタメ「トラベル・ライブビューイング」や、フェムテック商品のライブコマース番組「進化する生理」など、社会課題とされるテーマを、より柔らかく、より現実的にみつめなおす視座転換のクリエイティブで自分ごと化する機会を提供しています。
「スーパーフラットライフ」のテーマは”日本の新たな結婚観”
日本人の結婚観ほど「ホンネとタテマエ」が錯綜する不可思議な価値観はありません。ジェンダーや夫婦の役割、社会システムとしての結婚の現実と愛や絆という理想とのギャップなど、この「ホンネとタテマエ」が錯綜する結婚観に窮屈さを感じている人が多いかもしれません。そこでハルマリは、「親友と同性婚できるようになったら?」というテーマで常識にとらわれない多様な結婚観を提示したいと考えました。多くの人々にメッセージを伝えたいという理由から、ワクワクするストーリーを詰め込み、新しい多視点の演出手法を取り入れた“オンライン演劇”というエンタテインメントで、メッセージを発信しました。
この度のオンライン演劇「スーパーフラットライフ」では、俳優の秋元才加さんを主演に、モデル・俳優の中山咲月さん、俳優の平田薫さん、お笑い芸人の池田直人さん(レインボー)などセクシャリティやジェンダーについてフラットな価値観を発信、行動している方々が出演しました。さらに、脚本にはNHKドラマ「これは経費で落ちません!」の脚本やTBSドラマ「下町ロケット」の脚本協力を手掛けた藤平久子さんを迎え、日本の新たな結婚観を提案。
秋元さん演じる棚橋エリは、法律婚を目前に突然パートナーから別れを告げられてしまいます。そこで結婚相談所「スーパーフラットライフ」へ相談すると、超合理主義を理由に同性婚を望む女性、別居婚、契約結婚など従来の結婚観を覆す人々と出会い、自身の結婚観を疑い始め、悩む…というストーリーです。
また本作では、同一の場所をマルチ視点で映すことで役者のリアルな表情や演技を楽しめる今までにない多視点カメラによる演出や、視聴者のコメント内容で役者のセリフが変わるイマーシブな演出など、オンライン演劇の新たな演出方法にも注目です。
<出演者プロフィール>
エリ役:秋元 才加
2013年8月「AKB48」を卒業後、俳優として映画・ドラマ・舞台に出演する他、テレビ番組の MC など幅広く活躍中。主な出演作には、舞台『日本の歴史』『ゴースト』、映画『ギャラクシー街道』、ドラマ 『やすらぎの刻〜道』など。2020 年 8月、山猫は眠らないシリーズの 8 作目でハリウッドデビューを果たす。最近 では SNS を通じて政治や社会課題に対して積極的な発言を行っている。LGBTQ+アライであり同性婚についてもポジティブな発言をしている。
トモコ役:平田薫
1989年生まれ、宮城県出身。2003年、芸能界デビュー。主な出演作は「魔法戦隊マジレンジャー」(05〜06年)、「農ドル!」(10年)、「猫侍」(13年)、「コールドケース~真実の扉~」(21年)などのドラマや、映画『潔く柔く』(13年)、『深夜食堂』(15年)、『デッドエンドの思い出』(19年)など。広告も多数出演。映画『るろうに剣心 最終章/The Final』が公開中。
アキラ役:中山 咲月
ティーン誌『ピチレモン』の専属モデルとしてデビュー。俳優としても、ドラマ『中学聖日記』や、映画『ヌヌ子の聖★戦~HARAJUKU STORY~』『仮面ライダーゼロワン』に出演。自身のブログでは、セクシャリティやジェンダーについてフラットな価値観を表明、発信している。
マモル役:池田直人(レインボー)
お笑いコンビ「レインボー」のボケ担当。5歳から高校2年生まで子役として活動していたことがある。コントでは女性役を演じることが多く、YouTubeではメイク動画も投稿して人気。インスタグラムでは、身近にいるキャラクターを自ら演じる「人間図鑑」と呼ばれるショートムービーを投稿して人気に。吉本坂46のメンバーにも選抜されている。
<スタッフプロフィール>
◆総合演出・脚本:島崎昭光
博報堂DYメディアパートナーズ~螢光TOKYOを経てコンテンツスタジオHarumari Inc.を設立し、同社の代表・クリエイティブディレクターとなる。ストーリーコンシャスな映像・ビジュアル設計でTVCMやグラフィックなどの広告クリエイティブを手がけるほか、カルチャーメディア「Harumari TOKYO」の編集長を務める。
◆ドラマ/映像演出 :八幡貴美
CMプランナーを経てディレクターとなる。
2012年初監督・脚本の短編がゆうばり・LA Asian PasificFilm Festivalなど国内外の映画祭で上映。
2018年「ヒゲとレインコート」が未完成映画予告編大賞で大根仁賞、同作品はアカデミー賞公認アジア最大級の国際短編映画祭Short Shorts FilmFestival2019のオフィシャルセレクションにも選出。
◆脚本:藤平久子
女性の本音、リアルな心理描写を得意とし、女性主役の恋愛ドラマから、アクション、ホラーまで幅広い分野で執筆。子育てを通した母親目線のドラマ作りに自信を持つ。主な作品に。NHKドラマ10「これは経費で落ちません」脚本/TBSドラマ『下町ロケット』脚本協力/テレビ東京「牙狼」シリーズなど。
◆技術演出:平瀬謙太朗
東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻にてメディアデザインを専攻。2013年デザインスタジオ「CANOPUS」を設立。複数監督として監督・脚本を務めた『八芳園』『Duality (邦題:どちらを)』が共にカンヌ国際映画祭 短編コンペティション部門に正式招待。その他、文化庁メディア芸術祭、映文連アワード、朝日広告賞など受賞多数。
<Harumari TOKYOについて>
知性と愉しさをもとめる30代のためのカルチャーライブマガジン。クリエイティブな東京のカルチャーや新しいライフスタイルを編集部独自の目線でキュレーションして、オンラインライブ番組と特集記事を定期的に発信している。
URL: https://harumari.tokyo/
<ハルマリ 会社概要>
社名:株式会社ハルマリ
所在地:東京都渋谷区恵比寿1-20-4 Sreed EBISU 8F
代表取締役:島崎 昭光
事業内容:カルチャーメディア「Harumari TOKYO」のメディア事業。企業のオウンドメディアの運営を戦略からクリエイティブ、システムまでワンストップで提供するブランドスタジオ事業を展開。その他、企業のブランディングやコミュニケーションのコンサルティング、D2C事業支援なども行っている。
TEL:03-6427-8481
URL: https://harumari.com/
【本件に関する一般のお客様の問い合わせ先】
support@harumari.zendesk.com
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