株式会社Candee、YJ2号投資事業組合をリードに総額約10億円の第三者割当増資を実施し、役員体制を強化
株式会社Candee(本社:東京都港区、代表取締役 古岸 和樹、以下「Candee」)は、YJ2号投資事業組合(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長 堀 新一郎)をリードインベスターとし、TBSイノベーション・パートナーズ1号投資事業組合、株式会社gumiを引受先とする総額約10億円の第三者割当増資を実施致しました。また、株式会社gumi代表取締役社長の國光宏尚氏を当社取締役会長へ、社外取締役にグリーベンチャーズ株式会社General Partnerの堤達生氏及びYJキャピタル株式会社取締役副社長の戸祭陽介氏を迎え、新体制へ移行する事を決定いたしましたので、下記の通りお知らせ致します。
■Candeeの概要
株式会社Candeeは2015年の設立以来、モバイル動画市場における知見を有する経営陣及びスペシャリスト集団のもと、モバイル動画時代の「新しい時代のカルチャーとスターの創造」をミッションに掲げ、LINE、Facebook、Instagram等を活用したモバイル動画コンテンツの企画・制作において、スマホならではの新しい映像フォーマットに次々とチャレンジし、モバイル動画時代のトップランナーとして実績を作ってまいりました。
■資金調達の目的
現在、エンターテイメント領域においては、モバイルオンラインゲーム市場に加え、モバイル動画市場が急速に拡大しております。モバイル動画市場の市場規模は平成27年には1,460 億円(モバイル・コンテンツ・フォーラム社のデータによる)となり、今後も更なる拡大が見込まれます。
2015年以後、モバイル動画プラットフォームが各社からリリースされるとともに、Facebook、LINE、Twitter、Instagramなどのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)も次々に動画配信に対応、モバイル端末で動画に触れる機会は飛躍的に増えてきました。スマホならではのフォーマットを活かした、テレビとは異なる動画コンテンツの楽しみ方が定着しつつあります。
加えて2016年秋、携帯キャリア各社から20GBまで高速データ通信を利用できるデータ定額プランが相次いでリリースされたことで、データ制限の心配なくWi-Fi外からもモバイル動画の視聴・配信を楽しめる外部環境が整いつつあると言えます。
テレビからスマホへ。視聴環境のシフトは今後加速し、モバイル動画はより広く生活に浸透が見込まれ、スマホらしい操作性を活かしたハイエンドな機能とインタラクティヴなコミュニケーションが可能な視聴環境が当たり前に変わることが予想されます。
今回の資金調達は、このようなモバイル動画時代のニーズに応える、新たな動画コンテンツ・フォーマット開発及びサービスの構築、またそのサービス認知拡大へ向けたマーケティングへの投資です。数多くのモバイル動画の制作実績を活かし、スマホだからこそ可能な新しい動画を企画・制作・提供してまいります。
【引受先の概要】
・YJ2号投資事業組合
(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長 堀 新一郎)
・TBSイノベーション・パートナーズ1号投資事業組合
(所在地:東京都港区、代表社員 株式会社東京放送ホールディングス 職務執行者 伊藤博信)
・株式会社gumi
(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長 國光宏尚)
■Candee新体制について
今回の第三者割当増資に伴い、新体制へ移行致します。Candee創業時より執行役として事業を担ってきた古岸和樹氏が代表取締役社長へ、新井拓郎氏が代表取締役副社長、山村嘉克氏が取締役へ就任致します。また、株式会社gumi代表取締役社長 國光宏尚氏を取締役会長、グリーベンチャーズ株式会社General Partner 堤達生氏、YJキャピタル株式会社取締役副社長 戸祭陽介氏を社外取締役に迎えいれ、事業展開を加速していきます。
【役員プロフィール】
古岸和樹 代表取締役社長兼CEO(Chief Executive Officer)
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(旧株式会社ツタヤオンライン)、ヤフー株式会社にて、映画、音楽といったエンタテインメントコンテンツの企画、プロデュース、ディレクション、プロモーションに従事し、株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(株式会社アニマックスブロードキャスト・ジャパンへ出向)、エイベックス・グループにおいて事業責任者として音楽配信部門を担当、平行してグループのデジタル戦略及び新規事業推進を担当。Candeeにおいては、タレントマネジメント事業及びコーポレート部門責任者として常務執行役に従事。
新井拓郎 代表取締役副社長CCO(Chief Content Officer)
大学在学中よりエイベックス・グループにて、デジタルメディアを活用した音楽情報やアーティストに関する企画、制作、運営を牽引後、音楽配信、アーティストのデジタルファンクラブ、BeeTV、dビデオ、UULAといった定額制映像配信、映像コンテンツのマルチユース展開、企業アライアンスなど、新規事業の立ち上げを担当。Candeeにおいては、制作事業及びメディア事業責任者として常務執行役に従事。
山村嘉克 取締役 CSO(Chief Sales Officer)
株式会社東急エージェンシー 、beacon communications k.k. においてアカウントエグゼクティブとして牽引、株式会社IDEE R-PROJECT設立及び取締役として事業の経営を牽引、Webプロダクション株式会社FILEFIXを設立、2012年にイージスメディアグループとの資本提携により世界最大のデジタルソリューションネットワークである「isobar network」 に参画、isobar Japan 取締役副社長に就任(2013年 株式会社電通によるイージスメディアグループ買収の為、isobar Japanは電通グループへ)。Candeeにおいては、広告事業責任者として常務執行役に従事。
國光宏尚 取締役会長
米国Santa Monica College卒業後、2004年5月株式会社アットムービーに入社。同年に取締役に就任し、映画・テレビドラマのプロデュース及び新規事業の立ち上げを担当する。2007年6月、株式会社gumiを設立。代表取締役社長に就任する(現任)。
堤達生 社外取締役
グリーベンチャーズ株式会社General Partner。シンクタンク、投資会社を経て、サイバーエージェント、リクルート、グリーにてベンチャーキャピタル事業を立ち上げ。現在、総額約125億円規模のベンチャーキャピタルファンドを運用。 主な投資先は、Retty、Geniee、KaizenPlatform、Candee、FIVE等。
戸祭 陽介 社外取締役
YJキャピタル株式会社取締役副社長。大和企業投資にて投資部、審査部、投資事業組合を経た後、あおぞら銀行にてベンチャーキャピタル事業立ち上げを支援。その後、ヤフーにてM&A 業務全般に従事後、YJキャピタルを企画・設立、VC歴は20年以上。YJ キャピタルでは取締役副社長として、ミドル・バックを固めながら、投資業務にも従事。YJキャピタルでのIPO実績は、みんなのウェディング、フリークアウト、レアジョブ、Aiming、ユーザベース。
【株式会社Candee 会社概要】
社名:株式会社Candee
代表取締役:古岸 和樹
本社所在地:東京都港区南青山3-2-2 南青山MRビル2F
資本金:1,662,680,000円(資本準備金含む)
設立:2015年2月23日
事業内容:モバイル動画制作事業、広告事業、タレントマネジメント事業
URL:http://candee.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像