統合EDI製品「ACMSシリーズ」の最新版 バージョン4.7を発売

~ Microsoft SQL Server 2017、SQL Server 2017 on Linux など、最新データベースをサポート~

データ・アプリケーション

株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長:武田 好修、略称:DAL、JASDAQ:3848)は、企業データをシームレスに連携するB2Bインテグレーション・サーバ「ACMS E2X」と、企業間電子商取引に特化したB2Bサーバ「ACMS B2B」ならびに動作環境をWindowsに限定した「ACMS B2B Limited Edition」の最新版バージョン4.7を、8月31日より販売開始いたします。
最新版では、マイクロソフト社のデータベース SQL Server 2017(Windows/Linux)そして、オラクル社のデータベース・サービスであるOracle Database Cloud Service、Oracle MySQL Cloud Serviceに対応しました。

主力製品であるACMS E2XとACMS B2Bが導入されるOS環境は、Windowsが約60%、Linuxが約30%で、これら製品の管理データベースとして利用されるのが、SQL ServerとOracle Databaseでそれぞれ約40%を占めています。(自社調べ)

 この導入状況から、WindowsとLinuxのクロスプラットフォームをサポートするSQL Server 2017は、Linux環境でACMSを検討されているお客様に対し、データベースの選択股を広げることができることから、今回のバージョン4.7にて、早期にSQL Server 2017をWindows/Linuxの両方、検証を完了しました。

一方、EDI環境の大きな変化として、2017 年4月6日にNTT東西から「固定電話網のIP 網移行後のサービス及び移行スケジュールについて」の発表(※1)があります。この移行スケジュールによれば、2024年初頭を目途に、固定電話網を利用したJCA、全銀BSC、全銀TCP/IPといった従来型EDI環境が使えなくなり、企業は従来型EDIからインターネットEDIへの移行を検討せざるを得ない状況になります。

 DALはEDI環境に大きなインパクトを与えるこの発表を受け、今後インターネットEDIが普及するに伴いクラウドやサービスの利用が拡大するとの予想から、Microsoft Azure、AWS、Oracle Cloudなど様々なクラウドやサービスへの対応を積極的に進めており、より経済性・柔軟性・信頼性の高いEDI環境の構築を支援してまいります。

その他、今回の主な新機能は以下の通りです。

 1.稼働環境の充実
・以下のデータベースをサポート
- Microsoft SQL Server 2017(※2)
- Microsoft SQL Server 2017 on Linux(※2)
- Microsoft SQL Server 2016 SP1
- Oracle Database 12c Release 2
- MySQL 5.6 / 5.7

・Oracle Cloudの以下のデータベースをサポート
- Oracle Database Cloud Service
- Oracle MySQL Cloud Service

2.通信機能強化
・通信コマンドアダプタの追加
-通信コマンドアダプタは、ACMSの通信ポートを利用し任意のコマンドを起動できる機能です。

 ・オプション製品のファイル交換ツール「ACMS Web/deTrade II」が以下のブラウザをサポート
- Microsoft Edge
- Google Chrome
- Mozilla Firefox
注)非アプレット版のみ対応

3.セキュリティの強化
インターネットEDIの通信プロトコルであるEDIINT AS2手順の送受信において、次世代の暗号アルゴリズムであるECDSA(※3)で署名された証明書をデジタル署名/暗号化で利用可能になり、よりセキュアなデータ交換を実現しました。

◆日本マイクロソフト様からのエンドースコメント
日本マイクロソフトは、株式会社データ・アプリケーション様のACMS E2XおよびACMS B2Bの新バージョン4.7の販売開始を心からお祝い申し上げます。特にACMS E2X 及びACMS B2Bが最新のSQL Server 2017をご採用頂いたことにより、マイクロソフトのWindowsおよびAzure、更にLinux環境も含めたすべてのプラットフォームへご対応いただけます。これにより柔軟性、経済性、およびセキュリティやコンプライアンスに準拠したエンタープライズ顧客のニーズに適応し、パッケージの付加価値向上に寄与すると期待しております。今後も日本マイクロソフトは株式会社データ・アプリケーション様とパートナーシップを通じ、お客様のビジネスの発展に貢献してまいります。

日本マイクロソフト株式会社
クラウド&エンタープライズビジネス本部
業務執行役員  本部長 浅野 智様

以上

 ※1:
https://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20170406_01.html(NTT 東日本)
http://www.ntt-west.co.jp/news/1704/170406a.html(NTT 西日本)
※2:
動作検証はRelease Candidate 1(RC1)で行っています。正式な製品版への対応状況は、今後のプレスリリースやWebサイト等でご確認ください。
※3:
ECDSA はElliptic Curve Digital Signature Algorithmの略
最も一般的な呼び方が DSA で、Digital Signature Algorithm(デジタル・シグネチャー・アルゴリズム)の略。ECDSA は DSA の改良版で、DSA より安全性が高い。
 
◆販売・価格について
◇販売・出荷開始:2017年8月31日
◇販売価格(税別):
ACMS E2X 150万円 (基本機能)~
ACMS B2B 50万円 (基本機能)~
ACMS B2B Limited Edition 20万円(基本機能)~
◇販売経路:DALのビジネス・パートナー72社を通じて販売 http://www.dal.co.jp/partner/

【株式会社データ・アプリケーション(DAL)について】
DALは、1992年に最初のUNIX向けの製品をリリースして以来、EDI(電子データ交換)を中心にシステム連携分野において信頼性の高いパッケージソフトウェアを自社開発し、国産ソフトウェアベンダとしてEDIパッケージ市場でリーダーシップを確立。2007年4月にジャスダックに上場しました(JASDAQ:3848)。
DALの「ACMS(Advanced Communication Management System)シリーズ」は、国内72社のビジネス・パートナーを経由して販売され、すでに2100社10000サイトを越える企業のミッションクリティカルなシステムで稼働しています。ACMSシリーズは、エンタープライズ・データ連携基盤「ACMS Apex」をはじめ、基幹システムと連携したB2B環境を容易に構築できるB2Bサーバ「ACMS B2B」、企業内外のデータ連携を行うB2Bインテグレーション・サーバ「ACMS E2X」など、システム規模・接続ニーズに応じた製品ラインアップを揃えています。また、システム連携では不可欠なデータのフォーマットや文字コードの変換・加工を行うデータ ハンドリング プラットフォーム「RACCOON」を2014年3月から提供しています。
【HP】http://www.dal.co.jp/
【Facebook】https://www.facebook.com/DataApplications/
【Twitter】https://twitter.com/dal_acms

 

 

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会社概要

URL
https://www.dal.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー27階
電話番号
03-6370-0909
代表者名
安原 武志
上場
東証スタンダード
資本金
4億3089万円
設立
1982年09月