グローバル人材の38%、仕事の合間に毎日勉強上司 vs 部下:上司の方が勉強していた
人材紹介会社 ロバート・ウォルターズ、外資系・日系グローバル企業で働く会社員の「勉強実態」を徹底調査
グローバル人材の転職を支援する人材紹介会社のロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:デイビッド・スワン)は4月12日、英語力と専門スキルを活かし国内の第一線で活躍する会社員を対象に勉強の実態を調査したアンケート結果を発表しました。
38%が毎日勉強。上司 vs 部下:上司の方が定期的に勉強していた
外資系企業、グローバル展開の進む国内大手企業で働くバイリンガル人材を対象とした当アンケート調査に回答を寄せた241人の会社員のうち、38%が「どんな頻度で勉強しているか?」の問いに「毎日」と回答しました。毎週、毎月を含めると回答者全体の7割が定期的に勉強していることがわかりました。1人以上の部下を持つ「上司」ではこの比率が76%に上り、部下を持たない「部下」では66%に留まり、部下層に比べ上司層では勉強の習慣がより定着していることを示唆します。
勉強していること1位 英語、2位 業務スキル。上司は組織マネジメントが3位
「何を勉強しているか?」への回答は1位 英語(65%)、2位業務スキル(38%)でした。日常的に英語を活用しているバイリンガル人材さえもその過半数が英語学習に時間を割いているという結果と、上司層でも3人に1人が業務スキルを勉強しているという結果から、仕事の現場でグローバリゼーションと技術革新による業務内容の変化が急速に進み、人材への要求度が高まっていることをうかがい知れる結果となりました。
仕事のための勉強:2割が会社デスクを利用。年齢層ごとにみられる時間の割き方
勉強する場所は、1位 自宅(80%)、2位 電車・バス・タクシー(49%)、3位 カフェなどの飲食店。また全体の19%が「会社のデスク」と回答し、一定数の会社員が勉強に会社のデスクを利用していることもわかりました。また「いつ勉強しているか?」の回答は1位 週末・休日、2位 退社後・就寝前、3位 通勤・移動中という結果になりました。25~34歳の若手層では週末・休日派(69%)が多かったのに対し、ビジネスをリードする35~44歳の中間層と45~54歳のベテラン層では退社後・就寝前(中間層49%/ベテラン層56%)、通勤・移動中(49%/54%)といった「隙間時間」を勉強に当てているようです。
人生100年時代: 55~64歳の47% 毎日勉強。年齢別でも「定期的な勉強」最多
今回の調査では55~64歳の47%が毎日勉強していると回答。毎週、毎月を含め79%が定期的に勉強していることがわかりました。この比率は25~34歳(66%)、35~44歳(69%)、45~54歳(70%)を上回り、年齢が増すごとにより多くの人が勉強を習慣にしています。55~64歳の「勉強していること」は、英語(58%)に次いで組織マネジメント(35%)、業務スキル(31%)、商業・経営(27%)。人生100年時代と言われ企業でも定年引上げの動きが広がる中、自主的にキャリアアップに取り組む準シニア層が増えているのかもしれません。
(実施期間:2018年4月2日~2018年4月6日、対象:当社御登録者様 n=241人)
ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社について (https://www.robertwalters.co.jp/) ロバート・ウォルターズは1985年に英国・ロンドンで設立され、世界28カ国の主要都市に拠点を持つ、スペシャリストのためのグローバル人材紹介会社です。ロバート・ウォルターズ・ジャパンは同社の日本オフィスで、バイリンガル人材に特化しています。2000年に東京オフィスを、2007年には大阪オフィスを開設。グローバル企業、日系企業ともに世界有数のトップ企業から新規参入企業、中小企業に至るまで、多岐に渡る業種・職種、正社員および派遣・契約社員と幅広い採用ニーズに応えた人材紹介をおこなっています。ラグビー日本代表のオフィシャルスポンサー、各種NPOの支援など、日本社会への貢献にも積極的に取り組んでいます。 |
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