HLAB、多様性をもたらす意欲的な学生に対してスカラシップ(奨学金)を創設。家賃相当0円でSHIMOKITA COLLEGEへの居住が可能に。
合格者は月額費用に対して最大3.9万円/月のスカラシップを受けることができ、相部屋の場合には家賃相当額0円(個室の場合は差額の負担)にてSHIMOKITA COLLEGEに居住することができる。
■背景
HLABは、身近な仲間をロールモデルとして互いから刺激を受け学び合う「ピア・メンターシップ」を教育の根幹に据えて活動しています。多様な人が寝食をともにするレジデンシャル・カレッジである「SHIMOKITA COLLEGE(シモキタ・カレッジ)」においても、メンバーの多様性や、ロールモデルたる刺激的なカレッジ生の存在がコミュニティに良い影響を与えると考えています。
HLABでは、経済的な理由に関わらず門戸を開くため、普通個室の全ての学生入居者向けに月1.5万円のフィナンシャル・エイド(家賃減免)を提供していますが、それに加え、特にコミュニティに多様性と刺激をもたらすであろう選抜された学生に向け、経済的な支援のためのスカラシップを設立することになりました。本スカラシップは将来にわたり返済の必要はありません。
■奨学枠の詳細
給付内容は以下のとおりです。
*レジデンシャル・プログラム募集要項:https://docs.google.com/document/d/1zdia8ej91jp56k3N8KTacrQn0ezmDHH2FRDrdc79TdI/edit
趣旨に反した不正な応募であることが判明した場合には、支給されたスカラシップの全額または一部を返還していただきます。
支給期間の途中に解約(退去)が発生した場合には支給されたスカラシップの全額または一部を返還していただきます。
翌年の継続支給については希望するものに対して2024年12月に選考を行い、結果を通知します。その際はカレッジでの活動参加度を鑑みて継続支給の可否を判断します。
カレッジ居住にあたっては家賃相当費以外に、管理費・水道光熱費・インターネット費・食費といった費用が発生します。詳細はレジデンシャル・プログラムの募集要項*をご確認ください。
*募集要項:https://docs.google.com/document/d/1zdia8ej91jp56k3N8KTacrQn0ezmDHH2FRDrdc79TdI/edit?usp=sharing
■募集概要
以下の3つのスカラシップを創設し、対象者を募集します。(給付内容は同一です。)
① HLABアカデミック・スカラシップ
HLABでは、知的好奇心と探求する姿勢を大事にしています。本奨学金は、自身の選択した分野において学術的な研究を志す、大学院生・学部生を対象としています。
・学力優秀で、知的好奇心・向学心に富む方
・独自の研究課題・テーマを持ち、具体的な形で研究・活動の実績がある方
・同分野の研究で世界をリードして活躍することが期待される方
・積極的なアウトリーチ活動や異なる分野の学び手とのコラボレーションに関心がある方
② HLABインパクト・リーダーシップ・スカラシップ
HLABでは、社会に対して課題意識を持ち、その解決に取り組む姿勢を大切にしています。本奨学金は、起業や社会事業などに取り組みリーダーシップを発揮する学生を対象としています。
・営利・非営利を問わず、課題意識に基づき、起業や社会事業といった取り組みにリーダーシップを発揮している方
・具体的な形で活動実績のある方
・カレッジ生や下北沢地域を巻き込んだ活動に関心がある方
③ HLAB D&I スカラシップ
HLABでは、あらゆる背景を持つ学生を支援します。本奨学金は、一般的でない分野やバックグランドを持っていたり、ユニークな活動に取り組む学生を対象としています。
・次世代に対して新たなロールモデルとなるユニークな分野で活動を行っている方
*パフォーマンスや創作活動、スポーツなど種別は問いません
・一般的でないバックグラウンドやマイノリティとして道を切り開いている学生
・カレッジ生活における交流が自らの独自の活動を磨くことにつながる方
□募集人数
各スカラシップ1〜3名。
ただし、審査状況によっては該当者不在とするケースもあります。
□応募条件
本スカラシップは以下の方のみ応募することができます。
・レジデンシャル・プログラム4期生の応募者であること
・「普通個室」もしくは「相部屋」に申し込んでいること
・レジデンシャル・プログラムのアドミッションポリシーを満たしていること
また、上記に加え、以下の条件を満たしていることが必要です。
・2年間の居住を完遂すること
・カレッジでの活動に積極的な参加が見られること
ー年間を通じて、月1のハウス活動への8割以上の参加
ー自身の探求領域に関する年1度以上のセミナー開催
※これらが満たされない場合、入居後であってもスカラシップの給付停止、あるいは一部または全額の返金を求めることがあります。
▼本件に関するお問い合わせ
▼SHIMOKITA COLLEGEの詳細はこちら
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<SHIMOKITACOLLEGE概要>
SHIMOKITA COLLEGEは2020年12月に東京・下北沢に誕生した、高校生・大学生・社会人がともに暮らす学寮(レジデンシャル・カレッジ)。海外のレジデンシャル・カレッジやボーディング・スクールを参考に、“ただ住むだけでない、互いに学び合う暮らし”が自然に生まれる仕組みや空間が設計されている。
大学生・社会人に向けては2年間の居住プログラム「Residential Program」、高校生に向けては1学期(3ヶ月)単位から居住できる「Boarding Program」が提供されており、現在、総勢約100名の居住者が学びの日々を過ごしている。
各線・下北沢駅から徒歩3分。小田急電鉄、UDS、HLABの3社によって共同運営されており、小田急線の線路跡地再開発プロジェクト「下北線路街」の一員として、下北沢のまちづくりにも関わりながら街全体をキャンパスとした学びを実践中。
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