7月に「サマー・バーチャル・エキスポ」開催へ

~新型コロナの影響でウェルネス商品に注目集まる~

香港貿易発展局 東京事務所

香港貿易発展局は企業間取引(B2B)向けオンラインマーケットプレイス『hktdc.com Sourcing』において2020年4月に開催したバーチャル展示会『スプリング・バーチャル・エキスポ』の成功を受け、2020年6月にも同様に『サマー・バーチャル・エキスポ』を開催いたします。『スプリング・バーチャル・エキスポ』の開催により、4月に『hktdc.com Sourcing』を利用したバイヤーの数は約140万人と前月に比べ64%増を記録しました。香港貿易発展局はまた、新型コロナウイルスの影響で精神と身体の健康にかかわる「ウエルネス」製品の需要が拡大していることから、2020年5月末までの期間限定で、『hktdc.com Sourcing』内にウエルネス製品特集サイト「Wellness from Within」を開設しています。


「Wellness from Within」では、ホームフィットネス、調理器具、美容などのカテゴリーごとに幅広い商品が紹介されています。香港貿易発展局ではVIPバイヤーに対し毎週2‐3通の個別Eメールを送信し、同サイトの利用を促します。目玉商品としては、ウェイトトレーニング器具、フィットネスボール、ヨガマット、スマートホーム関連商品、ホームベーカリー、食器洗浄機、ヘアトリートメント器具、デンタルケア器具などがあります。
 
香港貿易発展局の朱耀昌(サイラス・チュー)日本首席代表は、「新型コロナウイルスの影響で対面での商談ができず、その他にもさまざまな規制があったにもかかわらず、4月は2万2000社を超すサプライヤーが『hktdc.com Sourcing』を利用して世界中のバイヤーと商談を行いました。世界中で2500本以上の展示会が延期や中止となる中で、オンライン調達の重要が急増しています。こうした点を踏まえ香港貿易発展局は今年、四半期に1度、バーチャル展示会を開催する予定です。中小企業が自社製品のプロモーションを行うには困難な環境が続いていますが、バーチャルとリアルの展示会は相互に補完的であるとともに、相乗効果も期待できます」と述べました。

9つの展示会を7月に同時開催へ

一方、香港では感染症が沈静化しつつあり、香港貿易発展局は7月25日~28日に『サマー・ソーシング・ウィーク』と銘打った展示会を香港コンベンション&エキシビションセンターで開催します。これは今年3月から5月に開催予定だった計9つの展示会が延期され、同一会場で同時開催となるもので、世界中から2000を超す出展者が参加する見込みです。以下のテクノロジー系展示会4本とライフスタイル系展示会5本で構成され、バイヤーの皆さまにとってワンストップ調達の最適なチャンスとなります。

【サマー・ソーシング・ウィーク】 日本語サイト https://bit.ly/2LrDG0v

【💡テクノロジー系展示会】
香港エレクトロニクス・フェア(春) https://bit.ly/3bjevrf
インターナショナルICTエキスポ https://bit.ly/3bjevrf
香港インターナショナル・ライティング・フェア(春) https://bit.ly/3bnIuyr
香港国際メディカル&ヘルスケア・フェア https://bit.ly/3dAUuxX

【👜ライフスタイル系展示会】
香港ファッション・ウィーク https://bit.ly/2WMiVSn
香港ハウスウエア・フェア https://bit.ly/2zxB3Yo
香港インターナショナル・ホームテキスタイル&ファニシング・フェア https://bit.ly/2SWYqBd
香港ギフト&プレミアム・フェア https://bit.ly/2SV0g5O
香港国際印刷・包装展 https://bit.ly/2yDUJtx

香港貿易発展局は5月から6月にかけてオンラインプロモーションなどをテーマにした無料ウェブセミナーを日本でも開催いたします。第1弾として、5月22日(金) 14:00~15:00に、オンラインを活用したマーケティングや電子商取引(Eコマース)を通じた海外事業展開に関するWebセミナーを行います。

日時:2020年5月22日(金)14:00~15:00
主催:香港貿易発展局
共催:日本貿易振興機構、日本商工会議所
後援:日本ニュービジネス協議会連合会、日本香港協会全国連合会
参加方法:お申し込みいただいた方に参加用URLをお送りします
参加費:無料
プログラム:
◇プレゼンテーション I「デジタルマーケティングの有効的な活用方法」大手オンラインマーケティング事業者代表
◇プレゼンテーション Ⅱ「ジェトロによる電子商取引を通じた海外展開支援策」日本貿易振興機構 EC・流通ビジネス課課長 下笠哲太郎
◇プレゼンテーション Ⅲ「香港貿易発展局が提供するオンラインプロモーションプラットフォーム」香港貿易発展局 東京事務所長 伊東正裕
◇質疑応答セッション
※やむを得ず予告なく内容を変更することがあります。

日本での無料ウェブセミナーとしてはこの他に6月上旬に2本の開催を予定しており、詳細は後日、日本語サイトの「最新ニュース」欄にて告知いたします。なお、香港で主催する無料ウェブセミナー(言語:英語または中国語 ※日本語通訳なし)については、以下のページをご覧ください。https://bit.ly/36jM4Zx

オンライン化に企業の関心高まる

香港貿易発展局が先ごろ行ったオンライン調査では、香港企業の多くがオンラインチャネルを通じたプロモーションの強化とデジタル広告予算の拡大を計画していることが分かりました。また、回答者の多くが『hktdc.com Sourcing』や、香港政府による補助金制度について興味を示していることも分かりました。中小企業がオンラインプロモーションを計画、実行する際に直面する困難な点としては、さまざまなリソースの管理や有効な効果検証、海外市場の開拓、ターゲットバイヤーへの的確なアプローチ、商品撮影などのコンテンツ作り--などが挙げられました。

『hktdc.com Sourcing』内で4月に開催された『スプリング・バーチャル・エキスポ』では、バイヤー数が前月比で大幅な伸びを示しただけでなく、サプライヤーが受けた引き合いの数も2桁増を記録しました。国・地域別で見た引き合い件数では、米国、香港、インド、英国、カナダがトップ5を占めました。一方、製品カテゴリー別では、エレクトロニクス、玩具・ゲーム、ギフト用品、医療機器、日用品が上位となりました。具体的な製品としては、体温計、歩数計、医療用マスク、酸素マスク、USBメモリ、携帯電話などでした。

香港貿易発展局は世界50都市に海外事務所を展開しております。このネットワークを活用し、世界中のバイヤーにコンタクトすることで、『スプリング・バーチャル・エキスポ』期間中にビジネスマッチング約700件の申し込みを処理し、1500件のビジネスコネクションを創出しました。申し込み者の地域別内訳はアジアが56%、欧州が22%、米州が15%、その他が7%でした。主なバイヤーには、Amazon(米国)、Shopee(シンガポール)、Snapdeal(インド)、HKTV Mall(香港)、AI Jaber Gallery(アラブ首長国連邦)、ACE Hardware(インドネシア)などが含まれます。

オンライン・ビジネスマッチングに手ごたえ

今回のビジネスマッチングに対しては、参加したバイヤーから、複数のポジティブなフィードバックが寄せられました。タイのPhirion Intertrade社では、従来はリアルな展示会として毎年4月に開催される『香港ギフト&プレミアム・フェア』にバイヤーとして参加していました。今回は新型コロナウイルスの影響で、同月に実地で新たなサプライヤーを発掘することができなくなったため、香港貿易発展局のビジネスマッチング担当チームが設定したオンライン・ビジネスマッチングに参加し、サプライヤーが提示したサンプルや見積書に基づいて、深い商談ができたそうです。

他にも、カナダのC4P社 が同国のオンタリオ州政府向けに個人防護具(PPE: Personal Protective Equipment)を調達した他、同国内に医療用マスクの生産ラインを立ち上げるため、香港貿易発展局が設定した6件のオンライン・ビジネスマッチングを活用しました。同社は現在、医療用マスクやフェイスシールド、医療用手袋、医療用ガウンなどの調達にあたりサプライヤー4社との提携を検討中と言います。

香港貿易発展局はさらに、『スプリング・バーチャル・エキスポ』を通じて、香港で新たに医療用マスクの生産を開始したメーカーが、生産に不可欠なメルトブローン不織布のサプライヤー30社を発掘するのをサポートしました。

こうした成果の背景には、 『hktdc.com Sourcing』への信頼感が大きく寄与しています。本オンラインマーケットプレースは、「webaward」「Davey Awards」「IAC Internet Advertising Competition」などの国際的なウェブサイト賞を多数授与された実績があります。『hktdc.com Sourcing』は優良サプライヤー13万社、世界中で200万人を超すバイヤーに利用され、年間2400万件以上のビジネスコネクションが創出されています。こうしたサプライヤーの情報の多くは、米国のダン・アンド・ブラッドストリート(D&B)、ドイツのテュフ・ライン ランドなどの第三者機関による認証も受けています。英語と中国語以外にも、サイトのインターフェイスはロシア語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語に変更可能なため、世界のバイヤーに高い利便性をもたらしています。

写真ダウンロード https://bit.ly/3b94KM9

【主催者について】
香港貿易発展局 (HKTDC) は1966年に設立された法定機関であり、香港の貿易の促進、支援、発展を担っています。香港貿易発展局は中国本土の13カ所を含めて世界50カ所に事務所を設置し、香港が双方向でのグローバルな投資とビジネスの拠点となるよう尽力しています。香港貿易発展局は、中小企業を中止とした企業の中国本土および国際市場におけるビジネスチャンスを創出するために、展示会、国際会議、ビジネス使節などを運営しています。香港貿易発展局はまた、最新の市場分析や製品情報を、貿易関連の出版物、調査リポート、デジタルニュースなどのチャネルを通じて提供しています。詳しい情報は公式サイト:www.hktdc.com/aboutus(英語)、www.hktdc.com/Japan (日本語)をご覧ください。

香港貿易発展局は、日本では1971年に東京事務所、1981年に大阪事務所を設立しました。

www.facebook.com/HKTDC.Japan   フェイスブックを通じて日本語での情報発信も行っています。

 

 

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会社概要

香港貿易発展局 東京事務所

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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都千代田区麹町3-4-5 トラスティ麹町ビル6階
電話番号
03-5210-5850
代表者名
伊東正裕
上場
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資本金
-
設立
1971年02月