京都の食文化に学ぶ、これからの食と暮らし ―オレンジ・アンド・パートナーズ監修の「京都芸術大学 食文化デザインコース」、下鴨茶寮との共同プログラムを展開―
株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ（本社：東京都港区/代表取締役社長：小山 薫堂）は、監修する「京都芸術大学 通信教育部 食文化デザインコース」（学長：吉川左紀子）において、2025年度より、同社長の小山薫堂が主人を務める老舗料亭「下鴨茶寮」との共同プログラムを実施します。
私たちの食を取り巻く環境は、今まさに転換期にあります。食に関わる人々は様々な変化への対応を迫られているこの時代だからこそ、京都が育んできた伝統的な食文化の知恵に、現代を生きるヒントを見出すことができると考え、老舗料亭での実地とオンラインを組み合わせた新しい食文化の学び方を提案します。
このプログラムでは、京都の豊かな食文化を味わい、体験しながら、現代の食と暮らしに活かす知恵を探究できる機会と環境を学生に提供します。
理論と実践をつなぐ、新しい学びのかたち
基礎知識や理論は正規課程のオンラインで習得し、課外授業として下鴨茶寮という伝統ある料亭での体験を通じて実践的な学びを深めます。
伝統の料亭をフィールドに
本プログラムでは、老舗料亭下鴨茶寮を学びのフィールドとして、食文化を支える多様な分野へと視野を広げる機会を提供します。単なる知識の習得にとどまらず、五感を通じた体験と実践を重視。素材から料理、さらには生産者や職人との関わりまで、京都の食文化を構成する様々な要素を探究します。
多様な専門家との対話と共創
料理人、職人、文化人、研究者など、多様な分野で活躍するプロフェッショナルとの対話の機会を設けます。実践者と直接交流し、リアルな課題や事例に触れることで、食を文化芸術として捉える視点を養います。また、プログラムで得た知見をもとに、受講者自身が企画を立案し、創造力を育みます。
食文化の学びを、暮らしと仕事に活かす
本プログラムでは、京都の食文化が育んできた知恵を、受講者それぞれの文脈で捉え直し、現代に活かせる企画を考えることができるようになることを目指します。
食を文化芸術として捉え、その可能性を探究することで、食文化を支える多様な分野との新たな関係性を見出していきます。
【プログラム概要】
・開催時期：2025年度
・実施形態：オンライン講義および実地研修
・対象：食文化デザインコース在学生
・内容：講義、実習、対談、フィールドワーク、企画立案などを予定
食文化デザインコースでは、この取り組みを起点に、伝統の中にある知恵を現代に活かす方法を探究します。一人ひとりが、食を通じて新しい価値を創造できる力を育むことを目指します。
◼︎株式会社オレンジ・アンド・パートナーズについて
株式会社オレンジ・アンド・パートナーズは、企画とアイデアで新しい価値を創り出す会社として、これまで数々の食に関するプロジェクトを企画・運営しています。「世の利をつくる愛でありたい」を社是とし、代表である放送作家・小山薫堂ならびにクリエイティブスタッフが、多様な分野において課題を解決し、社会を豊かにするための企画をプロデュースしています。
・株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ 公式WEBサイト
◼︎京都芸術大学 通信教育部 食文化デザインコースについて
2024年春、同大学の芸術学部通信教育部デザイン科のコースとして開設。「食を文化芸術として捉え、おいしい感動をくらしや社会に届ける力を育む」をテーマに、完全オンラインで多様な食に関するプロフェッショナルの講義を受講することができます。
・正式名称：通信教育部芸術学部 文化コンテンツ創造学科 食文化デザインコース
・授業料：355,000 円（年間）
・食文化デザインコース 公式WEBサイト
https://tenohira.kyoto-art.ac.jp/foodculturedesign/
大学や授業内容に対するお問い合わせ先：
京都芸術大学 広報課
TEL:075-791-9112 Mail:kouhou@office.kyoto-art.ac.jp
◼︎下鴨茶寮について
創業安政三年（1856年）。歴史と伝統に彩られた老舗料亭。 変わるものと変わらないものを見極めながら、永きに渡り積み上げてきた礎。 株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ代表の小山薫堂が主人を務める下鴨茶寮では、京都だけが持つ独自の文化や美しさを、お料理やおもてなしの心を通じて、世界中に発信していくことを信条としています。
・下鴨茶寮 公式WEBサイト
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