WebアーカイブとAIを活用した「仮設サイト」の構築事例を公開
― サイバー攻撃やサーバー障害によるサイト停止時に、会社情報・問い合わせ導線を再び届ける選択肢 ―
株式会社つなぐは、Webアーカイブに残る情報とAIを活用し、企業サイトを別の公開環境に再構成する取り組みを行いました。自社の2021年当時のサイトをもとに制作した、全5ページのサイトを公開しています。制作にかかった時間は約1時間です。

この取り組みが目指すのは、サイバー攻撃やサーバー障害などによりホームページを閲覧できなくなった企業に対し、本格復旧までの間、会社情報や問い合わせ先を届ける「仮設サイト」という選択肢を示すことです。
■ 本格復旧を待つ間も、お客様への案内は止めない
ホームページが突然見られなくなると、サービス内容や連絡先を調べたいお客様が、必要な情報にたどり着けなくなります。
原因調査やサーバーの復旧、バックアップからの復元には、状況によって時間を要します。その間にも、「会社の概要を伝えたい」「営業状況を案内したい」「問い合わせ先だけでも掲載したい」というニーズは残ります。
そこで株式会社つなぐは、元のシステムの復旧とは切り分けて、利用可能な情報から最低限の情報発信を再開する方法に着目しました。
元のサイトを直す作業と、お客様に情報を届ける作業を、分けて進める。
それが、今回提案する仮設サイトの考え方です。
■ Webアーカイブに残る情報を、AIで再構成
今回の事例では、Webアーカイブに保存されていた自社サイトから、会社情報・事業紹介・ロゴ・写真などを取得。AIを活用して情報を整理し、パソコン・スマートフォンで閲覧できるサイトへ再構成しました。
■再構築に使ったデータ元サイトはこちら

公開したサイトは、トップ、事業紹介、会社紹介、活動の記録、問い合わせ案内の5ページです。元の公開環境とは別のURLに配置し、画像やメニュー、リンクの動作を確認しました。
■再構築公開事例■
https://backuptsunagu.ownd.jp/
※本事例は自社の過去サイトを活用した検証であり、サイバー攻撃を受けたシステムの復旧事例ではありません。
■ 完全復旧ではなく、「すぐに必要な情報を再び届ける」ために
仮設サイトは、元のサーバーやシステムそのものを修復するものではありません。会社概要、事業内容、営業に関するお知らせ、確認済みの問い合わせ先などを掲載し、本格復旧までの情報発信を補うものです。
再構成する際は、過去の情報をそのまま現在の案内として扱わず、所在地・連絡先・サービス内容などを確認することが重要です。古いフォームや予約・決済機能も、そのまま引き継ぐのではなく、利用可能な窓口へ案内する形を検討します。
今回の公開事例でも、2021年当時の情報に基づくサイトであることを明示し、古い問い合わせフォームは再利用していません。
■ このような状況の企業・事業者へ
• サイトが閲覧できず、復旧までの案内ページが必要
• サイトのデータを失い、手元の素材だけでは再制作が難しい
• 会社情報や問い合わせ先だけでも、先に公開したい
• 既存の復旧作業を進めながら、別の環境で情報発信を再開したい
Webアーカイブに記録が残っている場合、その情報を再構成の手がかりにできる可能性があります。手元に残っている文章や画像と組み合わせることで、仮設サイトに必要な情報を整理する方法も考えられます。
■ サイトが戻るまでの「つなぎ」をつくる
突然のサイト停止に対して、すべての復旧を待つだけではなく、まず必要な情報を届けられる状態をつくる。
株式会社つなぐは今回の事例を通じて、AIによるWeb制作を、事業の情報発信を支える一時的な手段としても活用できる可能性を示します。
仮設サイトの構築をご検討の方は、元のサイトURLと現在の状況を添えてお問い合わせください。利用可能な情報を確認し、対応可否をご案内します。
【公開事例】
https://backuptsunagu.ownd.jp/
【お問い合わせ】
株式会社つなぐ
https://sitebuilder.jp/contact/
※アーカイブの保存状況や素材の利用権限によって、再構成できる範囲は異なります。ご本人・運営者からの依頼を前提に、掲載情報と素材の利用権限を確認します。本取り組みは、攻撃原因の調査・除去、元システムの安全性確認、データの完全復旧を行うものではありません。
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