クオラスがブランドプロデュースをした不二家洋菓子店の新VI(ビジュアルアイデンティティ)」が「2024年度グッドデザイン賞」を受賞。さらに、「グッドデザイン・ベスト100」に選出

株式会社クオラス（本社：東京都品川区、代表取締役社長CEO：松下幸生）は、「2024年度グッドデザイン賞」において、当社が企画・制作した株式会社不二家（本社：東京都文京区、社長：河村宣行、以下「不二家」）の「不二家洋菓子店の新VI（ビジュアルアイデンティティ）」が「2024年度グッドデザイン賞」を受賞。さらに「グッドデザイン・ベスト100」に選出されました。

不二家洋菓子店の新VIは、不二家のマスコットキャラクター「ペコちゃん」のトレードマークでもある、ペロっと出した舌をモチーフに新たなロゴマークをデザインした「スマイルマーク」を中心に、商品の上質感を表現した明朝体の書体デザインにリニューアルした「店名ロゴ」、変わらぬ想いを刻む礎として1961年に誕生した「ファミリーマーク」を組み合わせています。

ペコちゃんの口元をモチーフにしたロゴである「スマイルマーク」は、一目で不二家と認識していただけるデザインであり、また、スイーツを食べた時のおいしい笑顔を象徴しています。「お菓子で世の中を幸せにしたい」という不二家の願いと、これからも世界中に笑顔を生み出していけるようなブランドであり続けるという未来への想いを表現しています。

■審査員による評価コメント

100年以上の歴史を持ち、日本人なら誰もが知るブランドのリブランディング。想像しただけでもこの仕事の難易度の高さが想像できる。そんな前提の中、象徴的なマークが生まれた。とてもわかりやすく覚えやすいデザイン。そして、あのブランド！と一瞬にしてわかる視覚伝達スピード。高度なデザインの力が発揮された仕事だ。そして、新しいデザインが、インナーブランディングにも繋がり、創業当時の「笑顔を増やしたい」という思いを、改めて社員一人ひとりが考えるきっかけにもなっている様に思う。思い切りの良いこのデザインを選んだ、企業の勇気も素晴らしく、売り上げにも結びついていることが、デザインが機能している証拠だと思う。

■グッドデザイン賞について

グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。これまでの受賞件数50,000件以上にのぼり、受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。

また、グッドデザイン・ベスト100は、2024年度グッドデザイン賞受賞対象の中で、審査委員会により特に高い評価を得た100件です。

公式サイト：http://www.g-mark.org/

Client : FUJIYA　

Advertising Agency：quaras　

Design Agency：6D-K

Main Staff

Creative Director：Kentaro Ouchi

Art Director：Shogo Kishino

Brand Producer：Takahiro Sato