【Cheiron-GIFTS2023 公募開始】NPO法人ケイロン・イニシアチブは、日本国外で挑戦している研究者に帯同する家族・パートナーのために4回目となる助成金の公募を開始しました。
プレスコンタクト: 大場郁子 editor@cheiron.jp
東京|2023年4月1日
NPO法人ケイロン・イニシアチブは、研究者が安心して研究に打ち込んだり、留学の道を選択したりすることができる環境整備を支援することを目的として、研究者の家族・パートナーに向けた助成金制度「Cheiron-GIFTS(研究者家族留学支援イニシアチブ)」¹の第4回目の公募Cheiron-GIFTS 2023を開始しました²。
さまざまな領域でのダイバーシティの必要性が求められる中で、「家族」のあり方も多様化してきています。例えば、LGBTQ+カップル、事実婚、シングルマザー・ファザーなど、従来の概念には当てはまらない新しい家族の形態が生まれています。その一方で、日本の社会基盤は、従前の形態をベースとして構築されており、海外に比べ大きく遅れをとっていると言えます。そこで、Cheiron-GIFTS では昨年度より、海外における研究者の多様な家族・パートナーについて、留学後に日本国内でも展開しうるあり方を探すことを目的に課題を設定しました。
第3回目の2022年は、「家族のキャリアパス」と「研究者の家族の科学・技術・芸術に関する教育」いうテーマに対して8か国から40件の応募があり、①「研究者の家族の海外でのキャリアパスの問題」、②「研究者の留学先での多様な家族・パートナーについての在り方、③「研究者の家族・パートナーを取り巻く海外環境の発信」に関する提案それぞれ2件、計6件が採択されました。採択者の提案内容は以下のとおりです。詳細については、ケイロン・イニチアチブのウェブサイトよりご確認ください。
課題1:事実婚のためビザが取得できない現状に対して、語学学校へ通うことで学生ビザを取得しての同居生活をサポートする(https://www.cheiron.jp/post/cheiron-gifts-2022-1)
課題2:息子と二人で留学する妻(研究者)が研究時間を創出するための、スクールプログラム受講等の費用を調達する(https://www.cheiron.jp/post/cheiron-gifts-2022-2)
課題3:⽬標に向かって頑張っているシングルマザー(研究者本⼈)の娘の⽇本語補修校費⽤をサポートする(https://www.cheiron.jp/post/cheiron-gifts-2022-3)
課題4:研究者の留学に同行するためキャリアを中断している研究者配偶者が、アメリカでの特別支援教育や障がい者と共に過ごすインクルーシブ教育プログラムを学び、帰国後に日本国内でキャリア形成をするためのサポート(https://www.cheiron.jp/post/cheiron-gifts-2022-4)
課題5:研究者の留学直後に妻の乳がんが判明。その診療費用や異国の地での治療でたまるストレスへのメンタルケアを支える(https://www.cheiron.jp/post/cheiron-gifts-2022-5)
特別賞:日本で発達支援を受ける2児が海外での生活に伴い、継続的支援を円滑に受けるために本助成金を活用し家族の環境を整えながら研究者のPhD取得を目指すためのサポート(https://www.cheiron.jp/post/cheiron-gifts-2022-s)
初年度Cheiron-GIFTS 2020の採択者である高田千明・望ご夫妻は、活動報告に際して次のように述べています。「この度はCheiron-GIFTS 2020の受領により、予想を上回る可能性を切り開く事ができました。目標達成への大きな一歩を踏み出す支援を下さったNPO法人ケイロン・イニシアチブの皆様に深くお礼申し上げます。今後も、この制度が研究者家族の留学チャレンジとその将来への大切な支援となる事を祈願いたします」
当法人の理事長を務める足立春那は次のように述べています。「Cheiron-GIFTSの助成制度は4年目を迎えました。本活動は、NPO法人ケイロン・イニシアチブの趣旨にご賛同くださる多くの方々に支えられています。2021年には当法人初のクラウドファンディングに挑戦し、100名を超える方々から多くのご支援をいただきました。皆さまからの温かいお言葉を胸に、ケイロン・イニシアチブは、研究者と家族・パートナーを持てる力の限り支援し、その笑顔が未来のイノベーションを後押しするようさらなる活動に取り組んで参ります」
¹Cheiron Grant Initiative for Families enabling Tomorrow's Science (Cheiron-GIFTS)の詳細情報については別紙および以下のウェブサイトをご参照ください。
²別紙1:Cheiron-GIFTS 2023概要
https://prtimes.jp/a/?f=d57512-20230330-5d2954b4ce1e4fddef62eca6c46378c4.pdf
別紙2:Cheiron-GIFTS 2023公募要項
https://prtimes.jp/a/?f=d57512-20230330-63ef28dac2e6e0be15e622f3a343c475.pdf
ウェブサイト:https://www.cheiron.jp/grant
NPO法人ケイロン・イニシアチブについて
研究を取り巻くステークホルダーと、家族を取り巻く社会的動向を重ね合わせた新たなサイエンス推進のビジョンを共有する国内外の行政、アカデミア・企業の研究者、研究助成機関、学術出版社、医療・法務・会計・ビジネスの専門家、次世代コミュニティの推進者、そして研究者の家族自身が連携して活動を推進している。中心となる活動内容としては、研究者の家族・パートナーが直面する課題を見える化すると共に、研究者の家族への情報プラットフォームの提供や助成金制度などを通した支援体制を構築。産官学で進められてきたサイエンスを、研究者の家族の立場という新たな視点から支援し、更に枠を広げた産官学民の結集によって推進することを目指して取り組みを始動 。
Cheiron-GIFTS について
NPO法人ケイロン・イニシアチブにより2020年に創設されたCheiron-GIFTS(研究者家族留学支援イニシアチブ)は、日本国外の大学や研究機関に所属または所属しようとしている研究者に帯同する家族・パートナーを対象とした助成金制度です。基礎科学、先端科学、思想・芸術などの分野において幅広く世界で活躍することを目指す研究者を、その家族・パートナーと共に支援します。
https://www.cheiron.jp/
https://twitter.com/cheironjp
https://www.facebook.com/cheironjp/
https://www.linkedin.com/company/cheironjp
株式会社メディプロデュース は、NPO法人ケイロン・イニシアチブのCheiron-GIFTSの活動に協力しています。
Cheiron-GIFTSによって、海外研究者のフェローシップ・研究費では賄い切れない家族・パートナーのライフサポートにつながることを願っております。
https://www.mediproduce.com/what_we_do/csr/
https://www.cheiron.jp/partner
東京|2023年4月1日
NPO法人ケイロン・イニシアチブは、研究者が安心して研究に打ち込んだり、留学の道を選択したりすることができる環境整備を支援することを目的として、研究者の家族・パートナーに向けた助成金制度「Cheiron-GIFTS(研究者家族留学支援イニシアチブ)」¹の第4回目の公募Cheiron-GIFTS 2023を開始しました²。
Cheiron-GIFTS 2023は、設立当初からのテーマである「研究者の家族・パートナーの海外でのキャリアパスの問題」に加えて、昨年から開始した「研究者の留学先での多様な家族・パートナーの在り方」を問う課題を継続します。
さまざまな領域でのダイバーシティの必要性が求められる中で、「家族」のあり方も多様化してきています。例えば、LGBTQ+カップル、事実婚、シングルマザー・ファザーなど、従来の概念には当てはまらない新しい家族の形態が生まれています。その一方で、日本の社会基盤は、従前の形態をベースとして構築されており、海外に比べ大きく遅れをとっていると言えます。そこで、Cheiron-GIFTS では昨年度より、海外における研究者の多様な家族・パートナーについて、留学後に日本国内でも展開しうるあり方を探すことを目的に課題を設定しました。
第3回目の2022年は、「家族のキャリアパス」と「研究者の家族の科学・技術・芸術に関する教育」いうテーマに対して8か国から40件の応募があり、①「研究者の家族の海外でのキャリアパスの問題」、②「研究者の留学先での多様な家族・パートナーについての在り方、③「研究者の家族・パートナーを取り巻く海外環境の発信」に関する提案それぞれ2件、計6件が採択されました。採択者の提案内容は以下のとおりです。詳細については、ケイロン・イニチアチブのウェブサイトよりご確認ください。
課題1:事実婚のためビザが取得できない現状に対して、語学学校へ通うことで学生ビザを取得しての同居生活をサポートする(https://www.cheiron.jp/post/cheiron-gifts-2022-1)
課題2:息子と二人で留学する妻(研究者)が研究時間を創出するための、スクールプログラム受講等の費用を調達する(https://www.cheiron.jp/post/cheiron-gifts-2022-2)
課題3:⽬標に向かって頑張っているシングルマザー(研究者本⼈)の娘の⽇本語補修校費⽤をサポートする(https://www.cheiron.jp/post/cheiron-gifts-2022-3)
課題4:研究者の留学に同行するためキャリアを中断している研究者配偶者が、アメリカでの特別支援教育や障がい者と共に過ごすインクルーシブ教育プログラムを学び、帰国後に日本国内でキャリア形成をするためのサポート(https://www.cheiron.jp/post/cheiron-gifts-2022-4)
課題5:研究者の留学直後に妻の乳がんが判明。その診療費用や異国の地での治療でたまるストレスへのメンタルケアを支える(https://www.cheiron.jp/post/cheiron-gifts-2022-5)
特別賞:日本で発達支援を受ける2児が海外での生活に伴い、継続的支援を円滑に受けるために本助成金を活用し家族の環境を整えながら研究者のPhD取得を目指すためのサポート(https://www.cheiron.jp/post/cheiron-gifts-2022-s)
初年度Cheiron-GIFTS 2020の採択者である高田千明・望ご夫妻は、活動報告に際して次のように述べています。「この度はCheiron-GIFTS 2020の受領により、予想を上回る可能性を切り開く事ができました。目標達成への大きな一歩を踏み出す支援を下さったNPO法人ケイロン・イニシアチブの皆様に深くお礼申し上げます。今後も、この制度が研究者家族の留学チャレンジとその将来への大切な支援となる事を祈願いたします」
当法人の理事長を務める足立春那は次のように述べています。「Cheiron-GIFTSの助成制度は4年目を迎えました。本活動は、NPO法人ケイロン・イニシアチブの趣旨にご賛同くださる多くの方々に支えられています。2021年には当法人初のクラウドファンディングに挑戦し、100名を超える方々から多くのご支援をいただきました。皆さまからの温かいお言葉を胸に、ケイロン・イニシアチブは、研究者と家族・パートナーを持てる力の限り支援し、その笑顔が未来のイノベーションを後押しするようさらなる活動に取り組んで参ります」
¹Cheiron Grant Initiative for Families enabling Tomorrow's Science (Cheiron-GIFTS)の詳細情報については別紙および以下のウェブサイトをご参照ください。
²別紙1:Cheiron-GIFTS 2023概要
https://prtimes.jp/a/?f=d57512-20230330-5d2954b4ce1e4fddef62eca6c46378c4.pdf
別紙2:Cheiron-GIFTS 2023公募要項
https://prtimes.jp/a/?f=d57512-20230330-63ef28dac2e6e0be15e622f3a343c475.pdf
ウェブサイト:https://www.cheiron.jp/grant
NPO法人ケイロン・イニシアチブについて
研究を取り巻くステークホルダーと、家族を取り巻く社会的動向を重ね合わせた新たなサイエンス推進のビジョンを共有する国内外の行政、アカデミア・企業の研究者、研究助成機関、学術出版社、医療・法務・会計・ビジネスの専門家、次世代コミュニティの推進者、そして研究者の家族自身が連携して活動を推進している。中心となる活動内容としては、研究者の家族・パートナーが直面する課題を見える化すると共に、研究者の家族への情報プラットフォームの提供や助成金制度などを通した支援体制を構築。産官学で進められてきたサイエンスを、研究者の家族の立場という新たな視点から支援し、更に枠を広げた産官学民の結集によって推進することを目指して取り組みを始動 。
Cheiron-GIFTS について
NPO法人ケイロン・イニシアチブにより2020年に創設されたCheiron-GIFTS(研究者家族留学支援イニシアチブ)は、日本国外の大学や研究機関に所属または所属しようとしている研究者に帯同する家族・パートナーを対象とした助成金制度です。基礎科学、先端科学、思想・芸術などの分野において幅広く世界で活躍することを目指す研究者を、その家族・パートナーと共に支援します。
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株式会社メディプロデュース は、NPO法人ケイロン・イニシアチブのCheiron-GIFTSの活動に協力しています。
Cheiron-GIFTSによって、海外研究者のフェローシップ・研究費では賄い切れない家族・パートナーのライフサポートにつながることを願っております。
https://www.mediproduce.com/what_we_do/csr/
https://www.cheiron.jp/partner
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