Yanekara、集配用EV車両の効率的な充電のため日本郵便にYaneCubeを93台納入
国内最大規模でのEV充電エネルギーマネジメントを社会実装
日本郵便はカーボンニュートラルへの取り組みの一つとして、集配用車両へのEV車両(電気自動車)の導入を推進していますが、それに伴い必要となるEV車両の充電については、地域の電力需給を考慮して行うことが求められています。
この課題を解決すべく、Yanekaraの開発したプロダクト『YaneCube』を使用し、郵便局の集配用EV車両の充電を地域の電力需要が高い時間帯から避け、電力料金のコスト抑制を図る実証実験を2022年に晴海郵便局で実施し効果を確認いたしました。
実証の結果を踏まえ、既にEV車両多数を配備している銀座局のEV充電設備にYaneCubeを93台導入、商用では国内最大規模となるEV充電エネルギーマネジメントを社会実装いたします。
また、Yanekaraは既設の普通充電コンセントに電気工事不要で後付けできる『後付け版YaneCube』と、充電器を新設する事業者向けの『新設版YaneCube』をローンチし、10台以上のYaneCubeの購入を希望される法人顧客を対象に先行予約受付を開始致します(下記予約受付フォームよりお申込ください)。
https://forms.gle/9Hy4J73FtEq3ZHt89
以上
導入内容概要
1 導入郵便局
銀座郵便局(東京都) 〒100-8799 東京都中央区銀座8-20-26
2 導入日
2023年7月18日(火)
3 導入台数
YaneCube 93台
4 導入内容
郵便局に配備されている集配用EV車両の充電タイミングをコントロールすることで、郵便局全体における使用電力のピークを抑制し、車両の充電を地域の電力需要が高い時間帯から避け、電力料金のコスト抑制を図ります。
(1)郵便局に既に設置されているEV車両用普通充電コンセント93基に、簡易な方法で制御装置「YaneCube(ヤネキューブ)」(注)を後付けします。
※EV車両充電器と充電ケーブルの間に挿入するだけで、特段の工事は不要です。
(2)「YaneCube」が、郵便局全体における使用電力ピークとEV車両の充電が重ならないよう自動
コントロールします。EV車両ごとの充電電力量の時系列データをクラウドに蓄積し、定量評価を実現します。
※通常は夕方の業務終了後に一斉に開始するEV車両の充電を、使用電力の少ない夜間帯にシフトします。
5 導入イメージ
(注)「YaneCube(ヤネキューブ)」とは、株式会社Yanekaraが開発した、普通充電コンセントに後付けで
接続するだけで自動でクラウドによる充電制御を行い、ピークカットを実現できるスマートスイッチです。
会社概要
株式会社Yanekara
代表者 :代表取締役 松藤 圭亮
設立 :2020年6月
事業内容:
2020年6月設立の東大発スタートアップ。EV充放電の遠隔制御に関わるハードウェアからIoT、クラウドソフトウェアまで一気通貫で開発。EVで仮想発電所を創り出し、電力需給バランスの安定化と、再生可能エネルギーの導入を両立させることを目指す。これまでにYanekaraは、東大IPCのアクセラレーションプログラム「東大IPC 1st Round」や、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のNEDO Entrepreneurs Program(NEP)、新エネルギー補助金フェーズBなどに採択され、支援を受けてきた。
ホームページ: https://yanekara.jp/
《 本件に関するお問合せ先 》
株式会社Yanekara 広報担当
e-mail: info@yanekara.jp
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