Magicsの新バージョンで、進化したトレーサビリティ、コネクティビティ、オートメーションが可能に
MagicsのWorkflow Automationツール:CO-AM Software PlatformおよびMaterialise Machine Managerとの連携について発表
Magicsと CO-AM の連携は、パーツや造形に適用されたすべての操作(どのユーザーが実行したかを含む編集履歴)を記録するリビジョンツリーにより3Dプリント工程のトレーサビリティを可能にしました。データおよび造形準備ソフトウェアとMES(製造実行システム)間の接続は、パーツの状態を端から端まで追跡するために重要ですが、ソフトウェア間のサイロ化により、見落とされがちです。
「トレーサビリティは、あらゆる3Dプリント製造において重要です」と、Materialiseのプロダクトラインマネージャー、Egwin Bovynは述べています。「航空宇宙産業のような規制の厳しい業界からの条件向けだけでなく、品質向上という意味でも重要な役割を担っています。過去のビルドパラメータを追跡することで、どの方法が正しくて何が間違っているのかの知見を得ることが可能です。また、プロセスを改善する際に参照できる詳細なログを提供いたします。」
このアップデートでは、Materialise Machine Managerの連携を実現し、ユーザーとBuild Processorsとの接続を可能にします。また、プロジェクト情報や3Dプリントを成功させるために必要なパラメータを送信します。
「MagicsをMachine Managerに接続することで、AMマシンパークと接続されたビルドプロセッサーを管理する新しいクラウドベースのソリューションを提供します」とMaterialiseのプロダクトマネージャー、Brecht Pellensは説明します。「クラウドベースでの作業は本質的にコラボレーションに適しており、ユーザーは造形準備作業のすべてを1台のワークステーションに依存する必要がありません。同僚とのファイルやプロセスパラメータの共有もこれまで以上にスムーズになります。さらに、すべてのプロセスパラメータとビルドファイルはクラウドに保存され、どの段階におけるワークフローのトレーサビリティも継続して行います。」
Magicsのアップデートでもう一つ注目すべきは、 Workflow Automation 初の既製のスクリプトです。MagicsのツールであるWorkflow Automationは、Materialiseまたはユーザーによって開発された、すぐに利用可能なスクリプトとカスタムスクリプトを提供します。また、データや造形準備中に繰り返される作業を自動化することを可能にします。Protolabs社が使用するために作成された最初の既製スクリプト「スマートラベリング」は、数分でパーツに自動的にラベルを貼ることができます。他のWorkflow Automation スクリプトも、2023年後半に追加で提供される予定です。「20個のパーツにラベルを貼る作業は、新しい自動化されたワークフローでは1人5分ほどで完了します。以前は、2人で1時間半から2時間かかっていました。それは決して楽しい作業ではありませんでした。「今ではチームのストレスが減り、よりやりがいのある、モチベーションの高い仕事に時間を使うことができるようになりました。」とProtolabs社のカスタマー・プロジェクト&アディティブ・デザイン・マネージャーであるChristoph Erhardt氏は語っています。
【Materialise のソリューションについてはこちらから】
Magics:https://www.materialise.com/ja/industrial/software/magics-data-build-preparation
co-am:https://www.materialise.com/ja/industrial/software/co-am-software-platform
Materialise Machine Manager:
https://www.materialise.com/ja/industrial/software/build-processor/sdk-machine-manager
Workflow Automation:https://www.materialise.com/ja/industrial/software/workflow-automation
【本件に関する情報はこちらから】
https://www.materialise.com/ja/news/press-releases/magics-traceability-connectivity-automation
Materialiseについて
Materialiseは、30年にわたる3Dプリントの経験をさまざまなソフトウェアソリューションと3Dプリントサービスに反映させており、これらが一体となって3Dプリント業界の屋台骨となるバックボーンを形成しています。Materialiseのオープンで柔軟なソリューションにより、ヘルスケア、自動車、航空宇宙、アート、デザイン、コンシューマー製品など、さまざまな業界のプレイヤーが、世界をより良く、より健康的な場所にすることを目的とした革新的な3Dプリントアプリケーションを構築することができます。ベルギーに本社を置き、世界中に支社を持つMaterialiseは、業界最大のソフトウェア開発者グループと、世界最大級の3Dプリント施設を兼ね備えています。
Materialiseの詳細については、 https://www.materialise.com/jaをご覧ください。
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