【9/30(月)オンライン開催!】「誰も妊娠に気づかなかった~『にんしんSOS東京』から見えてきた孤立する妊婦をとりまく社会~」(認定NPO法人ピッコラーレ)
認定NPO法人ピッコラーレ(所在地:東京都豊島区、代表:中島かおり、以下ピッコラーレ)は、2023年11月21日に設立5周年を迎えました。節目となる5周年を機に、これまでの活動を現場の事業(相談支援事業・project HOME(居場所事業))を通して振り返り、「妊娠で孤立しない社会」の実現に向けて私たちに何ができるのかをともに考える記念イベントを9月と11月に開催します。
イベント前編はオンラインにて、「誰も妊娠に気づかなかった~『にんしんSOS東京』から見えてきた孤立する妊婦をとりまく社会~」を開催します。
《こんな方におすすめ》
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妊娠葛藤相談窓口に寄せられる妊娠にまつわる困りごとの声や、困りごとの背景にある社会課題について知りたい方
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子どもの虐待死で最も多いのは0ヶ月0日死。0か月0日の虐待死に繋がるほどの妊婦の孤立を生み出す社会の現状について知りたい方
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妊娠を「自己責任」にしてしまう社会のまなざしを変えたいと思っている方
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ピッコラーレの活動のあゆみに関心を持ってくださっている方
《オンラインイベント実施の背景》
ピッコラーレが運営する「にんしんSOS東京」は、にんしんにまつわる全ての困った、どうしように寄り添う相談窓口です。2015年に窓口を開設して以来、365日年中無休で運営を継続しており、10代〜20代の若者を中心に全国から12,000人を超える相談者と、60,000件を超えるやりとりを重ねてきました。(2024年3月末現在)
令和5年度版自殺対策白書で初めて「妊娠・産後の状況別の自殺詳細」が公表されました。2022年の妊娠中と産後1年以内の妊産婦の自殺は65件。20歳代の自殺者の約3%、30歳代の自殺者の約4%が妊産婦という結果でした。
「もう死ぬしかないと思っていたけど、どうせ死ぬなら相談してからでもいいか、と思った」
「にんしんSOS東京」にも、このような声が日々届いています。「どうせ死ぬなら相談してからでも」という言葉には、「私はここにいる、ここにいる私に気づいて欲しい」というメッセージが込められているのかもしれません。
理由は様々ですが、一人で妊娠の困りごとを抱えさせられている相談者はとても多く、妊娠は妊娠当事者の「自己責任」とされ、追い詰められている現状が相談窓口を通して見えています。
今回のイベントでは、ピッコラーレが運営する妊娠葛藤相談窓口「にんしんSOS東京」に寄せられる相談者の声を分析することによって見えてきた妊娠葛藤の現実や、妊婦を「死」に追いやるほどの孤立を生み出す社会の現状についてお伝えします。
また、立教大学コミュニティ福祉学部 福祉学科 湯澤直美教授をゲストにお迎えし、対談形式で妊娠当事者が孤立してしまう社会の風潮について言及いただきます。
妊娠を「自己責任」にしてしまう社会のまなざしが変われば、ピッコラーレのビジョンである「『にんしん』をきっかけに、誰もが孤立することなく、自由に幸せに生きることができる社会」の実現に近づくことができます。一人ひとりが自分に何ができるかを問いかけ考える機会になればと願っています。
《オンラインイベントの概要》
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日 時:9/30(月)20:00~21:00
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タイトル:誰も妊娠に気づかなかった~『にんしんSOS東京』から見えてきた孤立する妊婦をとりまく社会~
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会 場:オンライン(ZOOM)開催
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参加費:無料
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主 催:認定NPO法人ピッコラーレ
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登壇者:松下清美(ピッコラーレ相談支援員/社会福祉士)
湯澤直美(立教大学コミュニティ福祉学部 福祉学科教授)
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申 込:Peatixサイトよりお手続きください(https://peatix.com/event/4121064/view)
また、11月17日(日)開催ピッコラーレ5周年記念イベント後編では、若年妊婦のための居場所「ぴさら」や出張「ピコの保健室」など、project HOME(居場所事業)の事業で取り組んできたこれまでの活動を振り返り、目指す社会の実現に向けて、今後5年のビジョンを共有する体感/体験型のイベントを対面形式(会場協力:富士通株式会社)で開催します。
詳細は後日HPやSNS等で公開予定です。ぜひこの機会にお越しいただけますと幸いです。
《対面イベントの概要》
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日 時:11/17(日)13:00~16:00
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会 場:Fujitsu Uvance Kawasaki Tower 11F(神奈川県川崎市幸区大宮町1番地5 JR川崎タワー)
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参加費:無料
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主 催:認定NPO法人ピッコラーレ
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申 込:詳細は後日HP等をご確認ください
■ピッコラーレとは
認定NPO法人ピッコラーレは、「にんしん」をきっかけに、だれもが孤立することなく、自由に幸せに生きることができる社会の実現を目指して、4つの事業に取り組んでいます。妊娠葛藤相談支援事業(にんしんSOS東京/にんしんSOS埼玉/にんしんSOSちば)では、妊娠にまつわる全ての「困った・どうしよう」に寄り添うことをミッションに365日相談を受け付けています。また、相談支援員の育成を目的とした研修の開催や、現場から見える「妊娠葛藤」の課題を社会に広く伝えるための啓発活動として「妊娠葛藤白書」(2021年4月)「若年妊婦のための居場所ぴさら〜3年間のあゆみ」(2023年6月)を制作・発行しました。そして2020年度からは、居所のない妊婦のための居場所づくり「project HOME」のHOME第一号「ぴさら」(豊島区)の運営や、包括的性教育の実践として出張「ピコの保健室」などの活動を行っています。
<団体概要>
名称:認定NPO法人ピッコラーレ(旧 一般社団法人にんしんSOS東京)
設立:2018年11月
代表理事:中島かおり
理事: 石川治江・宗祥子・土屋麻由美・花屋雅貴
事業内容:妊娠葛藤相談、居場所づくり、研修・啓発、調査・政策提言
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