情報システムに関するウォン教授の論文がトップジャーナルに掲載

国際認証の継続的な取得による国際研究力の向上と教育の質保証

学校法人栗本学園

名商大ビジネススクールのルイ・ウォン教授が執筆した論文が国際的なトップジャーナル「International Journal of Information Management」に掲載されました。

ルイ・ウォン教授ルイ・ウォン教授

 

  • 国際的に活躍する研究者
IJIMは国際的な学術誌の発行元として知られるElsevier社(オランダ)が刊行し、「経営情報」分野における高度な分析と議論を提供することを目的とした学術誌として知られています。特に情報マネジメントに関する現代的な課題について、理論と実践の発展に寄与する質の高い論文に焦点を当てることが同誌の特徴であり「Information Science & Library Science」分野で第1位*(対象86誌)、ABDCジャーナルランクにおいて「A*」、およびSJRで「Q1」に選定されるトップジャーナルとなります。

今回、ウォン教授が発表した論文では「業務を十分に支援しない情報システムと従業員の行動」が扱われました。従来の研究では、情報システムの不完全性と従業員の回避行動との関係が十分に理解されておらず、今回の研究では、企業方針、回避行動、そして情報システムを関連付けた理論モデルが、全社共通の基幹システムを導入している企業の従業員のデータで検証され、将来的な実務と研究への提案がなされています。

発表論文
Louie H.M. Wong, Luminita Hurbean, Robert M. Davison, Carol X.J. Ou, Mihaela Muntean,
“Working around inadequate information systems in the workplace: An empirical study in Romania”, International Journal of Information Management, Volume 64, June 2022, 102471
*JCR(Journal Citation Report)2021 Impact Factor 14.098
 
  • マネジメント教育に関する国際認証の取得
名古屋商科大学経営大学は、マネジメント教育に関する世界三大国際認証(AACSB、EQUIS、AMBA)を取得した国内初かつ唯一の「トリプルクラウン」校として、教育研究の国際化を推進しています。世界でもわずか約100校(全体の1%未満)というトリプルクラウン校の国際ネットワークを活用して、海外から優れた研究者や学生を招聘しています。


国内における国際認証取得状況

AMBA, EQUIS, AACSB 取得校 名古屋商科大学
AMBA, AACSB 取得校 立命館アジア太平洋大学
EQUIS, AACSB 取得校 早稲田大学
AACSB 取得校 一橋大学、国際大学、慶應義塾大学
 

 

  • 国内における研究活動

名古屋商科大学では「科学研究費助成事業」の過去5年間の新規採択件数において日本学術振興会(JSPS)が公表する平均採択率(25%-28%)を上回り、2022年度は新規採択率において53%を達成しました。これは国内大学のトップレベルの水準となります。



新規採択率の推移

  2022 2021 2020 2019 2018
本学採択率 53% 30% 54% 30% 33%
平均採択率*1 未公表 28% 27% 28% 25%

*1 日本学術振興会公表資料より

 

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会社概要

学校法人栗本学園

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URL
https://www.nucba.ac.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
愛知県日進市米野木町三ヶ峯4-4
電話番号
0561-73-2111
代表者名
栗本博行
上場
-
資本金
-
設立
1935年03月