情報システムに関するウォン教授の論文がトップジャーナルに掲載
国際認証の継続的な取得による国際研究力の向上と教育の質保証
名商大ビジネススクールのルイ・ウォン教授が執筆した論文が国際的なトップジャーナル「International Journal of Information Management」に掲載されました。
- 国際的に活躍する研究者
今回、ウォン教授が発表した論文では「業務を十分に支援しない情報システムと従業員の行動」が扱われました。従来の研究では、情報システムの不完全性と従業員の回避行動との関係が十分に理解されておらず、今回の研究では、企業方針、回避行動、そして情報システムを関連付けた理論モデルが、全社共通の基幹システムを導入している企業の従業員のデータで検証され、将来的な実務と研究への提案がなされています。
発表論文
Louie H.M. Wong, Luminita Hurbean, Robert M. Davison, Carol X.J. Ou, Mihaela Muntean,
“Working around inadequate information systems in the workplace: An empirical study in Romania”, International Journal of Information Management, Volume 64, June 2022, 102471
*JCR(Journal Citation Report)2021 Impact Factor 14.098
- マネジメント教育に関する国際認証の取得
国内における国際認証取得状況
AMBA, EQUIS, AACSB 取得校 | 名古屋商科大学 |
AMBA, AACSB 取得校 | 立命館アジア太平洋大学 |
EQUIS, AACSB 取得校 | 早稲田大学 |
AACSB 取得校 | 一橋大学、国際大学、慶應義塾大学 |
- 国内における研究活動
名古屋商科大学では「科学研究費助成事業」の過去5年間の新規採択件数において日本学術振興会(JSPS)が公表する平均採択率(25%-28%)を上回り、2022年度は新規採択率において53%を達成しました。これは国内大学のトップレベルの水準となります。
新規採択率の推移
2022 | 2021 | 2020 | 2019 | 2018 | |
本学採択率 | 53% | 30% | 54% | 30% | 33% |
平均採択率*1 | 未公表 | 28% | 27% | 28% | 25% |
*1 日本学術振興会公表資料より
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